ひっつみの日 (記念日 12月3日)

ひっつみの日
記念日の日付
1月23日(ひっ・つ・みの語呂合わせ)
制定団体
岩手県生めん協同組合
名前の由来
方言「ひっつむ(手でちぎる)」から
郷土料理百選
農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選定
主な産地
岩手県北上盆地を中心とした地域
別名
地域により「つめり」「はっと」とも呼ばれる

小麦粉を練ってちぎり、汁に入れてぐつぐつ煮込む。ひっつみはそんなシンプルな工程から生まれる、岩手県を代表する郷土の汁物です。もちもちとした生地が出汁をたっぷり吸い込み、素朴でありながらどこか懐かしい味わいは、地元の人々に長年にわたって愛され続けています。

1月23日は「ひっつみの日」。岩手県生めん協同組合が制定した記念日で、日付は「ひっ(1)つ(2)み(3)」と読む語呂合わせに由来しています。郷土の味を全国に広くPRすることを目的として設けられ、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

ひっつみの名前の由来は方言にあります。岩手の言葉で「ひっつむ」とは手でちぎることを意味し、生地を引っ張りながらちぎる動作がそのまま料理の名前になりました。地域によっては「つめり」や「はっと」とも呼ばれることがあり、東北各地でさまざまな形で親しまれているすいとんの一種です。

作り方はとてもシンプルです。小麦粉に水を加えてよくこね、耳たぶ程度のやわらかさになったら冷蔵庫で1〜2時間休ませます。生地を薄く伸ばして手でちぎりながら、鶏肉・ごぼう・にんじん・まいたけなどの具材を入れた醤油仕立ての汁に落としていくと、もっちりとした食感の生地に仕上がります。北上盆地を中心とした地域では昔から家庭ごとに受け継がれた味があり、おふくろの味として今も大切にされています。

もともとひっつみは、米が貴重だった時代に小麦粉で腹を満たす食事として生まれました。農作業の合間の「小昼(こびる)」として食べられることも多く、寒い岩手の冬を乗り越えるための栄養源でもありました。農林水産省が選定する「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれており、日本の食文化を代表する一品として評価されています。

現在では生地が市販品として入手しやすくなり、家庭でも手軽に楽しめます。ひっつみの日をきっかけに、岩手の温かな味を試してみてはいかがでしょうか。

12月3日のカレンダー情報

六曜 仏滅
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 23.8

12月の二十四節気・雑節

  • 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
  • 冬至(とうじ) 12月22日(火)