飛行船の日 (記念日 1月22日)

飛行船の日
実験飛行日
1916年(大正5年)1月22日
飛行ルート
所沢(埼玉)→豊橋(愛知)→大阪
所要時間
合計11時間34分
機体全長
85.0メートル(軟式パルセバール式)
最大速度
時速68.4キロメートル
記念菓子
雄飛焼き(所沢名物、1930年壱等賞受賞)

1916年(大正5年)1月22日、全長85メートルの巨体が埼玉県所沢の空に浮かびました。大日本帝国陸軍の軍用飛行船「雄飛(ゆうひ)」による初の実験飛行です。所沢を出発した雄飛は、中間点の豊橋(愛知県)に着陸をはさみながら大阪を目指し、合計11時間34分をかけて飛行しました。この日が「飛行船の日」の由来となっています。

所沢はこの時代、日本初の飛行場「所沢陸軍飛行場」が置かれた航空発祥の地でした。1911年(明治44年)に開設されたこの飛行場は、日本の軍用航空技術の中心地として機能しており、飛行船「雄飛」の製造・運用もここを拠点としていました。大正時代の日本が飛行船という最先端技術に挑んでいた舞台として、所沢は特別な意味を持っています。

雄飛はドイツのパルセバール式を採用した軟式飛行船で、容積1万立方メートル、重量8.1トンという当時としては大型の機体でした。巡航速度は時速57.6キロメートル、最大速度は時速68.4キロメートルで、乗組員6〜12名。最大20時間の航続能力と高度2.5キロメートルへの上昇性能を備えていました。しかし帰還飛行は果たせませんでした。大阪到着後に機関の不調が判明し、復路を断念。機体はその場で分解され、陸路で輸送されました。往路のみで終わったという結末は、当時の航空技術がいかに試行錯誤の段階にあったかを物語っています。

雄飛が製造された所沢市には、飛行船を記念した焼き菓子「雄飛焼き」が今も販売されています。1930年(昭和5年)に「帝国優良品大審査会壱等賞金牌」を受賞した銘菓で、素朴な味はほぼ昔のまま受け継がれ、所沢名物として定着しています。

1月22日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 神吉日
月齢 3.3

1月の二十四節気・雑節

  • 小寒(しょうかん) 1月5日(月)
  • 大寒(だいかん) 1月20日(火)
  • 冬の土用(どよう) 1月17日(土)