亥の子(こたつ開き・炉開き)はいつ?

今日は 2026年11月6日(金)

次の亥の子(旧暦10月・新暦11月の初亥)は 2026年11月9日(月) あと3日

この答えが当てはまる範囲

亥の子・こたつ開き・炉開きに関心がある人向けの目安です。国や自治体が定めた祝日・休業日ではなく、地域や流派によって日取りの数え方が分かれます。

日付の決まり方

亥の日は、日ごとに巡る十二支のうち「亥」に当たる日です(日の干支で判定)。伝統的には旧暦10月(亥の月)の最初の亥の日を指し、今は新暦11月の最初の亥の日で数えることが一般的です。 出典:「亥の子」-日本大百科全書(ニッポニカ)(コトバンク)(2026-09-26 照合)

年ごとの亥の子

亥の子の日付(2025年〜2030年)

2025年
2025年の亥の子
回日付
新暦11月の初亥 2025年11月2日(日)
旧暦10月の初亥 2025年11月26日(水)
2026年今年
2026年の亥の子
回日付
旧暦10月・新暦11月の初亥 2026年11月9日(月)
2027年
2027年の亥の子
回日付
旧暦10月・新暦11月の初亥 2027年11月4日(木)
2028年
2028年の亥の子
回日付
新暦11月の初亥 2028年11月10日(金)
旧暦10月の初亥 2028年11月22日(水)
2029年
2029年の亥の子
回日付
新暦11月の初亥 2029年11月5日(月)
旧暦10月の初亥 2029年11月17日(土)
2030年
2030年の亥の子
回日付
旧暦10月の初亥 2030年10月31日(木)
新暦11月の初亥 2030年11月12日(火)

亥の子とは

亥の子(いのこ)は、旧暦10月の亥の日に行われてきた年中行事です。由来は中国の言い伝えで、亥の月・亥の日・亥の刻に餅を食べると無病息災であるとされていました。亥の刻は、今の時刻でいうと午後9時から午後11時ごろにあたります。

この言い伝えにちなんで作られたのが亥の子餅です。多産のイノシシにあやかり、亥の子(猪の子)に見立てた亥の子餅を食べて、無病息災や子孫繁栄を祈願します。

農村に伝わる亥の子行事は稲の取り入れの時期にあたるため、収穫祭とも結び付いています。京都の護王神社では、平安時代の宮中行事であった亥子餅の儀式を再現した亥子祭が行われています。

なぜ亥の日にこたつ・炉を開くのか

亥は陰陽五行説で水にあたり、亥の月の亥の日から火を使い始めると火事にならないといわれてきました。この言い伝えから、亥の日にこたつや囲炉裏に火を入れる「こたつ開き」の習わしが生まれました。

精選版日本国語大辞典は亥の日を「一〇月の亥の日のこと。炉やこたつを開き、亥の子餠(江戸の民間では牡丹餠)を食う」と説明しています。デジタル大辞泉も、亥の子を「陰暦10月の亥の日」の行事としています。

茶道の炉開きも同じ考え方にもとづき、亥の日を目安に炉を使い始めます。くわしい数え方は次の節で見ます。

数え方の違い

「亥の子」の日付は、実はひとつに決まっていません。旧暦(陰暦)で数えるか、今の暦(新暦)で数えるかによって、示す日が変わります。ここでは主な2つの数え方を並べて示します。

今の暮らしでは、新暦11月の最初の亥の日を亥の子の日と考えることが一般的です。

一方で、十二支の亥の月にあたる旧暦10月の最初の亥の日を、亥の子の日とする数え方もあります。こちらが伝統的な数え方です。

亥の日は12日に1度巡ってくるため、旧暦10月(29日か30日の間)には、亥の日が2回か3回あります。2026年の旧暦10月にある亥の日は3回で、2026年11月9日(月)、2026年11月21日(土)、2026年12月3日(木)です。

たとえば2028年は、新暦11月の最初の亥の日が2028年11月10日(金)、旧暦10月の最初の亥の日が2028年11月22日(水)で、12日離れます。

あと 3 日今日11/6初亥(新暦も同じ)11/92回目の亥の日11/213回目の亥の日12/3
2026年の旧暦10月にある亥の日は11月9日・11月21日・12月3日の3回で、12日おきに巡ります。新暦11月の最初の亥の日も11月9日で、2つの数え方が同じ日になる年です。
数え方位置づけ
旧暦10月の初亥伝統的な数え方。旧暦(陰暦)の亥の月=10月の、最初の亥の日
新暦11月の初亥今の暮らしで一般的な数え方。茶道の炉開きもこの前後で行われます

何をする

西日本では亥の子祭りという収穫祭が行われ、子どもたちが藁鉄砲などで地面をたたいたりつく亥の子づきをします。

子供たちが組をつくって、丸い石や藁(わら)鉄砲で地面をたたく所が多いともいわれます。但馬や佐渡、広島県・岡山県などでは、子どもたちが家々をまわって石やわらづとで地面をたたく亥子突きをし、亥子餅やお金をもらう風習があります。

東日本では旧暦10月10日の十日夜(とおかんや)が、同じ時期の似た行事にあたります。

茶道では、亥の子の日に炉開きを行い、新茶を初めて使う口切りをして亥の子餅をいただく流派が多くあります。冬支度の目安としては、二十四節気の立冬とも近い時期です。

この記事の根拠

干支は、日は連続する日数から、年は西暦の年から出しています(計算のしかた)

旧暦は、国立天文台の朔(新月)と中気の時刻に天保暦の規則を当てて計算しています(計算のしかた)

2026年9月26日に出典と照合しました。

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亥の子のよくある質問

亥の子(こたつ開き・炉開き)はいつですか?

数え方によって変わります。新暦11月の最初の亥の日は2026年11月9日(月)、旧暦10月の最初の亥の日は2026年11月9日(月)です。

旧暦で数える場合と新暦で数える場合で、日付はどれくらい違いますか?

同じ日になる年も、12日以上離れる年もあります。亥の日は12日に1度なので、ずれるときは12日の倍数です。2028年は新暦11月の最初の亥の日が2028年11月10日(金)、旧暦10月の最初の亥の日が2028年11月22日(水)で、12日離れます。

亥の子の日を決めるときに注意することはありますか?

どちらの数え方で数えるかで日付が変わる年があることです。行事や茶会の案内に書かれた日は、その主催者がどちらの数え方で決めたかによります。2028年は新暦11月の最初の亥の日が2028年11月10日(金)、旧暦10月の最初の亥の日が2028年11月22日(水)で、12日離れます。

こたつ開きと炉開きは同じ日ですか?

どちらも亥の日を選ぶ点は同じで、由来も共通しています。ただしこたつ開きは家庭の目安、炉開きは茶道の年中行事としての日取りなので、流派や稽古の都合で実際の開催日がずれることがあります。

亥の子餅とは何ですか?

無病息災や子孫繁栄を願って食べる、イノシシの子に見立てた餅です。亥の月・亥の日・亥の刻に餅を食べると無病息災であるという中国の言い伝えに由来するとされます。

西日本の「亥の子突き」とは何ですか?

子どもたちが藁鉄砲や丸い石で地面をたたきながら家々をまわり、亥の子餅やお金をもらう収穫祭の行事です。地域によって呼び方や道具が異なります。

なぜ亥の日にこたつや炉を開くのですか?

亥は陰陽五行説で水にあたるため、亥の月(旧暦10月)の亥の日から火を使い始めると火事にならないと言い伝えられてきました。

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