ニューイヤーズ・イヴ (記念日 12月31日)

ニューイヤーズ・イヴ
別名
大晦日(12月31日)
イヴの語源
古英語「æfen(夕方)」。祭の前夜を意味する
ボールドロップ開始
1907年12月31日。NYタイムズスクエアで初開催
スペインの習慣
鐘の音12回に合わせてぶどう12粒を食べる
関連映画
「ニューイヤーズ・イブ」(2011年・アメリカ)

「イヴ(eve)」という言葉は、古英語の「æfen(夕方)」に由来し、祭や祝日の「前夜」を意味します。「クリスマス・イヴ」が12月24日の夜を指すように、「ニューイヤーズ・イヴ(New Year’s Eve)」は12月31日の大晦日、つまり一年の最後の夜を指します。新しい年が始まる直前のこの特別な時間帯には、世界各地でさまざまな祝い方が生まれました。国によって花火あり、乾杯あり、独自の食の儀式ありと、その多様さが大晦日という節目の普遍性を物語っています。

世界でもっとも有名な大晦日のイベントといえば、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアで行われる「ボールドロップ」でしょう。巨大な電飾ボールがビルの上からゆっくりと降下し、深夜0時ちょうどに地上へ到達する瞬間、100万人を超える群衆が一斉に歓声をあげます。このイベントは1907年12月31日に初めて行われ、第二次世界大戦中の1942年・1943年を除いて毎年続いており、テレビやインターネットを通じて世界中で10億人以上が観るともいわれています。

フランスのパリでは、シャンゼリゼ通りに数十万人が集まり、凱旋門へのプロジェクションマッピングと花火でカウントダウンを迎えます。一方、スペインには独自の風習があります。深夜0時の鐘が12回鳴るのに合わせて、1打ごとにぶどうを1粒ずつ食べるという習慣で、12粒を食べ終えると幸運が訪れると信じられています。フィリピンでは爆竹や鍋を叩く音で悪霊を追い払うなど、各地の文化が色濃く反映されています。

2011年公開のアメリカ映画「ニューイヤーズ・イブ」(原題:New Year’s Eve)は、大晦日のニューヨークを舞台にしたロマンティック・コメディです。ハル・ベリー、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファーら豪華キャストが出演し、タイムズスクエアのカウントダウンを中心に複数の人物の物語が交差する群像劇として描かれています。映画の舞台となったタイムズスクエアは、大晦日になると周辺道路が歩行者天国となり、早い人は昼過ぎから場所取りをするほどの人気スポットです。日本の大晦日は除夜の鐘とともに静かに年を越す文化がある一方、英語圏をはじめとした多くの国では街全体がパーティー会場になるほど賑やかに年越しを祝います。同じ節目でも迎え方がこれほど異なるのは、各地の歴史や文化の違いがよく表れているといえます。

12月31日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 22.1(下弦の月)

12月の二十四節気・雑節

  • 大雪(たいせつ) 12月7日(月)
  • 冬至(とうじ) 12月22日(火)