社会鍋の日 (記念日 11月30日)
- 日付
- 11月30日
- 制定者
- 救世軍
- 認定登録
- 2015年・日本記念日協会
- 日本での開始
- 1909年(明治42年)
- 世界での起源
- 1894年・米国サンフランシスコ
- 旧称
- 集金鍋→慈善鍋→社会鍋(1921年〜)
年末の街頭で鍋を前に募金を呼びかける「社会鍋」の光景は、実はアメリカの港町から始まりました。1894年、サンフランシスコで大恐慌の翌年に失業した船員たちが街にあふれていたころ、救世軍士官のジョセフ・マクフィー大尉が三脚に船員用の黒い壺をつるし、繁華街の入り口で募金を呼びかけたのが世界での始まりです。
日本での歴史は1909年(明治42年)にさかのぼります。救世軍は1906年に東京・芝で貧者向けの無料職業紹介所を開設し、同年末から貧困層への慰問籠の配布事業を開始しました。その費用を集めるために街頭へ鍋を設置したのが日本版「社会鍋」の始まりです。当初は「集金鍋」と呼ばれ、大正時代には「慈善鍋」、1921年以降は「社会鍋」の名称が定着しました。現在の社会鍋は、三脚に鍋をつるしてラッパを吹きながら街頭に立つスタイルで実施されます。集まった募金は、国内外の緊急災害被災者や路上生活者への支援、母子家庭・独居老人・病院・福祉施設への訪問活動など幅広い救援活動に充てられます。救世軍は英国発祥のキリスト教系団体で、日本では1895年(明治28年)から活動を続けており、社会鍋はその歳末慈善活動の象徴的な取り組みです。
11月30日の「社会鍋の日」は、毎年この日前後に翌月の社会鍋活動開始を告知するアナウンスが行われることにちなんでいます。2015年11月20日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。社会鍋は東京・大阪・名古屋など全国の主要都市で実施されており、100年以上にわたって日本の年末の風景に溶け込んでいます。なお、7月2日は「救世軍創立記念日」に定められており、救世軍に関わる記念日は年に2日あります。
11月30日の他の記念日
11月30日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)