STEP 1
担当者とタスクを並べる
横に担当者(人の名前か役割)、縦にタスクを並べます。タスクは「何を」「どこまで」が分かる言葉で、動詞で書くと迷いません。
タスクと担当者が交わるマスにR・A・C・Iを入れる、役割分担表です。Aが各行に1人だけになっているかを自動で確かめ、0人や2人以上の行は色と文字で知らせます。そのまま印刷・PDF保存するか、Excelをダウンロードして使えます。
題・タスク・担当者・記号はこの画面の中だけで紙に写して判定します(サーバーには送りません)。そのため、Excelには表の形(行数と列数)だけが入ります。タスクと記号はダウンロードしたあとにExcelのマスへ入力してください。
新商品ページの公開
| タスク \ 担当者 | PM | デザイン | 開発 | QA | 広報 | Aの数 | チェック |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 要件を決める | A/R | C | C | I | I | 1 | OK |
| 画面を設計する | A | R | C | I | 1 | OK | |
| 機能を作る | A | C | R | I | 1 | OK | |
| 動作を確かめる | I | C | A/R | 1 | OK | ||
| 公開日を告知する | A | C | R | 1 | OK | ||
| 公開してよいか決める | A/R | C | C | C | I | 1 | OK |
Aは各行に1人だけ。見本の6行は、どの行もAがちょうど1人
Aが0人の行は責任者がおらず、2人以上の行は最後に決める人が分かれます。上の紙のマスをクリックして記号を入れると、Aの数を行ごとに数えて知らせます。
STEP 1
横に担当者(人の名前か役割)、縦にタスクを並べます。タスクは「何を」「どこまで」が分かる言葉で、動詞で書くと迷いません。
STEP 2
下の紙のマスをクリックするたびに、空→R→A→C→I→A/R と切り替わります。まず各行のAを1人決め、次にRを決めると、抜けが出ません。
STEP 3
Aが0人または2人以上の行は赤くなり、右の「チェック」に理由が出ます。赤い行がなくなったら、「印刷・PDFで保存」でA4横に印刷します。Excelは式と色で同じ判定をします。
上の紙に最初から入っているのは、「新商品ページの公開」の見本です。どの行も、Aの人は1人だけ。小さな仕事なので、PMやQAが「A/R」(責任者と実行者を兼ねる)になっている行もあります。
| タスク | PM | デザイン | 開発 | QA | 広報 | Aの数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 要件を決める | A/R | C | C | I | I | 1 |
| 画面を設計する | A | R | C | I | 1 | |
| 機能を作る | A | C | R | I | 1 | |
| 動作を確かめる | I | C | A/R | 1 | ||
| 公開日を告知する | A | C | R | 1 | ||
| 公開してよいか決める | A/R | C | C | C | I | 1 |
| 記号 | 呼び名 | 意味 | 1行に置ける人数 |
|---|---|---|---|
| R | 実行(Responsible) | 実際に手を動かして作業をする人 | 1人以上(複数でもよい) |
| A | 責任(Accountable) | 結果に最終的な責任を持ち、承認する人 | ちょうど1人 |
| C | 相談(Consulted) | 作業の前や途中で意見を聞く人。双方向のやりとり | 0人以上。増やしすぎない |
| I | 報告(Informed) | 結果や進み具合を知らされる人。一方向の連絡 | 0人以上 |
| 選ぶもの | 選べる値 | 目安 |
|---|---|---|
| タスクの行数 | 8・10(初期値)・15・20・30行 | 小さなプロジェクトは10行、部署をまたぐ仕事は20行以上。多すぎると見通しが悪いので、30を超えるときは分ける |
| 担当者の列数 | 4・5(初期値)・6・8人 | 列は「人」でも「役割」でもよい。1行に何人もRやCが並ぶなら、役割の単位にまとめる |
| 欄 | 入れるもの | ポイント |
|---|---|---|
| 表の題 | 何の仕事の表か | 24字まで。プロジェクト名や期間を入れると、のちの表と区別しやすい |
| 担当者 | 人の名前か役割 | 8字まで。役割(PM・デザイナーなど)にすると、人が変わっても使える |
| タスク | やること | 24字まで。「資料を作る」のように、動詞で終わると担当が決めやすい |
| マスの記号 | R・A・C・I・A/R | クリックで切り替え。まず各行のAを決める |
| Aの数・チェック | 自動で出る | OK以外が出た行を直す。「Rがいません」は、実行する人が決まっていない行 |
RACI表で最も大切なのは、各行のAをちょうど1人に決めることです。Aが決まらない仕事は、だれも「最後まで見届ける」立場にならず、遅れたときに止まります。次の順で見直すと、赤い行が減ります。
見直しは、表を配る前の5分で足ります。プロジェクトが2週間以上続くなら、30分の定例のたびにAの数をもう一度確かめると、途中で増えた仕事の抜けも見つかります。
| チェックの表示 | 起きていること | 直し方 |
|---|---|---|
| Aがいません | 最終責任者が決まっていない | 責任を持つ人を1人選び、Aを入れる |
| Aが2人 | 承認する人が分かれている | 1人に絞り、もう1人はCかIに下げる |
| Rがいません(赤くならない) | 手を動かす人が決まっていない | 実行する人にRを入れる。Aの人がやるなら「A/R」 |
タスクごとに、だれが実行し(R)、だれが最終的な責任を持ち(A)、だれに相談し(C)、だれに知らせる(I)かを、表の形で決めておくものです。役割分担表や責任分担表とも呼ばれます。
Rは実際に手を動かす人、Aは結果に責任を持って承認する人です。Rは複数いてもかまいませんが、Aは各行に1人だけにします。Aが複数だと「最後はだれが決めるのか」が分からなくなり、いないとだれも責任を持たない仕事になります。
小さな仕事ではよくあります。その場合は1つのマスに「A/R」と書きます。このテンプレートでは、A/RをAの数にも、Rの数にも数えます。
Cは意見を聞く人で、やりとりが双方向です。Iは結果を知らせるだけの人で、一方向です。Cを増やしすぎると決まるのが遅くなるので、本当に意見が要る人に絞ります。
Excelでは、その行全体が赤くなり、チェックの列に「Aがいません」「Aが2人」と出ます。画面の紙でも、同じ行が赤く囲まれて文字で知らせます。
2026年11月8日現在の情報です(データ最終更新: 2026年11月4日)。