山梨県民の日 (記念日 11月20日)
- 山梨県発足日
- 1871年(明治4年)11月20日(旧暦)
- 前身の県名
- 甲府県(1869年〜1871年)
- 記念日制定年
- 1986年(昭和61年)
- 新暦換算日
- 12月31日(大晦日のため旧暦を採用)
- 県名の由来
- 甲斐国内の山梨郡に由来
- 当日の特典
- 県・市町村保有施設の一部が無料開放
明治4年11月20日(旧暦)、甲府県をはじめ甲斐国内に点在していた諸県が一括統合され、「山梨県」が誕生しました。この日を県の出発点として、山梨県は1986年(昭和61年)に11月20日を「県民の日」と制定しています。旧暦の日付をそのまま用いたのには理由があります。新暦に換算すると12月31日、つまり大晦日になってしまうため、歴史的な区切りを刻む記念日としては旧暦の日付を採用することになったのです。
甲斐国は古代から独立した山国の国として知られ、武田信玄の治世には甲州金と呼ばれる金貨が流通するほど経済的にも独自の発展を遂げました。明治維新後の版籍奉還(1869年)を経て、まず甲府県が置かれましたが、「府」の呼称は東京・京都・大阪のみに限定するという方針のもと、甲府県という名称は短命に終わりました。その後、明治4年の廃藩置県により、甲斐国内に乱立していた複数の県が山梨県として統合されます。県名は旧国内の山梨郡に由来し、この郡名自体は「山を成す」地形を表す古代からの地名とされています。
県民の日には「県民の日記念行事」が開催されます。オープニングセレモニーを皮切りに、県内各地の特産品の展示や体験コーナー、各種団体による活動発表の場が設けられます。また、県・市町村が保有する施設の一部が使用料無料となり、山梨県立科学館や山梨県立考古博物館、山梨県立リニア見学センターなど多くの施設が県民に無料で開放されます。富士すばるランドのような民間施設が入園料を無料にするケースも見られます。
制定の趣旨は、県民が郷土の歴史と文化への理解・関心を深め、ふるさとへの愛着を育みながら、次代に誇れる山梨を共に築いていくことを期する日とされています。約150年前に旧暦の11月20日という日付に刻まれた県の誕生が、毎年秋の終わりに現代の県民へと手渡されています。
参考リンク
11月20日の他の記念日
11月20日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)