生命保険に感謝する日 (記念日 11月23日)

生命保険に感謝する日
制定者
ライフネット生命保険株式会社
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
日付の由来
ジェームズ・ドドソンの命日(11月23日)
ドドソンの生没年
1710〜1757年
世界初の近代生命保険会社
エクイタブル生命(1762年・イギリス)
日本初の生命保険会社
明治生命(1881年設立)

1757年11月23日、ひとりのイギリス人数学者が亡くなりました。ジェームズ・ドドソン(James Dodson)。現代の私たちが当たり前のように加入している生命保険の理論的基盤を作り上げた人物です。彼が没した11月23日は「勤労感謝の日」と重なります。ライフネット生命保険株式会社はこの偶然に着目し、働く人々の暮らしを支える生命保険という制度の意義をあらためて考える日として、「生命保険に感謝する日」を制定しました。一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

ドドソンが生きた18世紀のイギリスでは、保険制度はすでに存在していましたが、大きな欠陥を抱えていました。加入者の年齢や健康状態にかかわらず一律の保険料を徴収していたため、若くて健康な人には割高で、高齢者や病弱な人には割安という不公平な仕組みだったのです。そのため若い加入者が次々と脱退し、保険会社が経営破綻するケースが相次いでいました。

ドドソンはこの問題に取り組み、天文学者エドモンド・ハレーが作成した「生命表」を活用して年齢別の死亡率を統計的に分析しました。そして年齢に応じた公平な保険料を算出する理論を構築します。「同じリスクには同じ保険料を」という、今日の保険数理学の原点となる発想です。彼は自らこの理論に基づく保険会社の設立を王室に申請しましたが、許可が下りないまま1757年に世を去りました。その志は弟子たちに受け継がれ、ドドソンの死から5年後の1762年、ロンドンに「エクイタブル生命(The Equitable Life Assurance Society)」が設立されます。世界初の近代的な生命保険会社です。年齢・健康状態を考慮した合理的な保険料体系を導入したこの会社の誕生は、生命保険が「ギャンブル的な賭け」から「科学に基づく相互扶助の仕組み」へと転換した歴史的な瞬間でした。

日本に生命保険が本格的に根付いたのは明治時代に入ってからです。1881年(明治14年)に明治生命(現・明治安田生命)が設立され、近代的な生命保険事業が始まりました。以来140年以上にわたり、生命保険は日本人の生活保障の柱であり続けています。「生命保険に感謝する日」は、そうした長い歴史の積み重ねと、名も知られないまま礎を築いた人々の知恵に思いを馳せる機会を与えてくれます。

11月23日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日
月齢 13.8

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)