技能の日 (記念日 11月10日)
- 制定年
- 1971年(昭和46年)
- 制定者
- 労働省(現・厚生労働省)
- 由来となった大会
- 第19回国際職業訓練競技大会(技能五輪国際大会)
- 1970年大会の開催地
- 東京・国立代々木競技場
- 1970年大会の参加規模
- 16カ国・地域、30職種
- 関連月間
- 11月「人材開発促進月間」
アジアで初めて技能五輪国際大会が開かれたのは、1970年11月のことです。会場は東京・国立代々木競技場。ヨーロッパ以外の国での開催はこれが初めてで、日本は世界の若き職人たちを迎える舞台として歴史に名を刻みました。
正式名称は「第19回国際職業訓練競技大会」。16の国と地域から選手が参加し、溶接や旋盤加工、電気工事、洋裁、建築大工など30職種にわたって技を競い合いました。技能五輪国際大会は、22歳以下(当時)の若者が出場資格をもつ大会で、技能のオリンピックとも呼ばれます。国際的な舞台で自国の技術水準を示すとともに、若い技能者の育成と職業訓練の振興を目的としており、大会を通じて各国の職人文化や技術教育のあり方が互いに刺激し合う場にもなっています。
この大会の開会式が行われた11月10日を記念して、翌1971年(昭和46年)に労働省(現・厚生労働省)が「技能の日」を制定しました。ものづくりを支える技能の価値を社会に広く認識してもらうための記念日です。あわせて11月は「人材開発促進月間」と位置づけられ、技能や職業能力の振興に関する取り組みが全国で展開されます。
技能の日にあわせて毎年注目されるのが、「現代の名工」の表彰です。卓越した技能をもつ職人を厚生労働大臣が表彰するもので、伝統工芸から最新の製造技術まで幅広い職種の達人が選ばれます。機械化・自動化が進む現代においても、人の手と感覚に裏打ちされた技能の重みは変わりません。技能の日は、その価値を改めて見つめ直す機会となっています。
日本はその後も技能五輪国際大会に継続的に参加し、上位成績を重ねてきました。2028年には再び日本での開催が決定しており、1970年の東京大会から半世紀以上を経て、技能立国・日本の姿を世界に示す機会が訪れます。
11月10日の他の記念日
11月10日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)