大分県民の日 (記念日 11月14日)

大分県民の日
統合された県の数
8県(日田・杵築・日出・府内・岡・森・臼杵・佐伯)
統合年
1871年(明治4年)
制定団体
大分県あすをつくる県民運動推進協議会
現在の団体状況
すでに解散
条例による制定
なし(非公式)
温泉湧出量
全国1位

1871年(明治4年)11月14日、廃藩置県の一環として、日田県・杵築県・日出県・府内県・岡県・森県・臼杵県・佐伯県の8つの県が統合され、「大分県」という名称が初めて誕生しました。廃藩置県は同年7月に全国一斉に断行されましたが、県の統廃合はその後も段階的に進められ、大分の地では11月にようやく現在の「大分県」の原型が整いました。統合前の8県はそれぞれ江戸時代の藩に対応しており、日田は天領(幕府直轄地)として九州の物流拠点を担い、府内(現・大分市)は大分藩の城下町、臼杵は稲葉氏の居城として知られ、杵築・日出・佐伯・森(現・玖珠郡)もそれぞれ異なる藩主のもとで独自の文化や経済圏を形成していました。これらが一つの「大分県」に統合されたことは、多様な地域文化を抱えた新たな行政単位の誕生を意味していました。

現在の大分県は九州東部に位置し、人口は約110万人。別府温泉・由布院温泉をはじめとする温泉地が集積し、温泉の湧出量・湧出地数はともに全国1位を誇ります。県内には国東半島の仏教文化や、豊後水道に面した新鮮な海産物など、統合前の各地域の個性が現在も色濃く残っています。

この歴史的な日付を記念日として定めたのは、「大分県あすをつくる県民運動推進協議会」です。同協議会の総会での決議によって「県民の日」が制定されましたが、現在この協議会はすでに解散しています。制定の経緯がやや特殊であることもあり、大分県の条例によって正式に定められた公式記念日というわけではありません。

そのため、他の都道府県の「県民の日」とは異なり、公立学校が休校になることも、県主催の大規模イベントが開催されることもなく、11月14日は通常の平日として過ぎていきます。制定母体の解散と、条例に基づかない非公式な位置づけという2つの事情が重なり、県民全体への浸透はなかなか進んでいないのが実情です。

11月14日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 大明日
月齢 4.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)