進化の日 (記念日 11月24日)

進化の日
刊行日
1859年11月24日
著者
チャールズ・ダーウィン(1809〜1882年)
英語表記
Evolution Day
初版部数
1250部(発売当日完売)
evolutionを普及
ハーバート・スペンサー(1820〜1903年)
関連記念日
ダーウィンの日(2月12日)

1859年11月24日、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』初版1250部は、発売当日に売り切れました。「進化の日」(Evolution Day)は、この刊行日を記念した日です。

ダーウィンが『種の起源』で主張したのは、自然選択によって生物は環境に適応するよう変化し、やがて種が分岐して多様な生命が生まれるという理論です。「生存競争」「適者生存」といった言葉を用いて説明されたこの理論は、非専門家向けに読みやすく書かれていたため、科学者以外の幅広い読者の関心も集めました。

しかし同時に、当時の生物学の根底にあった宗教的信念を真っ向から否定するものでもあり、科学界だけでなく宗教界・哲学界でも激しい論争を引き起こしました。人間を含むすべての生物が共通の祖先を持つという主張は、当時の社会に大きな衝撃を与えたのです。

ひとつ注目すべき点があります。ダーウィン自身は『種の起源』の中で「evolution(進化)」という言葉をほとんど使っておらず、代わりに「descent with modification(変化を伴った由来)」という表現を用いていました。「進化」の意味で「evolution」を広めたのはイギリスの哲学者ハーバート・スペンサー(1820〜1903年)であり、ダーウィンが同語を用いたのは第6版以降のことです。

その後、進化理論は大きく発展しました。20世紀には木村資生が提唱した「中立進化説」が登場し、分子レベルの遺伝子変化の多くは自然淘汰に対して有利でも不利でもなく「中立」であり、突然変異と遺伝的浮動が進化の主因だとする考え方が確立されました。それでも、ダーウィンの自然選択説は適応進化を説明するモデルとして現在も科学的に認められています。なお、ダーウィンの誕生日である2月12日は「ダーウィンの日」(Darwin Day)として別途記念されています。

11月24日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 大明日、寅の日
月齢 14.8(満月)

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)