きりたんぽの日 (記念日 11月11日)

きりたんぽの日
記念日
11月11日
制定団体
かづのきりたんぽ倶楽部(秋田県鹿角市)
日付の由来
囲炉裏に立てたきりたんぽが「1111」に見えることから
発祥地
秋田県鹿角郡花輪町(現・鹿角市)
発祥の時代
マタギ・山子の携帯食が起源、醤油鍋は明治初期
認定
一般社団法人 日本記念日協会

11月11日を「きりたんぽの日」に選んだ理由が、なんとも秋田らしくて面白いです。囲炉裏に何本も立てて焼かれるきりたんぽの姿が「1111」に見える——その語呂合わせから、秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定しました。日本記念日協会にも認定・登録されています。

きりたんぽの発祥地として知られるのが、この鹿角市(旧・鹿角郡花輪町)です。ルーツをたどると、山で木を伐り出す山子やマタギたちの携帯食にたどり着きます。残ったご飯を潰して杉の棒に巻きつけ、囲炉裏で焼いたのが始まりとされています。山で獲ったヤマドリや山菜、キノコと一緒に煮込む食べ方もこの頃に生まれたようです。

現在のような醤油ベースのきりたんぽ鍋が登場するのは明治初期です。鹿角に醤油が普及し始めたタイミングで、地元の料理人が醤油出汁の鍋として仕立てたのが起源と伝えられています。昭和9年には秋田の料亭の主人が全国ラジオ放送で「きりたんぽ発祥の地は鹿角郡花輪町」と紹介し、全国にその名が広まっていきました。その主人はかつて花輪の「一二三軒」で作り方を伝授されたとも伝えられており、鹿角から技術と文化が外へ広がっていった経緯がうかがえます。昭和10年1月には地元紙「鹿角時報」もこの出来事を報じ、発祥地としての記録が地域に残っています。

鍋に使うのは比内地鶏のだしが定番です。ゴボウ、マイタケ、長ネギなどを加え、醤油仕立てのスープで煮込みます。きりたんぽは煮崩れしやすいため、最後に加えるのがポイント。秋から冬にかけての鍋シーズンの料理として地元では今も家庭に根づいており、かづのきりたんぽ倶楽部はこの郷土食を軸に町を元気にしたいという思いで記念日を制定しました。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)