RACI表(役割分担表)テンプレート(エクセル・印刷・無料)

タスクと担当者が交わるマスにR・A・C・Iを入れる、役割分担表です。Aが各行に1人だけになっているかを自動で確かめ、0人や2人以上の行は色と文字で知らせます。そのまま印刷・PDF保存するか、Excelをダウンロードして使えます。

入力して印刷・ダウンロード

担当者(人の名前か役割。8字まで)

タスク(24字まで)。R・A・C・Iは、下の紙のマスをクリック(またはタップ)するたびに切り替わります

題・タスク・担当者・記号はこの画面の中だけで紙に写して判定します(サーバーには送りません)。そのため、Excelには表の形(行数と列数)だけが入ります。タスクと記号はダウンロードしたあとにExcelのマスへ入力してください。

新商品ページの公開

タスクごとの役割。R=実行 A=最終責任者(各行1人だけ) C=相談 I=報告
タスク \ 担当者PMデザイン開発QA広報Aの数チェック
要件を決めるA/RCCII1OK
画面を設計するARCI1OK
機能を作るACRI1OK
動作を確かめるICA/R1OK
公開日を告知するACR1OK
公開してよいか決めるA/RCCCI1OK

Aは各行に1人だけ。見本の6行は、どの行もAがちょうど1人

Aが0人の行は責任者がおらず、2人以上の行は最後に決める人が分かれます。上の紙のマスをクリックして記号を入れると、Aの数を行ごとに数えて知らせます。

使い方

STEP 1

担当者とタスクを並べる

横に担当者(人の名前か役割)、縦にタスクを並べます。タスクは「何を」「どこまで」が分かる言葉で、動詞で書くと迷いません。

STEP 2

マスに記号を入れる

下の紙のマスをクリックするたびに、空→R→A→C→I→A/R と切り替わります。まず各行のAを1人決め、次にRを決めると、抜けが出ません。

STEP 3

赤い行を直して印刷する

Aが0人または2人以上の行は赤くなり、右の「チェック」に理由が出ます。赤い行がなくなったら、「印刷・PDFで保存」でA4横に印刷します。Excelは式と色で同じ判定をします。

RACI表の見本と、4つの記号の意味

上の紙に最初から入っているのは、「新商品ページの公開」の見本です。どの行も、Aの人は1人だけ。小さな仕事なので、PMやQAが「A/R」(責任者と実行者を兼ねる)になっている行もあります。

見本の役割分担。A/RはAとRが同じ人
タスクPMデザイン開発QA広報Aの数
要件を決めるA/RCCII1
画面を設計するARCI1
機能を作るACRI1
動作を確かめるICA/R1
公開日を告知するACR1
公開してよいか決めるA/RCCCI1
Aが1人合格(OK) R A C I Aがいない赤:責任者がいない R C I Aが2人赤:決める人が分かれる A A C
合格は「Aが1人」の行だけです。0人も2人以上も赤く知らせるので、作った表を見渡すだけで直す行が分かります。
R・A・C・Iの意味と、1行に置ける人数
記号呼び名意味1行に置ける人数
R実行(Responsible)実際に手を動かして作業をする人1人以上(複数でもよい)
A責任(Accountable)結果に最終的な責任を持ち、承認する人ちょうど1人
C相談(Consulted)作業の前や途中で意見を聞く人。双方向のやりとり0人以上。増やしすぎない
I報告(Informed)結果や進み具合を知らされる人。一方向の連絡0人以上

選べる行数・列数と、入れる欄の一覧

用紙の大きさの目安。選んだ行数と列数は紙とExcelの両方に入る
選ぶもの選べる値目安
タスクの行数8・10(初期値)・15・20・30行小さなプロジェクトは10行、部署をまたぐ仕事は20行以上。多すぎると見通しが悪いので、30を超えるときは分ける
担当者の列数4・5(初期値)・6・8人列は「人」でも「役割」でもよい。1行に何人もRやCが並ぶなら、役割の単位にまとめる
入れる欄の一覧
欄入れるものポイント
表の題何の仕事の表か24字まで。プロジェクト名や期間を入れると、のちの表と区別しやすい
担当者人の名前か役割8字まで。役割(PM・デザイナーなど)にすると、人が変わっても使える
タスクやること24字まで。「資料を作る」のように、動詞で終わると担当が決めやすい
マスの記号R・A・C・I・A/Rクリックで切り替え。まず各行のAを決める
Aの数・チェック自動で出るOK以外が出た行を直す。「Rがいません」は、実行する人が決まっていない行

Aを1人に決めるコツと、よくある直し方

RACI表で最も大切なのは、各行のAをちょうど1人に決めることです。Aが決まらない仕事は、だれも「最後まで見届ける」立場にならず、遅れたときに止まります。次の順で見直すと、赤い行が減ります。

  1. Aがいない行は、その仕事の結果で評価される人を探して、Aにします。決められないときは、上の立場の人に決めてもらいます。
  2. Aが2人以上の行は、「最後にやり直しを決める人」を1人に絞ります。もう1人はCかIに下げます。
  3. RがいなくてAだけの行は、実際に手を動かす人をRに入れます。AとRが同じなら「A/R」にします。
  4. CとIが1行に並びすぎるときは、本当に意見が要る人だけをCに残します。それ以外は、結果だけ知らせるIにします。

見直しは、表を配る前の5分で足ります。プロジェクトが2週間以上続くなら、30分の定例のたびにAの数をもう一度確かめると、途中で増えた仕事の抜けも見つかります。

赤くなった行の直し方
チェックの表示起きていること直し方
Aがいません最終責任者が決まっていない責任を持つ人を1人選び、Aを入れる
Aが2人承認する人が分かれている1人に絞り、もう1人はCかIに下げる
Rがいません(赤くならない)手を動かす人が決まっていない実行する人にRを入れる。Aの人がやるなら「A/R」

RACI表のよくある質問

RACI表とは何ですか?

タスクごとに、だれが実行し(R)、だれが最終的な責任を持ち(A)、だれに相談し(C)、だれに知らせる(I)かを、表の形で決めておくものです。役割分担表や責任分担表とも呼ばれます。

RとAは何が違いますか?

Rは実際に手を動かす人、Aは結果に責任を持って承認する人です。Rは複数いてもかまいませんが、Aは各行に1人だけにします。Aが複数だと「最後はだれが決めるのか」が分からなくなり、いないとだれも責任を持たない仕事になります。

AとRが同じ人でもよいですか?

小さな仕事ではよくあります。その場合は1つのマスに「A/R」と書きます。このテンプレートでは、A/RをAの数にも、Rの数にも数えます。

CとIは何が違いますか?

Cは意見を聞く人で、やりとりが双方向です。Iは結果を知らせるだけの人で、一方向です。Cを増やしすぎると決まるのが遅くなるので、本当に意見が要る人に絞ります。

Aが0人や2人以上になると、どうなりますか?

Excelでは、その行全体が赤くなり、チェックの列に「Aがいません」「Aが2人」と出ます。画面の紙でも、同じ行が赤く囲まれて文字で知らせます。

2026年11月8日現在の情報です(データ最終更新: 2026年11月4日)。