着うたの日 (記念日 12月3日)
- 記念日制定
- 株式会社レコチョク(旧レーベルモバイル株式会社)
- サービス開始日
- 2002年(平成14年)12月3日
- 着うたフル開始
- 2004年(平成16年)
- 10億DL突破
- 2008年(平成20年)10月
- 総ダウンロード数
- 17億超(2016年11月末時点)
- サービス終了日
- 2016年(平成28年)12月15日
2002年12月3日、携帯電話で楽曲の一部を着信音として楽しむ「着うた®」のサービスが世界で初めて開始された。手掛けたのは、当時レーベルモバイル株式会社として2001年に設立されたばかりの企業だ。この日を記念して、後にレコチョク株式会社へと社名を変更した同社が「着うたの日」を制定した。日付は、サービス開始日である12月3日にちなむ。
それまで、携帯電話の着信音といえばMIDIデータによる「着メロ」が主流でした。しかし着うたは、実際のアーティストの歌声や演奏をそのまま着信音に使えるという画期的なサービスとして登場した。ユーザーは好きな曲を携帯で選び、携帯で購入し、携帯で聴くという一連の体験をすべて1台の端末で完結できるようになった。この「携帯で選んで、携帯で買って、携帯で聞く」というスタイルは、音楽消費の形を根底から変えるものでした。
サービスは急速に普及し、2004年には楽曲のフルコーラスを配信する「着うたフル®」も開始された。フルサイズで手軽に音楽を購入できる仕組みは、CDショップへ足を運ぶことなく好きな曲を手に入れられるという利便性から爆発的な人気を集め、2008年10月には着うたの総ダウンロード数が10億を突破。2016年11月末の時点では17億ダウンロードを超えるまでに成長した。携帯と音楽の新たな関係性を築いたサービスとして、日本の音楽業界に大きな足跡を残した。一方で、着うた文化の隆盛とともに違法ダウンロードの問題も社会的な課題として浮上した。「着うたの日」は、携帯音楽の楽しさをさらに深めるとともに、正規サービスの重要性を広く訴え、違法ダウンロードを社会的に排除することも目的の一つとして定められている。著作権保護と音楽文化の発展を両立させるというメッセージが、この記念日には込められている。
スマートフォンの普及とストリーミングサービスの台頭により、着うた・着うたフルのケータイ向けサービスは2016年12月15日をもって約15年の歴史に幕を閉じた。しかしその間に培われた「携帯で音楽を楽しむ」という文化は、現在のスマートフォンと音楽ストリーミングの時代へと確実につながっている。着うたは、デジタル音楽配信の先駆けとして日本の音楽史に刻まれた存在だ。
12月3日の他の記念日
12月3日のカレンダー情報
12月の二十四節気・雑節
- 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
- 冬至(とうじ) 12月22日(火)