71名のプロが明かす、面接で合否を分ける基準
ベストカレンダー編集部
2026年3月26日 15:15
面接実態調査公開
開催日:3月26日
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採用の現場が示す「面接評価」の段階的な変化
就職活動支援プロダクト「PORTキャリア」を運営するポート株式会社は、採用支援の現場に立ち会うキャリアアドバイザーや元採用担当者、社労士などの採用のプロ71名を対象に、「就職活動の面接に関する実態調査」を実施し、全25項目の調査結果を2026年3月26日に公開しました。調査はインターネットアンケート形式で、実施期間は2026年1月13日~1月25日です。
今回の調査で明らかになったのは、面接の各フェーズで評価軸が明確に変化するという点です。一次面接から最終面接まで、面接官が重視するポイントは段階に応じて移り変わります。
一次・二次・最終で変わる評価の焦点
一次面接では基礎的な対話力や第一印象が重視され、二次面接では実務適性や組織との相性がより重きを置かれます。最終面接ではスキルよりも入社の覚悟や価値観の一致が合否の決定要因として突出しました。
具体的な割合は以下の通りです。一次面接で重視されるポイントは第一印象(76.1%)、コミュニケーションの円滑さ(74.6%)などで、二次面接ではポテンシャル・成長性(52.1%)、現場メンバーとの相性(49.3%)が上位に挙がりました。最終面接では入社への覚悟・本気度(78.9%)と経営理念・ミッションへの共感(53.5%)が重視されています。
面接での評価を下げる行動と具体的な注意点
調査では、面接官がマイナス評価をする行動についても順位付けされました。もっとも多く挙がったのは「知ったかぶり・嘘」で、64.8%がワースト1位と回答しています。次いで「質問の意図とズレた回答をする(54.9%)」、「社会人としての基礎的なマナー違反(47.9%)」が上位に入っています。
自由記述では、ネットやAIで作成した文面をそのまま丸暗記してしまう件についての指摘が複数見られました。深掘りされた際に答えられず、焦って知ったかぶりをしてしまうケースが散見されることから、不自然な棒読みの対応が評価を大きく下げることが示唆されています。
面接時の具体的な対応指針
勤務先や選考段階に関わらず採用プロが推奨する基本的な対応は以下の通りです。まず、わからないことは正直に認めること、次に自分の考えをその場で整理して伝える姿勢が求められます。ネットやAIを参考にする場合でも、自分の言葉で咀嚼して話すことが重要視されています。
- 不明点は確認してから回答する(例:「〇〇という理解で合っていますか?」と確認する)
- 事前準備した内容をそのまま棒読みしない
- 面接前後の振る舞い(到着時刻、入室前の態度、挨拶)も評価対象になる
これらのポイントは、面接の場だけでなく面接会場に向かう前後の行動も含めて総合的に見られていることを示しています。
調査の全25項目と調査背景、運営会社の情報
本調査は、エントリーシートや面接対策が画一化されやすくなった現代の就職活動環境に対する問題意識から実施されました。生成AIの普及や情報の均質化が進む中で、企業側は「その場での対応力」や「飾らない人間性」を重視するようになっています。
調査の目的は、表面的な面接テクニックを超えた「合否を分ける本質的な評価基準」を可視化することで、学生と企業の情報の非対称性を減らすことにあります。以下にアンケートの25項目を列挙します。
- 一次面接で、もっとも重視するポイントは?(上位3つ)
- 二次面接で、もっとも重視するポイントは?(上位3つ)
- 三次面接で、もっとも重視するポイントは?(上位3つ)
- 最終面接(社長・役員面接)で、もっとも重視するポイントは?(上位3つ)
- 面接で気になる(マイナスな印象を持つ)ポイントは?(上位3つ)
- 面接以外の時間の振る舞い(入室前の待ち時間の態度や、到着時刻、すれ違った時の挨拶など)も評価に影響しますか?
- 面接会場への到着、ベストな時間は何分前ですか?
- 面接中にメモを取るのはありですか?
- 面接中「マスク」は外すべきですか?
- 体調不良で面接をキャンセルしたとき、その後の評価に影響しますか?
- 面接後の「お礼メール」を送ったかどうかは、合否に影響しますか?
- お礼メール等の文面はテンプレ通りで問題ないですか?
- Web面接で重視しているポイントは?(3つまで)
- Web面接でカンペを見ながら話すのはありですか?
- 自己紹介は「大学・学部・名前」等の基本情報のみで良いですか? それとも、一言PRなどを加えるべきですか?
- 面接の回答(1回の回答の長さ)の目安は?
- 質問の意図がつかめない場合の、おすすめの対応方法を教えてください。例:「〇〇という理解で合っていますか?」と確認してから話す
- 一次面接での「逆質問」として、おすすめなものは?(上位3つ)
- 二次面接での「逆質問」として、おすすめなものは?(上位3つ)
- 役員・社長(最終)への「逆質問」として、おすすめなものは?(上位3つ)
- やめたほうが良い「逆質問」は?(3つまで)
- 逆質問の最適な個数はありますか?
- 面接官が「答えにくい質問」や「意地悪な質問」をする意図は?(3つまで)
- 「面談(リクルーター面談等)」は選考に影響しますか?
- 「サイレントお祈り(連絡なし)」について、いつまで待つべきですか?
調査はPORTキャリア編集部により実施され、調査対象はキャリアアドバイザー、社労士、元採用担当者など採用支援に関わるプロ71名でした。
調査を行った組織と連絡先情報
本調査の実施主体はポート株式会社が運営する「PORTキャリア」です。PORTキャリア公式サイトのURLは下記の通りです。
- PORTキャリア:https://www.theport.jp/portcareer/
- ポート株式会社:https://www.theport.jp/
会社概要や関連組織の情報は以下の通りです。就活会議株式会社はポート株式会社の100%子会社として運営されています。
- ポート株式会社(運営会社)
- 所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
- 代表者:代表取締役社長CEO 春日博文
- 設立:2011年4月
- 資本金:33百万円(2025年12月末時点)
- 就活会議株式会社
- 所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
- 代表者:代表取締役社長CEO 赤塩 勇太
- 設立:2011年4月
- 大株主構成及び所有率:ポート株式会社100%
本件に関する報道関係の問い合わせ先は以下です。
- 担当:広報 諏訪
- E-mail:pr@theport.jp
- TEL:03-5937-4701
調査結果のポイントと関連サービス一覧
調査結果から読み取れるポイントを整理すると、面接の初期段階では「第一印象・対話力」、選考が進むにつれて「実務適性・組織適合」、最終段階では「入社への覚悟や価値観の一致」が合否の核心となることがわかります。また、AIやネットの助けを借りること自体は問題ではないものの、それをそのまま用いる丸暗記型の対応はマイナス評価につながりやすいという点も示されました。
ポート株式会社および関連サービスは、多様な就職支援サービスを運営しており、調査の文脈に関連するサービス群は次の通りです。
- 就活会議:https://syukatsu-kaigi.jp/
- キャリアパーク:https://careerpark.jp/
- キャリアパーク!就職エージェント:https://careerpark-agent.jp/
- PORTキャリア:https://www.theport.jp/portcareer/
- みん就:https://www.nikki.ne.jp/
- 就活の未来:https://shukatsu-mirai.com/
- イベカツ:https://evekatsu.com/
- HR戦略コンサルティング:https://www.theport.jp/port-hr/lp/
- エネチョイス(エネルギー領域):https://enechoice.jp/
- マネットカードローン(新規領域):https://ma-net.jp/card-loan
調査の要点まとめ(表形式)
以下の表は、本記事で触れた主要な調査結果と調査実施の基本情報を整理したものです。面接対策や企業研究の際の参考情報として、評価傾向や調査概要を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査名 | 就職活動の面接に関する実態調査(PORTキャリア) |
| 調査実施期間 | 2026年1月13日~1月25日 |
| 調査方法 | インターネットアンケート調査 |
| 調査対象 | キャリアアドバイザー、社労士、元採用担当者など採用支援のプロ71名 |
| 一次面接で重視する点(上位) | 第一印象(76.1%)、コミュニケーションの円滑さ(74.6%) |
| 二次面接で重視する点(上位) | ポテンシャル・成長性(52.1%)、現場メンバーとの相性(49.3%) |
| 最終面接で重視する点(上位) | 入社への覚悟・本気度(78.9%)、経営理念・ミッションへの共感(53.5%) |
| 面接でマイナス評価となる行動(上位) | 知ったかぶり・嘘(64.8%)、意図とズレた回答(54.9%)、基礎的マナー違反(47.9%) |
| 運営会社 | ポート株式会社(代表:春日博文)所在地 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F |
| 問い合わせ | E-mail:pr@theport.jp/TEL:03-5937-4701(広報:諏訪) |
本報告では、面接評価の段階的な変化や具体的な注意点、調査の方法や運営会社の情報を網羅的に整理しました。面接準備を行う際には、各選考フェーズで企業が何を見ているかを踏まえ、自身の言葉で考えを整理して伝えることが重要になります。