無電柱化の日 (記念日 11月10日)

無電柱化の日
記念日の日付
11月10日
制定者
無電柱化民間プロジェクト
由来(語呂)
「1110」の1を電柱、0をゼロ本に見立てた
関連法律
無電柱化の推進に関する法律(2016年成立)
全国の電柱本数
約3,592万本(2018年度末時点)
年間純増数
約7万本(地中化後の差し引き)

日本全国には約3,592万本の電柱が立っています。世界の主要都市と比べると、ロンドンやパリでは市街地の無電柱化率がほぼ100%に達しているのに対し、日本の都市部では依然として電柱が景観を占拠しています。そうした現状を変えようと動き出した民間の取り組みが、「無電柱化の日」の出発点です。

11月10日が記念日に選ばれたのは、日付「1110」を読み替えた語呂合わせによるものです。「1」を電柱の形に見立て、それが「0(ゼロ)」になることを願って制定されました。この記念日を設けたのは「無電柱化民間プロジェクト」で、景観の改善や防災機能の向上を広く知らせることを目的としており、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。

電柱は強風や地震で倒壊しやすく、過去の大規模災害でも道路を塞いで救急・消防車両の通行を妨げた事例が繰り返し報告されています。電線を地中に埋めれば倒壊リスクは大幅に下がります。法整備の面では2016年12月に「無電柱化の推進に関する法律」が成立し、2018年4月には国の推進計画も策定されました。しかし現実には全国の電柱は年間約7万本ペースで純増が続いており、2018年度末時点の総数は約3,592万本に上ります。地中化のコストが高く工期も長いことが、普及を阻む主な要因です。

電柱が消えた街は歩道が広がり、空が開け、景観が一変します。

観光地や歴史的な町並みを持つ地区を中心に整備が進んでいますが、明治時代から100年以上にわたって日本の風景に根付いてきた電柱がゼロへ向かうまでの道のりはまだ長く、この記念日は毎年その現状と課題を社会に問い直す機会となっています。

11月10日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日
月齢 0.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)