いい獣医の日 (記念日 11月11日)

いい獣医の日
制定者
南大阪動物医療センター(大阪市平野区)
開業年
1980年(昭和55年)
日付の由来
「11・11」→「いい獣医」の語呂合わせ
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
国内獣医師数
約4万人超(農林水産省届出統計)
小動物診療獣医師
約16,500人(大都市圏に集中)

犬や猫の病気を治すだけが獣医師の仕事ではない。食品の安全検査、感染症の水際防止、家畜の疾病管理——私たちの食卓と公衆衛生を支える専門職でもあります。その存在を広く知ってもらおうと、大阪府大阪市平野区の「南大阪動物医療センター」が11月11日を「いい獣医の日」として制定した。「11・11」を「いい(11)じゅうい(11)」と読む語呂合わせによる日付で、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。

農林水産省の届出統計によると、日本の獣医師免許保有者は約4万人超。そのうち犬や猫などを診る小動物診療分野が最も多く、大都市圏への集中が著しい。一方で地方では小動物診療を受けられる施設が少なく、ペットを連れて遠距離を移動せざるを得ないオーナーも少なくない。

獣医師の職域は動物病院にとどまりません。公務員として家畜伝染病の防疫や動物検疫にあたる獣医師は約5,500人、食肉処理施設や食品工場での衛生監視を担う獣医師も多い。口蹄疫や鳥インフルエンザのような大規模感染症が発生した際に最前線で動くのも彼らです。人と動物の共通感染症(ズーノーシス)の監視という点では、獣医師は人間医療とも深く連携しています。

南大阪動物医療センターがこの記念日を制定した背景には、獣医師という職業そのものの認知度を高めたいという思いがあります。小動物診療の現場では、診断・手術・麻酔・放射線・歯科・眼科まで一人の獣医師がカバーするケースも多く、高度な技術と継続的な学習が求められます。後進の育成と技術水準の向上なくして獣医療の発展はない、という問題意識がこの記念日の根本にあります。

11月11日は、身近な動物病院だけでなく、食の安全や感染症防御を支える獣医師たちの多様な役割を思い起こす日にしたいものです。

11月11日の他の記念日

11月11日のカレンダー情報

六曜 赤口
月齢 1.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)