源流の日 (記念日 11月16日)

源流の日
制定
奈良県吉野郡川上村
村の森林率
総面積の約95%
水源地の森
三之公地区・約740ヘクタール
由来の大会
第34回全国豊かな海づくり大会〜やまと〜(2014年)
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会

奈良県吉野郡川上村は、総面積269平方キロメートルのうち約95%を森林が占める山深い村です。吉野川(紀の川)の源流に位置し、大阪・奈良・和歌山の広域にわたって飲料水や農業用水を供給する「水源地の村」として、古くから森と水の管理を担ってきました。

村内の三之公地区には、500年以上にわたってほぼ手つかずの状態で保たれた原生林があります。川上村は1999年から2002年にかけてこの森林約740ヘクタールを取得し、「吉野川源流・水源地の森」として保護しています。面積は甲子園球場の約200倍に相当し、コウヤマキやツガなどの老齢木が密生する景観は、国の日本遺産にも認定されています。

川上村は同時に、吉野林業発祥の地でもあります。約500年前から地形と気候を活かした密植栽培が根付き、年輪が細かく節のない吉野杉・吉野檜を産出してきました。建築材や酒樽として全国に流通する「吉野材」は、この村の丁寧な植林と長い年月が生み出したものです。森を育てることが水を守ることと表裏一体になっている構造は、川上村の林業の特徴といえます。

11月16日の「源流の日」は、2014年(平成26年)に同村で開催された「第34回全国豊かな海づくり大会〜やまと〜」の放流事業が行われた日付に由来します。海の豊かさは川の恵みに、川の恵みは山の森に支えられているという連鎖を、川上村が改めて社会に示す機会となりました。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。この記念日を通じて、村と村民が連携して森や水の大切さを考え、次の世代に伝えていくことが目的とされています。水源地を守る活動は植林・間伐・流域連携など多岐にわたり、川上村はその実践の場として継続的に取り組みを続けています。

11月16日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 神吉日、月徳日
月齢 6.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)