サイバーステップがMAKE VALUEとTRUXiAを取得
ベストカレンダー編集部
2026年3月26日 18:21
時計事業譲受とTRUXiA取得
開催日:3月25日
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エンターテインメント発想で購買体験を再設計する狙い
サイバーステップホールディングス株式会社は、2026年3月26日13時23分付のリリースで、株式会社MAKE VALUEからのブランド時計等古物売買事業の譲受契約と、株式会社TRUXiAの全株式取得契約を2026年3月25日付で締結したことを公表しました。今回の2件は、同社が掲げるパーパス「PLAY THE NEXT」のもと、デジタルエンターテインメントで培った知見を購買や顧客接点の設計へと横展開する戦略的な一手です。
発表は持株会社体制への移行(2025年12月)が区切りとなり、コンテンツ・コミュニティ・コマースを横断する事業基盤の構築を加速する意図を明確にしています。今回の譲受と株式取得によって、商品力(高付加価値商材)と販促機能(認知から購買促進まで)を同時に取り込む構図が形成されます。
背景にある事業戦略
同社は既にオンラインゲームやクレーンゲームアプリ等のデジタルエンターテインメント事業でユーザー体験を提供してきました。持株会社化以降はその体験価値を起点に、日常の購買行動や顧客接点の再設計を目指す方針を公表しています。
今回の案件は、単なる事業拡張にとどまらず、「良い商品を持つ」だけでなく「適切な顧客に届け購買につなげる」までを一体で設計できる体制をグループ内で整えるための施策です。M&Aと資本提携を組み合わせることで、事業価値の向上を図る狙いが示されています。
MAKE VALUEの事業内容とグループ内での位置づけ
MAKE VALUEは、ロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲなどのラグジュアリーブランド時計を中心に国内での仕入・売買を行う専門企業です。今回の譲受により、サイバーステップホールディングスは高付加価値商材を取り扱う事業基盤を獲得します。
同社の強みとしては、専門スタッフによる真贋判定体制、複数の仕入ルートによる安定調達網、在庫回転の速さが挙げられます。これらはコレクター性や希少性を重視するユーザー層と高い親和性があり、既存のデジタル販売チャネルと組み合わせることで新たな購買体験の創出を期待できます。
MAKE VALUEの具体的な強み
MAKE VALUEが保持する主な強みは以下の通りです。これらの機能をグループに取り込むことにより、従来のエンターテインメント資産と商材の組み合わせが可能になります。
- 真贋判定体制:専門スタッフによる査定で商品の信頼性を担保。
- 複数の仕入ルート:安定した調達を可能にするネットワーク。
- 在庫回転の速さ:効率的な流通・販売運営。
これらにより、ライブコマースやコミュニティ販売など、デジタルとリアルを横断する販売チャネルとの連携による新たな購買体験の設計が見込まれます。
TRUXiAの販促機能とグループでの役割
株式会社TRUXiAは、インターネット広告、デジタルメディア企画、キャスティングなどを手がける企業です。多様なジャンルのタレント・インフルエンサーとのネットワークを有し、広告企画からメディア設計までを一体的に提供する能力が強みです。
TRUXiAの子会社化により、サイバーステップホールディングスはコンテンツIPやユーザーコミュニティを起点としたプロモーション体制を社内に取り込めるようになります。これにより認知獲得から購買促進までの導線設計をグループ内で完結させることが可能となります。
TRUXiAが担える具体的な機能
TRUXiAの業務領域は多岐にわたり、以下の点がグループ内での価値となります。
- インターネット広告の企画・運用
- デジタルメディアの企画設計
- タレント・インフルエンサーを活用したキャスティングとキャンペーン実施
これらを連携させることで、グループ全体のマーケティング機能の高度化、広告宣伝の運用最適化を図ることができます。コンテンツと購買の導線を設計できる点が今回の株式取得の重要なポイントです。
実務面と企業情報の整理
今回の発表は、2026年3月25日付での契約締結を基点とし、リリース自体は2026年3月26日13時23分に行われています。対象となる事業はMAKE VALUEのブランド時計等古物売買事業の譲受と、TRUXiAの全株式取得です。それぞれ異なる機能を持つ事業・企業を組み合わせることで、商品性・販促機能・顧客接点を同時に強化する意図が示されています。
以下に、発表に含まれる主要な企業情報、連絡先、注意書き等を整理します。
サイバーステップホールディングスの基本情報
公表された会社概要は次の通りです。これらは発表文に記載された正式な情報です。
- 社名
- サイバーステップホールディングス株式会社
- 所在地
- 東京都杉並区和泉1-22-19 朝日生命代田橋ビル4F
- 代表者
- 代表取締役社長 湯浅慎司
- 上場
- 東京証券取引所スタンダード市場(コード:3810)
- 事業内容
- デジタルエンターテインメント事業を中核に、コマース・マーチャンダイジング・セールス等の隣接領域へと事業を拡張するグループの持株会社
- URL
- https://cshd.cyberstep.com/
- 公式X
- https://x.com/CyberStepHD_IR
また、問い合わせ先としてEmail:info@cyberstep.comが案内されています。社としての考え方として、エンターテインメント企業の役割は楽しさの提供にとどまらないとの記載があり、創業25周年を契機に事業の拡張と社会との関係強化を図る旨が伝えられています。
リスク及び留意事項
リリースには、将来の事業展開・業績に関する記述は現時点での計画・見通しに基づくものであり、実際の結果が異なる場合があるとの注意書きが明示されています。M&Aや資本提携などを含む今後の展開にあたっては、外部環境や実行上の要因により予定通り進まない可能性がある点に留意する必要があります。
今回の発表は戦略的意図と期待される相乗効果を示すものでありつつ、具体的な統合手続きや運営体制の詳細は今後の開示に委ねられる部分がある点も押さえておくべき事項です。
本件の要点を一目で整理した表
以下の
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日時 | 2026年3月26日 13時23分(リリース) |
| 契約締結日 | 2026年3月25日付 |
| 実施内容 | 株式会社MAKE VALUEのブランド時計等古物売買事業の譲受契約締結、株式会社TRUXiAの全株式取得契約締結 |
| 狙い | 商品(高付加価値商材)と販促機能(認知〜購買導線)を同時に獲得し、コンテンツ・コミュニティ・コマースを横断する事業基盤を構築 |
| MAKE VALUEの特徴 | ロレックス・パテックフィリップ・オーデマピゲ等のラグジュアリーブランド時計の国内仕入・売買、真贋判定、複数仕入ルート、在庫回転の速さ |
| TRUXiAの特徴 | インターネット広告、デジタルメディア企画、キャスティング、タレント・インフルエンサーのネットワークを活かした広告・メディア設計 |
| 親会社(公表者) | サイバーステップホールディングス株式会社 |
| 親会社所在地 | 東京都杉並区和泉1-22-19 朝日生命代田橋ビル4F |
| 代表者 | 代表取締役社長 湯浅慎司 |
| 上場 | 東京証券取引所スタンダード市場(コード:3810) |
| 問い合わせ | Email:info@cyberstep.com |
| 関連URL | https://cshd.cyberstep.com/ / https://x.com/CyberStepHD_IR |
| 注意書き | 将来の事業展開・業績に関する記述は計画・見通しに基づくものであり、実際の結果が異なる場合がある |
以上の表は本件発表に含まれる主要情報を整理したものであり、譲受・株式取得の目的は商品力と販促機能の同時強化を通じた、コンテンツ・コミュニティ・コマースを横断する事業基盤の構築にあります。今後の統合や具体的なサービス展開は、追加開示や各社の運用に応じて明らかになると考えられます。