かりんとうの日 (記念日 11月10日)

かりんとうの日
制定者
全国油菓工業協同組合
日付の由来
棒状→「11」、糖→「10(とう)」の語呂合わせ
現在の形の起源
明治8年(1875年)浅草仲見世・飯田屋
江戸時代の人気
天保年間に売り子が一時200人出たとされる
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会

江戸時代の天保年間、江戸・深川の菓子屋「山口屋吉兵衛」が「花りんとう」の名で売り出すと、一時は200人もの売り子が街に出たといいます。今でこそ駄菓子の定番として親しまれるかりんとうですが、その歴史は奈良時代にまで遡るという説もある、意外に長い来歴を持つお菓子です。

起源については諸説あり、遣唐使が持ち帰った油揚げ菓子「索餅(さくべい)」を原型とする説が有力です。当時の日本には砂糖を精製する技術がなく、甘みをつけた揚げ菓子は貴族や上流階級だけが口にできる高級品でした。庶民の食べ物になったのはずっと後のことで、明治8年(1875年)に浅草仲見世の飯田屋が地粉を棒状に揚げて黒糖をからめたものを売り出したことが現在のかりんとうの直接の原型とされています。白砂糖が高級品だったため黒糖が使われ、それが庶民の口に合い下町一帯に広まりました。

名前の由来もはっきりしません。形が果物の「花梨(かりん)」に似ているから、噛んだときに「かりん!」と音がするから、など複数の説が並立しており、どれが正しいとは定まっていません。

11月10日の「かりんとうの日」は、全国の油菓メーカーで構成される全国油菓工業協同組合が制定しました。棒状の形を「11」、砂糖の「糖」を「10(とう)」と読む語呂合わせで日付が決まっています。日本記念日協会に認定・登録されており、全年代へのかりんとうの普及と消費拡大を目的としています。

現在は黒糖・白砂糖・塩・抹茶・ごまなどバリエーションが豊富で、地域ごとの特産品としても展開されています。北海道では昆布味、沖縄では島黒糖を使ったものなど、各地の素材を活かした製品が生まれており、奈良時代から続くとも言われる揚げ菓子の系譜は今も更新中です。

11月10日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日
月齢 0.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)