灌仏会はいつ?
灌仏会が2027年はいつかと、過ごし方をまとめています。
2027年の灌仏会
2027年4月8日(木)
日付は毎年 4月8日(新暦の固定日)。旧暦 4 月 8 日や月遅れの 5 月 8 日に行う寺院がある。変わるのは曜日だけです。
- 今日から
- あと167日
- 呼び方
- 花まつり・仏生会・降誕会
- すること
- 花御堂の誕生仏に甘茶をそそいで参拝する
2027年4月8日(木)の暦は仏滅、旧暦3月2日
国立天文台と同じ定義で計算した値です。日の出入は東京の値で、ほかの都道府県は初日の出のページで見られます。
| 項目 | この日の値 |
|---|---|
| 六曜 | 仏滅 |
| 旧暦 | 3月2日 |
| 日の干支 | 丁巳 |
| 月齢 | 1.1 |
| 日の出(東京) | 05:19 |
| 日の入(東京) | 18:08 |
| この日の吉日 | 母倉日・巳の日 |
寺によって日がちがう
灌仏会の日付は前後の年も4月8日(新暦の固定日)、変わるのは曜日だけ
年ごとの日付と曜日です。今年の行に印を付けています。
| 年 | 灌仏会 |
|---|---|
| 2024年 | 2024年4月8日(月) |
| 2025年 | 2025年4月8日(火) |
| 2026年今年 | 2026年4月8日(水) |
| 2027年 | 2027年4月8日(木) |
| 2028年 | 2028年4月8日(土) |
| 2029年 | 2029年4月8日(日) |
| 2030年 | 2030年4月8日(月) |
| 2031年 | 2031年4月8日(火) |
灌仏会の由来と、日本での広まり
灌仏会(かんぶつえ)は釈迦の誕生を祝う法会で、4月8日に営まれます。「花まつり」「仏生会」「降誕会」とも呼ばれ、宗派を問わず広く行われる数少ない仏教行事のひとつです。
名前の「灌(かん)」は水をそそぐという意味です。花で飾った小さなお堂(花御堂)に誕生仏を安置し、柄杓(ひしゃく)で甘茶をそそいで参拝します。釈迦が生まれたとき九匹の竜が現れて甘い露をそそいだ、という伝承をなぞる所作です。甘茶はアマチャというアジサイの仲間の葉を煎じたもので、砂糖を使わずに甘みが出ます。持ち帰って飲む、墨をすって虫除けの札を書くといった習わしも残ります。
「花まつり」という呼び方が広まったのは明治以降とされます。釈迦が生まれたルンビニーの花園にちなむとも、桜の季節と重なるためとも説明されます。寺によっては旧暦の4月8日や、月遅れの5月8日に行います。北日本で月遅れが多いのは、4月上旬にはまだ花が揃わないためです。
花御堂に安置される誕生仏は、右手を上げて天を、左手を下げて地を指す姿をしています。生まれてすぐに七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言った、という伝承にもとづく姿です。
参拝のしかたは寺によって違いますが、多くの寺では、順番に並んで誕生仏の頭に甘茶をかけ、手を合わせます。参拝者に甘茶をふるまう寺もあり、白い象の像を飾る寺もあります。白い象は、釈迦の母が白い象が体に入る夢を見て身ごもった、という伝えにちなむものです。
甘茶に使うアマチャは、葉をもんで乾かすと甘みが出ます。生の葉のままでは甘くありません。
仏教系の学校や保育園、幼稚園には、4月8日にあわせて花まつりを行うところがあります。子どもたちが誕生仏に甘茶をかけ、花を供える行事です。
4月8日は、清明(せいめい。4月4日〜6日)の数日あとで、穀雨(こくう。4月19日〜21日)の前にあたります。4月8日は祝日ではなく、2027〜2036年のうち土曜か日曜になるのは、2028年(土)・2029年(日)・2034年(土)・2035年(日)の4回で、ほかの6年は平日です。平日の年は、参拝しやすい週末に行う寺もあります。その年の日程や時刻、甘茶をいただけるかどうかは寺ごとに違うので、行きたい寺の案内で確かめてから出かけます。
韓国では旧暦の4月8日が釈迦誕生日で、国の祝日になっています。日本でも旧暦で行う寺はありますが、旧暦の4月8日は年によって新暦の4月下旬から5月ごろにあたるため、案内に書かれた日付が新暦か旧暦かを見てから日程を決めます。
灌仏会のよくある質問
灌仏会はいつですか?
4月8日です。寺院によっては旧暦の4月8日や、月遅れの5月8日に行うところもあります。
なぜ甘茶をそそぐのですか?
釈迦が生まれたとき竜が甘い露をそそいだという伝承にちなみます。甘茶はアマチャの葉を煎じたもので、砂糖を加えなくても甘みがあります。
花まつりと灌仏会は同じ行事ですか?
同じ行事です。「花まつり」は明治以降に広まった呼び方で、仏生会・降誕会も同じ法会を指します。
灌仏会と成道会・涅槃会はどう違いますか?
灌仏会は釈迦の誕生、成道会(じょうどうえ)は悟りを開いた日、涅槃会(ねはんえ)は亡くなった日を、それぞれ祝い、しのぶ法会です。日は順に4月8日、12月8日、2月15日で、この3つを仏教の三大法会と呼ぶことがあります。
甘茶は自宅でも作れますか?
市販されている乾燥したアマチャの葉を煎じて作れます。庭にあるふつうのアジサイの葉では代わりになりません。観賞用のアジサイの葉は口にすると中毒を起こすおそれがあるので、使わないでください。アマチャの葉でも、濃く煮出した甘茶を飲んで吐き気などを起こした例があります。葉の量と煮出し方は製品の表示どおりにし、濃くしすぎないようにします。
2026年10月23日現在の情報です(データ最終更新: 2026年10月16日)。出典: 国立天文台 暦計算室