重陽の節句はいつ?

重陽が2027年はいつかと、過ごし方をまとめています。

2027年の重陽

2027年9月9日(木)

日付は毎年 新暦の9月9日。変わるのは曜日だけです。

今日から
あと321日
すること
菊の花を酒やお茶に浮かべて長寿を願う
地域
栗ご飯を食べて「栗の節句」と呼ぶ地域もある
9月9日(木)2027年 菊の節句

2027年9月9日(木)の暦は仏滅、旧暦8月9日

国立天文台と同じ定義で計算した値です。日の出入は東京の値で、ほかの都道府県は初日の出のページで見られます。

2027年9月9日(木)の暦
項目この日の値
六曜仏滅
旧暦8月9日
日の干支辛卯
月齢8.4
日の出(東京)05:19
日の入(東京)17:58
この日の吉日一粒万倍日・神吉日

毎年の9月9日をカレンダーに入れる(ICS)

重陽は五節句の最後

1月7日人日3月3日上巳5月5日端午7月7日七夕9月9日重陽2027年の重陽は木曜日
1月7日の人日、3月3日の上巳(ひな祭り)、5月5日の端午、7月7日の七夕と並ぶ五節句の最後が、9月9日の重陽です。2027年の重陽は9月9日(木)です。

重陽の日付は前後の年も新暦の9月9日、変わるのは曜日だけ

年ごとの日付と曜日です。今年の行に印を付けています。

重陽の日付(2024年〜2031年)
年重陽
2024年2024年9月9日(月)
2025年2025年9月9日(火)
2026年今年2026年9月9日(水)
2027年2027年9月9日(木)
2028年2028年9月9日(土)
2029年2029年9月9日(日)
2030年2030年9月9日(月)
2031年2031年9月9日(火)

重陽の由来と、日本での広まり

重陽(ちょうよう)の節句は9月9日です。1月7日の人日、3月3日の上巳(ひな祭り)、5月5日の端午、7月7日の七夕と並ぶ五節句の一つで、その最後にあたります。

名前の由来は数字にあります。古い中国の考え方では奇数を「陽」の数とし、一桁でいちばん大きい陽の数である9が、月と日に重なる日を「重陽」と呼びました。「重九(ちょうく)」ともいいます。

日本には中国の行事として伝わり、平安時代には宮中の年中行事として定着しました。宮中では菊花の宴が開かれ、詩歌を詠み、菊を浸した酒が振る舞われたといいます。菊は長寿の力を持つ花とされたため、この日は「菊の節句」とも呼ばれ、菊の花を酒やお茶に浮かべて楽しむ習わしが今も残っています。秋の実りの時期と重なることから、栗ご飯を食べて「栗の節句」と呼ぶ地域もあります。

新暦の9月9日はまだ菊の盛りには早く、ほかの節句に比べて行事としては目立たなくなりました。旧暦の9月9日(新暦では年により10月上旬から11月初め)に合わせて、秋祭りを行う地域もあります。

2026〜2035年の10年で見ると、9月9日が土曜か日曜に当たるのは2028年(土)・2029年(日)・2034年(土)・2035年(日)の4年だけで、残る6年は平日です。9月9日は国民の祝日ではないため、平日の年は学校も会社も休みにならず、家でするなら夕食に栗ご飯を炊く、帰宅後に菊湯に入る、といった手軽な形が向いています。二十四節気では白露のすぐあとにあたり、同じ10年で白露は9月の7日か8日にあたり、重陽はその翌日か翌々日です。

旧暦の9月9日は、閏月を数えない場合、新暦の10月1日から11月1日のあいだを動きます。2026年は10月19日(月)、2027年は10月8日(金)、2028年は10月26日(木)、2029年は10月16日(火)、2030年は10月5日(土)、2031年は10月24日(金)、2032年は10月12日(火)、2033年は10月1日(土)、2034年は10月20日(金)、2035年は10月9日(火)です。菊の見ごろは新暦9月9日より遅いため、旧暦の日付のほうが菊の季節に合うと感じて、こちらで行う地域があります。

平安時代の宮中には、前夜の9月8日に菊の花へ真綿をかぶせて夜露と香りを移し、9日の朝にその綿で体をぬぐって長寿を願う「菊の着せ綿」の習わしがありました。中国には、この日に高い所へ登り、茱萸(しゅゆ)の実を身につけて菊の酒を飲むと災いを避けられるという「登高」の風習があり、日本の重陽の宴はその流れをくんでいます。

家で菊を楽しむなら、菊酒は食用菊の花びらをさかずきに浮かべるだけで済みます。お酒を飲まない人や子どもには、花びらを湯に浮かべた菊茶がよく、湯船に浮かべて菊湯にする方法もあります。口に入れるのは食用として売られている菊に限ります。花屋の切り花や庭の観賞用の菊は、農薬が使われていることがあるので食べません。

九州北部には、秋祭りを「くんち」と呼ぶ地域があります(長崎のおくんち、唐津くんち、博多おくんちなど)。「くんち」は9日(くにち)が語源だという説があり、重陽の節句や旧暦9月9日の祭りと結びつけて説明されることがあります。ただし、神に供え物をする日の「供日(くにち)」からきたとする説もあり、語源は一つに決まっていません。

このページで扱う呼び方: 重陽の節句・菊の節句・重九。

重陽のよくある質問

重陽の節句はいつですか?

毎年9月9日です。五節句の一つで、1月7日・3月3日・5月5日・7月7日と続く節句の最後にあたります。旧暦や月遅れで行う地域もあります。

なぜ「重陽」というのですか?

奇数を「陽」の数とする考え方で、一桁で最も大きい陽の数である9が月と日に重なるためです。「重九」ともいいます。

重陽の節句には何をしますか?

菊の花を酒やお茶に浮かべて長寿を願う習わしがあり、「菊の節句」とも呼ばれます。栗ご飯を食べる地域もあります。

五節句のほかの日はいつですか?

人日(1月7日・七草)、上巳(3月3日・ひな祭り)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)の五つです。

2026年10月23日現在の情報です(データ最終更新: 2026年10月16日)。出典: 国立天文台 暦計算室