公共建築の日 (記念日 11月11日)

公共建築の日
記念日制定年
2003年(平成15年)
日付の由来
4本の柱を象徴する「1111」+国会議事堂完成の昭和11年11月
国会議事堂竣工日
1936年(昭和11年)11月7日
国会議事堂建設期間
1920年着工〜1936年竣工(約16年)
制定機関
国土交通省官庁営繕部・公共建築協会
関連イベント
11月を「公共建築月間」として全国で見学会・展示会を実施

1936年(昭和11年)11月7日、完成まで実に17年の歳月を要した国会議事堂の竣工式が執り行われました。設計から建設まで純国産にこだわり、延べ25万4千人が工事に携わったとされるこの建物は、日本の公共建築の象徴です。その完成から67年後の2003年(平成15年)、国土交通省官庁営繕部と公共建築協会が「公共建築の日」を創設しました。日付の11月11日は、建築の基本的構造を支える4本の柱を「1」が4つ並ぶ形で表しつつ、国会議事堂が完成した昭和11年(1936年)の11月という二重の意味を持ちます。

公共建築とは、庁舎や学校、病院、図書館、裁判所など、国や地方公共団体が整備・管理する建物の総称です。人々の生活に深く関わりながらも、その存在を意識する機会は多くありません。学校の校舎で学び、市役所の窓口で手続きをし、公民館で地域の催しに参加する——こうした日常の場面を支えているのが公共建築です。「公共建築の日」は建物の意義と役割を広く知ってもらうために設けられ、11月全体を「公共建築月間」と位置づけ、見学会や展示会が全国各地で実施されています。

国会議事堂の建設は1920年(大正9年)に始まり、完成は当初の予定を大幅に超えました。外装には岡山産の花崗岩、内装には全国から集めた大理石が使われ、塔の高さは65.45メートル。設計は大蔵省営繕管財局(当時)が担い、外国人技師に頼らず日本人の手だけで完成させた点に強い自負がありました。その姿勢が後の官庁営繕の精神に受け継がれています。官庁営繕部は戦後も各地の庁舎や宿舎など多くの公共建築を手がけてきました。近年は建物の長寿命化や省エネ性能の向上、バリアフリー対応が重要課題となっています。1棟の公共建築には多額の税金が投入されるため、計画段階から維持管理まで長期的な視点が求められます。公共建築の日は、単なる記念日にとどまらず、建物を通じて公共サービスのあり方を問い直す機会でもあります。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)