世界糖尿病デー (記念日 11月14日)
- 制定年
- 1991年(IDF・WHO)、2006年国連認定
- 日付の由来
- インスリン発見者バンティング医師の誕生日
- 世界患者数
- 約5億9,000万人(成人の9人に1人)
- 日本の患者数
- 治療中の患者約552万人(2023年)
- シンボル
- ブルーサークル(2007年〜)
- 参加規模
- 世界160か国以上・10億人超が参加
世界に約5億9,000万人——成人のおよそ9人に1人が糖尿病を抱えているという現実が、2025年の国際糖尿病連合(IDF)の報告で明らかになっています。毎年11月14日は「世界糖尿病デー(World Diabetes Day:WDD)」。糖尿病の脅威を世界中に知らしめ、予防と治療の重要性を訴えるための国際デーです。
この日付には深い意味があります。1921年、カナダの医師フレデリック・バンティング(1891〜1941年)がインスリンを発見し、当時「死の病」とも呼ばれた糖尿病の治療を一変させました。11月14日はそのバンティング医師の誕生日です。
世界糖尿病デーはもともと1991年(平成3年)にIDFとWHO(世界保健機関)が共同で制定しました。その後、糖尿病の深刻な広がりを受け、2006年12月20日の国連総会で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、正式に国連の記念日として認定されました。国際デーとして国連のお墨付きを得たことで活動の輪は一気に広がり、現在は世界160か国以上・10億人超が参加する世界最大規模の疾患啓発デーのひとつとなっています。さらに「6秒に1人の命を奪う」とも言われる糖尿病の深刻さを広く社会に訴え、各国政府や医療機関が連携して予防・早期発見・治療継続に取り組む機運を高める場としても重要な役割を果たしています。
この日のシンボルは「ブルーサークル」。国連や空を象徴するブルーと、団結を表す輪を組み合わせたマークで、Unite for Diabetes というメッセージを掲げています。毎年11月14日前後には、東京タワーや各地のランドマークがブルーにライトアップされ、糖尿病への関心を高めるイベントが全国各地で開催されます。
日本でも糖尿病は決して他人事ではありません。2023年の厚生労働省調査によると、国内で糖尿病の治療を受けている患者は約552万人にのぼります。予備群を含めると、その数はさらに大きくなります。世界糖尿病デーは、数字の向こう側にある一人ひとりの生活を見つめ直し、食事・運動・定期検診といった日々の習慣を見直すきっかけを与えてくれる日です。
11月14日の他の記念日
11月14日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)