盛人の日 (記念日 11月14日)
- 制定年
- 2001年(平成13年)
- 制定者
- 日本ベテランズ倶楽部(NPO法人)
- 日付の由来
- 「いい(11)とし(14)」の語呂合わせ
- 「盛人」の基準年齢
- 55歳(第二の人生の出発点)
- コンセプトの柱
- 知識・技術・経験・感性の4つの能力
「盛人(せいじん)」という言葉をご存知でしょうか。定年や老後というイメージとは一線を画し、55歳を「第二の人生の出発点」と位置づけた考え方です。その象徴として制定されたのが、11月14日の「盛人の日」です。
この記念日は2001年(平成13年)、東京・銀座に本部を置く特定非営利活動法人・日本ベテランズ倶楽部が制定しました。日付は「いい(11)とし(14)」という語呂合わせに由来します。「良い年齢」を前向きに祝おうという発想が、記念日の名前にそのまま込められています。
「盛人」という語は、単なる高齢者の言い換えではありません。長年の仕事や生活を通じて磨かれた知識・技術・経験・感性という4つの能力を、人生の最後まで活かして楽しむ存在——そういった意味を込めた造語です。「まだ現役」という消極的な表現ではなく、熟練者・達人として社会の中に立つという積極的な自己定義がこの言葉には込められています。55歳という年齢を折り返しではなく出発と捉え直すこのスタンスは、当時としてはかなり先駆的な視点でした。
日本ベテランズ倶楽部は、このコンセプトを旗印に、シニア世代の就労支援、職業技術指導、住まいに関する研究・セミナー、啓発・広報活動など幅広い事業を展開してきたNPO法人です。本部は東京都中央区銀座に置かれ、静岡県掛川市にも事務所があります。「人生の熟練者が、その力を社会に還元し続けられる環境をつくる」という理念のもと、就労・居住・生きがいの3つの軸で活動を続けています。
日本では65歳以上の人口が総人口の約30パーセントに達しており、世界有数の高齢化社会となっています。こうした社会構造の中で、「定年後は休む」という従来の発想から「経験を活かして生きる」という発想への転換は、ますます切実な意味を持ちます。11月14日は、自分が積み上げてきた力を改めて棚卸しし、後半の人生をどう使うかを考える一日として位置づけられています。
11月14日の他の記念日
11月14日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)