世界エイズデー (記念日 12月1日)
- 制定年
- 1988年(昭和63年)
- 制定機関
- 世界保健機関(WHO)
- シンボル
- レッドリボン(感染者への連帯を表す)
- 世界の感染者数
- 約4,080万人(2024年末時点)
- 新規感染者数
- 年間約130万人(2024年)
- 関連記念日
- 3月1日:エイズ差別ゼロの日
2024年末時点で、世界にはHIVとともに生きる人が約4,080万人います。毎日およそ3,500人が新たに感染し、1,700人がエイズ関連疾患で命を落としている計算になります。12月1日の「世界エイズデー」は、こうした現実を直視するために設けられた国際デーです。
1988年(昭和63年)、世界保健機関(WHO)が制定しました。英語表記は「World AIDS Day」で、国連が定める国際デーの一つです。エイズ問題への社会的な関心を高め、世界規模での感染拡大を防ぐとともに、患者やHIV感染者への差別・偏見をなくすことを目的としています。
この日のシンボルはレッドリボンです。赤いリボンを胸につけることで、HIV感染者・エイズ患者への連帯と理解を示します。1991年にニューヨークで始まったこの取り組みは、現在では世界中に広まっています。
12月1日を中心に、世界各地でシンポジウムや啓発イベントが開催されます。アメリカ・ニューヨーク市のエンパイアステートビルをはじめ、各国のランドマーク施設が赤くライトアップされるのもこの時期の光景です。日本でもキャンペーンテーマが毎年設定され、行政や医療機関、NPOなどが連携して啓発活動を展開しています。
UNAIDSの最新データ(2025年)によると、新規HIV感染者数は2010年比で約40%減少し、エイズ関連死亡者数はピーク時の2004年比で約70%減少しています。治療薬の普及と検査体制の整備が一定の効果をあげていますが、依然として年間130万人が新たに感染しており、終息にはほど遠い状況が続いています。感染者の約7割はサブサハラ・アフリカ地域に集中しており、地域間の医療格差も大きな課題です。
関連する国際デーとして、3月1日は「エイズ差別ゼロの日」、5月7日は「世界エイズ孤児デー」に定められています。
12月1日の他の記念日
12月1日のカレンダー情報
12月の二十四節気・雑節
- 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
- 冬至(とうじ) 12月22日(火)