いいかんぶつの日 (記念日 11月20日)
- 制定年
- 2010年(平成22年)
- 制定団体
- 日本かんぶつ協会
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 切干大根の栄養
- 生大根比で食物繊維約3倍、カルシウム約4倍
- 主な種類
- 昆布、かつお節、干ししいたけ、切り干し大根など
切り干し大根を生の大根と比べると、食物繊維は約3倍、カルシウムは約4倍にもなります。乾燥させることで栄養が凝縮されるのが「かんぶつ」の大きな特徴のひとつです。
11月20日は「いいかんぶつの日」です。日本かんぶつ協会が2010年(平成22年)に制定し、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録されています。日付の読み解き方がユニークで、11月は漢字の「乾」が「十」「一」に分解できることから、20日は「乾」がさらに「十」「日」「十」「乙」に分けられることから、組み合わせると「11月20日にかんぶつを乙(もてな)す」と読める語呂合わせになっています。
「かんぶつ」とは、海産物や農産物を天日干しや熱風乾燥などによって水分を抜き、保存性や旨みを高めた食品の総称です。昆布、かつお節、干ししいたけ、切り干し大根、するめ、高野豆腐、煮干し、春雨など、日本の台所に欠かせないものが多数あります。だしの文化を支えているのも、昆布やかつお節といったかんぶつです。
歴史をたどると、万葉集には蒸し米を乾燥させた携帯食が登場し、平安時代の市場ではすでに多種の海藻乾物が売られていたとされています。長期保存できるかんぶつは、冷蔵技術が存在しなかった時代の知恵から生まれた食品加工法で、日本の食文化に深く根付いています。
栄養面でも注目されています。干しいたけに含まれるビタミンDは、天日干しによって生しいたけの数十倍に増加することが知られています。また、かつお節のたんぱく質は消化吸収に優れており、旨み成分のイノシン酸は加工・乾燥の過程で生成されます。手軽に使えて保存も利くうえ、栄養価が高いという点で、かんぶつは現代の食生活にも合っています。
この記念日は、日本の伝統的な食文化である「かんぶつ」を味わい、楽しみ、学ぶ日として設けられています。普段の料理に使っているかんぶつの産地や製法を調べてみるのも、この日ならではの楽しみ方です。
11月20日の他の記念日
11月20日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)