たくあんの日 (記念日 11月11日)

たくあんの日
制定団体
全日本漬物協同組合連合会
記念日の日付
11月11日
名前の由来人物
沢庵宗彭(1573〜1645)禅僧
主な原料
大根・米ぬか・塩・唐辛子
認定機関
日本記念日協会

沢庵和尚が漬けたから「たくあん」——。この説は有名ですが、実はその由来には複数の逸話があります。江戸時代の禅僧・沢庵宗彭(1573〜1645)は、紫衣事件によって幕府と対立し、出羽国(現・山形県)へ流罪となりました。その地で地元の人々から贈られた大量の大根を「たくわえ漬け」にしたのが始まりとも伝えられています。またもう一つの逸話として、三代将軍・徳川家光が品川の東海寺を訪問した折、和尚が振る舞った大根漬けをたいそう気に入り「沢庵漬け」と命名したとも語り継がれています。二つの説は内容も時代背景も異なりますが、いずれも名僧・沢庵の存在がこの漬物に深く結びついていることを示しており、正確な起源は今なお定かではないながらも、日本の食卓にたくあんが根ざしてきた歴史の重さを感じさせます。

製法の基本は、収穫した大根を天日で数週間干して水分を抜き、ぬか・塩・唐辛子などとともに重石をかけて漬け込むというものです。干すことで大根の甘みと旨みが凝縮され、乳酸発酵による独特の風味が生まれます。黄色い色合いはターメリック(うこん)や柿の皮を加えることで出す場合もありますが、昔ながらの製法では米ぬかと塩だけで自然に黄金色に仕上がります。

たくあんの日は11月11日です。「11 11」という数字の並びが大根を縦に並べて干す風景に見えること、「1(わん)=あん」が並ぶ語感が「たくあん」に重なることから、全日本漬物協同組合連合会が制定し、日本記念日協会に登録されました。

現代の食卓では、白いご飯のお供としてはもちろん、炒め物や細かく刻んでチャーハンや巻き寿司(新香巻き)に入れるなど幅広く活用されています。パリパリとした食感と塩加減がクセになる味わいは、子どもから高齢者まで世代を超えて親しまれており、日本の漬物文化を代表する存在であり続けています。全日本漬物協同組合連合会はこの記念日を通じ、たくあんをはじめとする漬物全体の需要拡大を目指しています。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)