思い出横丁の日 (記念日 11月24日)
- 記念日の日付
- 11月24日
- 日付の由来
- 1999年の火災発生日
- 制定者
- 新宿西口商店街振興組合
- 協会認定年
- 2019年(平成31年)
- 横丁の起源
- 1946年頃の闇市
- 別称
- やきとり横丁
焼き鳥の煙と昭和の面影が入り交じる新宿西口の路地、「思い出横丁」。その歴史は1946年(昭和21年)、空襲の焼け跡にできた闇市にまで遡ります。戸板一枚を仕切りにして露店が立ち並んだマーケットは、交通の要所である新宿に集まる人々の胃袋と懐を支え、やがて「やきとり屋」や「もつ焼き屋」が軒を連ねる横丁へと姿を変えていきました。全盛期には小田急百貨店前まで約300軒が連なっていたといいます。11月24日は、この横丁にとって忘れられない日付です。1999年(平成11年)のこの日、火災が発生し、多くの店舗が被害を受けました。その教訓を後世に伝え、防災意識を高めるとともに、長年通い続けた常連客への感謝を示す日として、新宿西口商店街振興組合が「思い出横丁の日」を制定しました。2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。
「思い出横丁」の正式名称は新宿西口商店街。「やきとり横丁」とも呼ばれ、新宿の「歌舞伎町」「ゴールデン街」と並ぶ著名なエリアです。隣の店舗と壁がくっついた造りは、露店商が戸板一枚で区切り合っていた時代の名残そのもので、現在も当時の密度感が生きています。炭火の熱と人いきれが混ざり合う狭い通路を歩けば、その造りの理由が体感できます。
闇市から80年近く経たいまも、この横丁が独自の空気を保っていられるのは、火災という危機をくぐり抜けた店主たちが防災と記憶の継承に真剣に向き合ってきたからでしょう。記念日はその姿勢を可視化し、まだ横丁を知らない人々への入口ともなっています。昭和の建築様式が都市開発の波に抗うように残るこの場所を、11月24日に訪れてみるのも一興です。
参考リンク
11月24日の他の記念日
11月24日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)