皮膚の日 (記念日 11月12日)

皮膚の日
制定年
1989年(平成元年)
制定者
日本臨床皮膚科医会(日臨皮)
記念日認定
2017年(平成29年)、日本記念日協会
日臨皮設立
1984年(昭和59年)
日臨皮会員数
全国約4,600人
日付の由来
「いい(11)ひ(1)ふ(2)」の語呂合わせ

人間の体の中で唯一、外から目で見ることができる臓器が皮膚です。面積は成人で約1.6〜1.8平方メートル、重さは体重の約16%を占め、体内の水分蒸発を防ぎ、外部の刺激や細菌から体を守るバリア機能を担っています。11月12日の「皮膚の日」は、この重要な臓器について広く知ってもらうために制定された記念日です。

日付の由来は「いい(11)ひ(1)ふ(2)」と読む語呂合わせ。「いい皮膚」の日というわけです。制定したのは、皮膚科を専門とする臨床医の集まりである日本臨床皮膚科医会(日臨皮)で、1989年(平成元年)のことです。日臨皮は生涯学習と医療技術の適正評価を目的として1984年(昭和59年)に設立され、現在は全国に約4,600人の会員を擁する組織に成長しています。設立から40年以上にわたり、皮膚科専門医の資質向上と国民への啓発活動を継続してきた団体であり、毎年この記念日を軸に全国各地でシンポジウムや無料相談会を開催しています。記念日自体は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されました。

記念日の目的は、皮膚の健康と皮膚疾患に関する正しい知識の普及と、皮膚科専門医療への理解を深めることです。日本には数多くの皮膚疾患がありますが、アトピー性皮膚炎・白癬(水虫)・尋常性ざ瘡(ニキビ)・乾癬など、見た目に現れる症状ゆえに受診をためらう患者も少なくありません。記念日を通じて、専門医への相談を促す啓発活動が各地で行われています。

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の三層構造から成り立っています。最も外側の表皮は厚さわずか0.2ミリほどですが、外敵の侵入を防ぐ最前線として機能しています。紫外線・乾燥・摩擦などの日常的なダメージが積み重なると、バリア機能が低下し、かゆみや炎症を引き起こしやすくなります。スキンケアが単なる美容行為ではなく、疾患予防の観点からも重要とされる理由がここにあります。

皮膚の不調は生活の質に直結します。気になる症状があれば、早めに皮膚科専門医に相談することが大切です。

11月12日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 寅の日、不成就日
月齢 2.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)