タルタルソースの日 (記念日 11月14日)
- 制定
- キユーピー株式会社
- 認定年
- 2022年(令和4年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 週間カレンダーで「かきフライの日」(11月21日)の真上にあたる日
- 日本市販開始
- 1966年(昭和41年)
- 農林規格上の分類
- 半固体状ドレッシング
タルタルソースは、フランスで生まれたとされる白い濃厚なソースです。もともとはタルタルステーキの付け合わせとして作られたという説があり、マヨネーズをベースに玉ねぎやキュウリのピクルス、ケッパー、パセリなどをみじん切りにして混ぜ込んだのが原形です。イギリスのレシピではケッパー・ピクルス用キュウリ・レモン果汁・タラゴンを加えるなど、国や地域によってアレンジが異なります。酸味や辛味のある材料を加えることで、脂分の多いマヨネーズベースながら揚げ物の味覚と食感を軽快にするため、かきフライやエビフライとの組み合わせが定番となっています。さらにオリーブのみじん切りやホースラディッシュ、ディジョンマスタードを加えるレシピもあり、シンプルに見えて奥深いソースです。
日本に市販品が初めて登場したのは1966年(昭和41年)のこと。洋食が家庭に普及するにつれて広く親しまれるようになりました。日本独自のアレンジとして、ゆで卵の粗みじん切りを加えるのが一般的で、ピクルスの代わりにらっきょうの甘酢漬けや柴漬けなど和の漬物を使うレシピも存在します。フランス発祥のソースが日本の食文化に合わせてアレンジされた、興味深い食の変遷といえるでしょう。また、マヨネーズを主原料としているにもかかわらず、日本農林規格上はマヨネーズではなく「半固体状ドレッシング」に区分されます。マヨネーズには卵黄・植物油・酢の配合比率など厳格な基準があり、タルタルソースはその定義に当てはまらないためです。家庭ではマヨネーズの親戚のように扱われていますが、分類上は別物というのも、なかなかユニークなトリビアです。
「タルタルソースの日」は、マヨネーズをはじめとする数多くの食品を製造・販売するキユーピー株式会社が制定した記念日です。日付の決め方が秀逸で、週間カレンダーで「かきフライの日」である11月21日の真上に位置する11月14日に設定されました。かきフライとタルタルソースの切っても切れない関係を、カレンダーの配置で表現したわけです。この記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
野菜・魚・肉・パンなど幅広い食材に合う万能ソースでありながら、家庭料理ではマヨネーズやソースと比べて使われる頻度が低いタルタルソース。記念日をきっかけに、その魅力や美味しさをより多くの人に知ってもらうことが制定の目的です。関連する記念日として、3月1日の「マヨネーズの日」「マヨサラダの日」、そして11月21日の「かきフライの日」もあわせて覚えておくと、食卓の会話がひとつ豊かになるかもしれません。
11月14日の他の記念日
11月14日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)