イベリコ豚の日 (記念日 11月15日)
- 制定年
- 2020年(令和2年)
- 制定者
- TAISHI CO.(タイシコーポレーション)株式会社
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 最高ランク
- ベジョータ(Bellota)
- 原産地
- スペインを含むイベリア半島
- 生ハムのイベリコ基準
- イベリコ血統75%以上
イベリコ豚は「どんぐりを食べた豚」として知られていますが、実はどんぐりを食べるかどうかはランクの一つにすぎず、その本質は「血統」にあります。イベリア半島原産の在来種であるイベリコ豚は、血統・餌・飼育環境の三要素によって厳密にランク分けされており、市場に流通しているものの多くは純血ではなく混血です。生ハムでは75%以上、生肉では50%以上のイベリコ血統があれば「イベリコ」を名乗ることが許されています。
最高ランクは「ベジョータ(Bellota)」。スペイン語で「どんぐり」を意味するこの呼称は、放牧地(デエサ)でどんぐりを食べて育ったイベリコ血統100%の豚にのみ与えられます。一方、どんぐりではなく通常の飼料で育てられたものは「セボ(Cebo)」と呼ばれ、こちらは「飼料」を意味するスペイン語です。牛肉の霜降り等級のように、イベリコ豚にも明確な品質基準が存在するのです。
つまり、スーパーで見かける「イベリコ豚」が必ずしも最高級とは限りません。ランクを知ってから選ぶと、選び方が変わってきます。
11月15日は「イベリコ豚の日」です。「いい(11)イ(1)ベリコ(5)豚」という語呂合わせが由来で、大阪府大阪市西成区に本社を置くTAISHI CO.(タイシコーポレーション)株式会社が制定しました。同社はイベリコ豚を中心とした貿易事業や飲食事業を展開しており、まだ広く知られていないイベリコ豚のランクの違いを多くの人に伝えることを目的としています。この記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。
スペイン語の正式名称「Cerdo Ibérico」は「イベリア豚」を意味し、地中海地方に起源を持つ品種です。何世代にもわたって受け継がれてきた伝統的な飼育方法や、厳しく管理された血統基準は、スペインの食文化が育んだ財産といえます。生ハム「ハモン・イベリコ」の最高峰として知られるベジョータ級は、日本でも高級食材として定着していますが、その背景にある細かなランク基準を意識している人はまだ少ないかもしれません。
参考リンク
11月15日の他の記念日
11月15日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)