亥の子はいつ?

2026年の亥の子の日と、新暦11月の亥の日を調べられます。亥の子餅を食べる日や買える店、炉開き・こたつ開きの準備もまとめました。

2026年の亥の子

2026年11月9日(月)

日付は毎年、旧暦10月の最初の亥の日。旧暦の月が新暦とずれるので、10月下旬から12月初めのあいだで年ごとに動きます。

今日から
あと17日
二の亥
11月21日(土)
三の亥
12月3日(木)
新暦11月の初亥
11月9日(月)・亥の子と同じ日
2026年11月日月火水木金土 123456789101112131415161718192021222324252627282930 9日 亥の子

2026年11月9日(月)の暦は仏滅、旧暦10月1日

国立天文台と同じ定義で計算した値です。日の出入は東京の値で、ほかの都道府県は初日の出のページで見られます。

2026年11月9日(月)の暦
項目この日の値
六曜仏滅
旧暦10月1日
日の干支丁亥
月齢29.5
日の出(東京)06:10
日の入(東京)16:39
この日の吉日大明日

毎年の11月9日をカレンダーに入れる(ICS)

亥の子の日にすること ― 食べ物の亥の子餅と、炉開き・こたつ開きの準備

亥の子の日にすることは、亥の子餅(食べ物)を食べること、茶道なら炉開きを行うこと、家庭ならこたつや火鉢を出すことです。亥の子の日に餅を食べる習わしや、炉開きとの関わりは地域・家元・店で異なります。販売期間は店ごとに違うので、買う前に店の公式ページで確かめてください。

表の内容は、それぞれの公式ページで確かめたものです。販売期間は年により変わります。

公式ページで確かめた亥の子餅の売り場と、炉開き・こたつ開きの習わし
お菓子・習わし内容
とらや(亥の子餅)2026年11月1日〜30日に店頭で販売します。公式ページでは「茶道の炉開きにも使われるお菓子です」と説明しています。出どころ: とらや「亥の子餅」
叶 匠壽庵(亥の子餅)2026年11月7日〜9日の販売で、2個入り税込800円。店頭のみで、発送はありません。出どころ: 叶 匠壽庵「亥の子餅」
鈴懸(亥の子餅)2026年11月1日〜9日の販売です。亥の子をかたどり、焼き目をつけた胡桃入りの求肥でこしあんを包みます。出どころ: 鈴懸「亥の子餅」
甘春堂(亥の子餅)2026年のお届けは10月26日〜11月末ごろ(なくなり次第終了)、税込540円。公式オンラインショップで買えます。出どころ: 甘春堂「亥の子餅」
たねや(店頭の亥の子餅)2026年11月9日に店舗で販売します(5個入り税込1,296円)。販売期間は変わることがあると公式に書かれています。出どころ: たねや「亥の子餅」
たねや(通販の亥の子餅・冷凍)公式オンラインショップは2026年10月15日〜11月6日の受付で、出荷は11月8日のみ。数量限定で、5個入り税込1,296円です。出どころ: たねや公式オンラインショップ「亥の子餅 5個入(冷凍)」
鶴屋吉信(亥の子餅)店頭の販売期間は「11月初旬〜11月下旬」で、税込540円。公式オンラインショップでは取り扱わず、生菓子の取扱店舗で買います。年の記載はありません。出どころ: 鶴屋吉信公式オンラインショップ「亥の子餅」
いせや(三重県伊賀・亥の子餅)販売期間は「11月上旬〜中旬」で、1個税込200円。公式ページでは、茶道の炉開きにも供される餅菓子と説明しています。年の記載はありません。出どころ: いせや「亥の子餅」
浦田(亥の子餅)2025年の案内では、11月1日〜下旬の販売で1個税込195円でした。2026年の販売期間は店の公式で確かめてください。出どころ: 浦田「亥の子餅」
茶道の炉開きの菓子裏千家の解説では、亥の子餅は織部まんじゅうとともに炉開きの菓子とされています。炉開きは亥の子の日ごろに、風炉から炉に替える茶道の節目です。出どころ: 裏千家メールマガジン
こたつを出す日・おはぎ(鳥取県)鳥取県の民俗調査の記録では、旧暦10月の亥の日はこたつを出す日といわれ、大山町樋口ではおはぎを作ってもらって食べた例があります。出どころ: 鳥取県「亥の子の民俗」

2026年の亥の子の催しは、3 件・3 都道府県の日付を公式で確かめた

主催・社寺・自治体の公式ページで2026年の日付を確かめた亥の子の催しです。公式に毎年の決まり(11月最初の亥の日など)だけが書かれているものは、日付の下にそう書きました。確かめた日は10月19日です。

名前は公式ページへのリンクです。催しは変わることがあるので、行く前に公式のページで日付と時間を確かめてください。

2026年の亥の子の催し(公式ページで確かめたもの)
催し場所日と時間
2026年の亥の子の催し(3 件)
護王神社の亥子祭京都府・護王神社2026年11月1日(日)17時から(受付は16時)。21時ごろ終了の予定
福田の亥の子香川県・丸亀市本島町福田地区2026年11月9日(月)公式は毎年の決まりのみ。2026年の日付は決まりから
若草町内会の亥の子大祭広島県・広島市 若草町内会2026年11月14日(土)
2026年11月15日(日)公式は毎年の決まりのみ。2026年の日付は決まりから。土曜は夜、日曜は朝から昼

旧暦10月を新暦に重ねると、亥の日はどこにあたるか

旧暦10月(11/9〜12/8)旧暦10月の亥の日新暦11月の亥の日(茶道・和菓子店が合わせる日)日月火水木金土11/89亥の子旧10/1101112131415161718192021二の亥2223祝2425262728293012/123三の亥456789101112
2026年の旧暦10月を新暦のカレンダーに重ねています。色を塗った日付が旧暦10月で、「旧10/1」が旧暦10月1日です。太い実線の枠が旧暦10月の亥の日で、最初の亥の日が亥の子です。「亥の子」「二の亥」「三の亥」と書いてあります。二の亥・三の亥は、その月の2回目・3回目の亥の日です。点線の枠は新暦11月の亥の日です。日付の字が赤いのは日曜・祝日、青いのは土曜で、「祝」は国民の祝日です。

前後の年の亥の子は、10月下旬から12月初めまで動く

年ごとの日付と曜日です。今年の行に印を付けています。

亥の子の日付(2024年〜2031年)
年亥の子新暦11月の初亥
2024年2024年11月7日(木)同じ
2025年2025年11月26日(水)11月2日
2026年今年2026年11月9日(月)同じ
2027年2027年11月4日(木)同じ
2028年2028年11月22日(水)11月10日
2029年2029年11月17日(土)11月5日
2030年2030年10月31日(木)11月12日
2031年2031年11月19日(水)11月7日

亥の子の由来と、日本での広まり

亥の子(いのこ)は、旧暦10月の亥の日に、亥の子餅を食べて無病息災や子孫繁栄を願う年中行事です。「玄猪(げんちょ)」とも呼ばれます。猪は子をたくさん産むことから、子孫繁栄にあやかるといわれます。

中国の俗信がもとといわれ、平安時代には宮中の行事になっていました。亥の月の亥の日の亥の刻(夜9時〜11時ごろ)に餅を食べると病にかからないとされ、『源氏物語』にも亥の子餅が出てきます。江戸時代には武家の行事にもなり、江戸城では玄猪の日に諸大名が登城し、将軍から餅を賜りました。

このページの日付は、旧暦10月の最初の亥の日(初亥)です。日の十二支は1日ずつ巡るので、亥の日は12日ごとに来ます。旧暦の月は年によって新暦の日付がずれるため、亥の子は10月下旬から12月初めのあいだで年ごとに動きます。茶道や和菓子店では、新暦11月の亥の日に合わせることも多く、年によって旧暦の日付と同じ日になることも、ずれることもあります。

亥は陰陽五行で水の性にあたるとされ、亥の日に火を使い始めると火事にならないという言い伝えがあります。茶道では、夏の道具の風炉(ふろ)をしまって炉を開く「炉開き」を11月ごろに行い、亥の子餅はその炉開きの菓子とされています。家庭でも、亥の日にこたつや火鉢を出す「こたつ開き」の習わしがありました。

西日本を中心に、子どもたちが藁を束ねた棒や縄をかけた石で地面をつきながら家々を回る「亥の子つき」も伝わります。地面をついて田畑の神を励まし、収穫に感謝する行事とされ、地域によっては今も続いています。

亥の子餅は、猪の子(うり坊)に見立てた餅です。形や中身は店によって違い、ごまや栗を入れたり、表に焼き目で縞を付けたりします。和菓子店では11月ごろに季節の菓子として並ぶことが多く、予約や取り置きができる店もあります。

このページで扱う呼び方: 亥の子の日・玄猪。

亥の子のよくある質問

亥の子はいつ?

旧暦10月の最初の亥の日です。旧暦の月が年ごとに新暦とずれるので、10月下旬から12月初めのあいだで毎年動きます。このページの日付は、旧暦と日の干支から計算しています。

亥の子餅はいつ食べる?

亥の子の日に食べるのが習わしです。古くは旧暦10月の亥の日の亥の刻(夜9時〜11時ごろ)に食べると病にかからないとされました。茶道では炉開きの菓子としていただきます。

亥の子餅はどこで買える?

和菓子店で、11月ごろに季節の菓子として並ぶことが多いです。出す期間が短い店もあるので、決まった日に食べたいときは予約や取り置きができるか先に確かめておくと安心です。

なぜ亥の日に炉開きやこたつ開きをする?

亥は陰陽五行で水の性にあたるとされ、亥の日に火を使い始めると火事にならないという言い伝えがあるためです。

2026年10月23日現在の情報です(データ最終更新: 2026年10月19日)。