世界こどもの日 (記念日 11月20日)
- 制定年
- 1954年(国連総会決議)
- 日付の根拠
- 1959年・1989年の11月20日に子どもの権利宣言・条約が採択
- 英語表記
- World Children's Day
- 世界の子ども数
- 約18億4200万人(2010年、15歳未満)
- 日本の子ども割合
- 13.2%(2010年国勢調査、先進国最低水準)
- 日本の条約批准年
- 1994年(平成6年)
1989年11月20日、国連総会で「子どもの権利に関する条約」が採択されました。この日付が「世界こどもの日」に選ばれた理由は、同じ11月20日に30年前の出来事が重なっているからです。1959年のこの日、国連は「子どもの権利に関する宣言」を採択しています。宣言から条約へ——子どもの権利をめぐる国際的な取り組みが、同じ日付に二重に刻まれているのが「世界こどもの日」の特徴です。
この記念日の起源は1954年(昭和29年)の国連総会決議にさかのぼります。正式な英語表記はかつて「Universal Children’s Day」でしたが、現在は「World Children’s Day」に改められています。国連は各国政府に対し、それぞれの事情に合わせた日を「子どもの日」として設けるよう勧告しており、日本では5月5日の「こどもの日」がこれに当たります。古来の端午の節句に由来するこの祝日が、国際的な枠組みの中に位置づけられています。「世界こどもの日」とは別に、6月1日は「国際こどもの日」(International Children’s Day)とされています。こちらは1925年(大正14年)8月、スイスのジュネーブで開催された子どもの福祉世界会議で制定されたもので、名称が似ているため混同されやすいですが、制定の経緯も設けた機関も異なります。
国連の推計によると、2010年(平成22年)時点で世界の15歳未満の子どもの数は約18億4200万人にのぼり、当時の総人口約69億1600万人の26.6%を占めていました。ただし、この割合は地域によって大きく異なります。先進地域では16.4%であるのに対し、開発途上地域では28.9%と12ポイント以上の開きがあります。日本については2010年の国勢調査で13.2%と算出されており、先進地域の中でも最も低い水準でした。
子どもの権利条約は1990年に発効し、日本は1994年(平成6年)に批准しています。条約は生存・発達・保護・参加という四つの権利を柱として構成されており、締約国に対して定期的な履行状況の報告を求めています。11月20日は、こうした国際的な枠組みが具体的にどのように機能しているかを確認する機会にもなっています。
11月20日の他の記念日
11月20日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)