ウーマンリブの日 (記念日 11月14日)

ウーマンリブの日
大会開催日
1970年11月14日
開催場所
東京・渋谷
参加人数
約300人
運動の発祥地
1960年代後半のアメリカ
中心的人物
田中美津(ぐるーぷ・闘う女)
拠点施設
リブ新宿センター(1972〜1977年)

1970年11月14日、東京・渋谷で約300人の女性たちが集まり、日本初のウーマンリブ大会が開かれました。「ウーマンリブの日」はこの出来事に由来します。当時の日本社会で「女性は結婚・出産・家事が当たり前」とされていた空気のなかで、女性たちが声を上げて集会を開いたことは、大きな社会的衝撃をもたらしました。

ウーマン・リブとは「Women’s Liberation Movement(女性解放運動)」を略したものです。1960年代後半のアメリカで生まれ、公民権運動やベトナム反戦運動と同時代に台頭しました。それまでの参政権獲得を目指す女性運動とは異なり、家庭内の役割分担や性別による価値観そのものを問い直す点に特徴がありました。日本では1970年10月21日の国際反戦デーに、田中美津らを中心とした「ぐるーぷ・闘う女」が銀座で女性だけによるデモを行い、翌日の新聞に大きく取り上げられたことで社会的な注目を集めました。

田中美津はこの運動の中心的存在で、「便所からの解放」というビラを配り、女性が性的な役割に閉じ込められている現実を鋭く訴えました。翌1972年には東京・代々木に「リブ新宿センター」が開設され、中絶・避妊・法律に関する相談窓口として機能するとともに、各種講座や抗議運動の拠点となりました。同センターは1977年まで活動を続けています。

運動は多様なグループで構成されており、中絶禁止法への反対とピル解禁を求めて派手なデモを繰り広げた「中ピ連(中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合)」なども、この時代を象徴する団体として知られています。マスコミへの露出度が高かった中ピ連のイメージが強く残った一方で、田中らのグループはより根本的な意識変革を問い続けていました。

11月14日の大会から半世紀以上が経ち、雇用機会均等法(1986年施行)や育児・介護休業法、男女共同参画社会基本法(1999年施行)など、女性の権利に関わる法整備が進んできました。ウーマンリブの日は、そうした変化の起点となった問いかけを振り返る日でもあります。

11月14日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日
月齢 4.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)