肺がん撲滅デー (記念日 11月17日)
- 制定年
- 2000年(平成12年)
- 制定機関
- 国際肺癌学会(IASLC)
- 制定場所
- 東京(国際肺癌学会会議)
- 年間死亡数(日本)
- 約7万6,000人(2022年)
- がん死亡数順位
- 第1位(男女合計)
- 啓発月間カラー
- パール(11月:肺がん啓発月間)
肺がんは、日本において男女合わせて年間約7万6,000人が亡くなる、がん種別死亡数の第1位です。罹患数も年間12万人を超えており、2023年だけで男性52,908人、女性22,854人が命を落としています。胃がんや大腸がんと並ぶ主要ながんの中でも、肺がんの死亡数は長年にわたって最多の位置にあり続けています。こうした状況への国際的な啓発として、11月17日は「肺がん撲滅デー」に定められています。
この記念日は2000年(平成12年)9月、東京で開催された国際肺癌学会(IASLC)によって制定されました。11月17日が選ばれた背景には、禁煙先進国とされるアメリカで毎年11月第3週が「たばこ警告週間」として設定されていることがあります。また11月は世界的な「肺がん啓発月間(Lung Cancer Awareness Month)」でもあり、シンボルカラーはパールとされています。
国際肺癌学会(IASLC)は1974年に設立され、本部はアメリカのデンバーに置かれています。肺がんの予防・研究・教育・治療改善を通じた死亡数の減少を唯一の使命とする世界最大規模の専門家組織です。加盟する医師・研究者は世界中に及び、毎年開催される世界肺癌学会議(WCLC)には各国から数千人が参加します。2000年の東京開催はアジアで初めての大規模開催のひとつとして位置づけられており、その場での記念日制定はアジア太平洋地域での肺がん啓発を後押しする意味も持っていました。日本肺癌学会もこの活動と連携し、国内での啓発普及に取り組んでいます。
肺がんの最大のリスク因子は喫煙です。5年生存率は全病期で20〜25%程度と低く、早期発見の難しさが死亡数の高さに直結しています。
11月17日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)