旧暦とは?新暦との違いと明治の改暦
今日は 2026年9月29日(火)
旧暦は、明治5年まで使われていた「天保暦」という太陰太陽暦を指し、新暦(グレゴリオ暦)とは別の暦法です。今日(2026年9月29日(火))を旧暦にすると、旧暦2026年8月19日です。
この答えが当てはまる範囲
旧暦(明治5年まで使われていた天保暦)の意味、新暦(グレゴリオ暦)との違い、明治の改暦の経緯日付の決まり方
旧暦は、明治5年まで使われていた天保暦(太陰太陽暦)を指し、新暦(グレゴリオ暦)とは別の暦法です。明治5年11月の太政官布告第337号により、旧暦の明治5年12月3日を新暦の明治6年1月1日とする改暦が行われました。 出典:国立天文台暦計算室「暦Wiki/太陰太陽暦」(2026-09-26 照合)旧暦・新暦とは
旧暦とは、厳密には明治5年まで用いられていた「天保暦」という暦を指します。新暦とは、現在使われている太陽暦(グレゴリオ暦)のことです。一般に、改暦後の暦が新暦、改暦前の暦が旧暦と呼ばれます。
天保暦は太陰太陽暦の一つで、月の満ち欠け(朔望月)を基準に1か月を定めます。太陰暦だけの1年は29.5日×12=354日で、1太陽年に比べて11日ほど短く、その差は3年でほぼ1か月に達します。
このズレを補正するために、太陰太陽暦ではうるう月(閏月)を入れます。閏月がある年は1年が13か月になり、閏月がない年より長くなります。
明治の改暦はどう行われたか
明治5年(1872年)11月9日、太陰暦を廃し太陽暦を採用する詔書が出され、太政官布告第337号で公布されました。1年365日・12か月・4年ごとの閏年とすることに加え、旧暦の明治5年12月3日を新暦の明治6年1月1日とすることが定められました。
改暦の施行までの期間が短く急な施行だったため、明治6年の改暦後も旧暦(天保暦)の併記が続き、明治42年暦まで続きました。
改暦により明治5年12月はわずか2日間(12月1日・2日)だけになりました。明治5年11月23日付の布告(第359号)はこの2日間さえも無くそうとしましたが、翌24日に取り消され、結局12月1日・2日は実在する日として残りました。
今日を旧暦にすると
今日(2026年9月29日(火))は、旧暦2026年8月19日にあたります。
今年の旧正月(旧暦1月1日、2026年2月17日(火))から数えて224日目にあたります。
今日の新暦の月(9月)と旧暦の月(8月)は、数字で見ると1か月ずれています。
旧正月(旧暦1月1日)は新暦のいつか
旧正月は旧暦1月1日にあたる日で、年によって新暦の日付が変わります。国立天文台公式準拠の暦データを1日ずつ数えて、今年から先の旧正月の日付を求めました。
計算した5年ぶんでは、旧暦2028年の旧正月(新暦2028年1月27日(木))がいちばん早く、旧暦2026年の旧正月(新暦2026年2月17日(火))がいちばん遅く、年によって新暦の日付が動くことが分かります。
| 旧暦年 | 新暦での日付 |
|---|---|
| 旧暦2026年の旧正月 | 2026年2月17日(火) |
| 旧暦2027年の旧正月 | 2027年2月7日(日) |
| 旧暦2028年の旧正月 | 2028年1月27日(木) |
| 旧暦2029年の旧正月 | 2029年2月13日(火) |
| 旧暦2030年の旧正月 | 2030年2月3日(日) |
この旧暦年に閏月はあるか
旧暦2026年(2026年2月17日(火)から2027年2月6日(土)まで)を1日ずつ数えたところ、閏月はありませんでした。
注意:今のカレンダーの「旧暦」と江戸時代の天保暦
今のカレンダーやアプリに表示される「旧暦」は、天保暦の閏月の入れ方(置閏法)だけを引き継いだもので、朔(新月)や二十四節気は現代天文学の計算で求めています。江戸時代に実際に使われていた天保暦の計算手順をそのまま再現しているわけではありません。
「旧暦」という言葉には、江戸時代に実際に使われていた天保暦(このページの前半で説明した暦そのもの)と、今のカレンダーやアプリが表示する、現代天文学で推算し直した「旧暦」という、2つの意味があります。単に「旧暦」とだけ言うと、どちらを指すか曖昧になることがあります。
この記事の根拠
- 官公庁:国立天文台暦計算室「暦Wiki/太陰太陽暦」
「旧暦とは、厳密には明治五年まで用いられていた天保暦法による暦を指します」 - 官公庁:国立公文書館「日本のあゆみ」明治5年(1872)11月|太陽暦が採用される
「旧暦の明治5年12月3日を新暦の明治6年1月1日とすること、が定められました」 - 官公庁:国立天文台暦計算室「暦Wiki/歴史/明治以降の休日」
「明治改暦で2日間だけとなった明治五年十二月を、いっそなくそうとして、すぐに取り消されました」
旧暦は、国立天文台の朔(新月)と中気の時刻に天保暦の規則を当てて計算しています(計算のしかた)
2026年9月26日に出典と照合しました。
旧暦とはのよくある質問
旧暦と新暦はどう違いますか?
新暦は現在使われている太陽暦(グレゴリオ暦)です。旧暦は、明治5年まで使われていた「天保暦」という太陰太陽暦を指します。改暦後の暦が新暦、改暦前の暦が旧暦と呼ばれます。
明治の改暦はいつ、どのように行われましたか?
明治5年11月9日に太陽暦への改暦の詔書が出され、太政官布告第337号で公布されました。旧暦の明治5年12月3日が新暦の明治6年1月1日とされ、明治5年12月はわずか2日間だけの月になりました。
今日は旧暦で何月何日ですか?
2026年9月29日(火)は、旧暦2026年8月19日です。
今年の旧正月(旧暦の元日)はいつですか?
旧暦2026年の旧正月は、新暦2026年2月17日(火)です。
旧暦の日付を新暦に変換するにはどうすればいいですか?
このページは旧暦の意味と明治の改暦の経緯を扱っています。特定の日を旧暦・新暦に変換したいときは、旧暦変換の道具を使ってください。