新百合丘オーパ、廃棄コスメを館内装飾にアップサイクル
ベストカレンダー編集部
2026年3月31日 16:52
廃棄コスメ建材施工
開催日:3月31日
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廃棄コスメを建材に変える――新百合丘オーパの館内装飾プロジェクト
株式会社OPAが運営する商業施設「新百合丘オーパ」は、株式会社モーンガータおよびフクビ化学工業株式会社と協働し、お客さまから回収した廃棄コスメを原料として建材にアップサイクルし、館内装飾として施工しました。発表は2026年3月31日14時00分に行われています。
この取り組みは、コスメの廃棄という課題に対し、施設がハブとなって資源循環のプロセスを可視化し、利用者の想いを空間の一部として受け継ぐことを目的としています。事業の背景、実施内容、関係各社の役割やワークショップの経緯など、プレスリリースに記載された全ての情報を以下に整理します。
施工箇所と展示の具体的な仕様
廃棄コスメ由来の建材は2階の館内装飾に採用され、日常空間として利用されるトイレ周辺の仕上げとして設置されました。主に導入されたのは、2Fトイレ洗面台(パウダールーム)を中心とした施工と、トイレ入口休憩スペースでのストーリー展示です。
建材はコスメの持つ色彩やラメ・パールの煌めきを活かした意匠性を持ち、空間の印象を明るく上品にする設計がなされています。鏡の反射と壁面の色彩が対峙する演出を意図し、施設内での新しいサステナブルな表現として位置付けられています。
メイン施工:2F トイレ洗面台(パウダールーム)
2Fの男女トイレ洗面台に、モーンガータで資源化されたコスメ由来の色材を使った建材を採用しています。素材はラメやパールの煌めきを再現し、壁面や洗面台周りの意匠に反映されています。
施工では、見た目の表現に加え、日常使用に耐える耐久性と施工性を考慮。フクビ化学工業の樹脂成形技術により、実際の空間で求められる性能を確保した上で、コスメ由来の独特の風合いを残す仕上げが施されています。
ストーリー展示:2F トイレ入口 休憩スペース
トイレ入口の休憩スペースでは、リブ形状のコスメ建材フレームにミニタイルを組み合わせた展示を行っています。光の角度によってラメ・パールが煌めく仕上げが特徴で、2F男女トイレそれぞれに使われた建材を一度に確認できる『色見本』の機能も担います。
この展示は、普段は見られない他方の空間を視覚的に楽しめる構成であり、多様な個性が共生する施設の象徴としての意味合いも持たせています。来訪者が直接触れることを想定した手触りや見え方の工夫も施されています。
- 施工箇所: 2F トイレ洗面台(パウダールーム)、2F トイレ入口 休憩スペース
- 素材の特徴: コスメ由来の色材、ラメ・パールの煌めき、リブ形状、ミニタイル展示
- デザイン意図: 鏡と壁面の対峙、色彩の可視化、地域の物語としての再価値化
ワークショップと製造プロセス:来訪者参加による資源循環
今回の建材は、来訪者の参加を通じて創られています。2025年9月にモーンガータと共催した『コスメ掻き出しワークショップ』で、参加者がコスメを容器から掻き出して分別する作業を行い、その中身を資源化するプロセスを体験しました。
ワークショップで集まったコスメの中身は、モーンガータの技術により色材として精製され、フクビ化学工業の技術と融合することで建材に適した原料(バルク原料)へと加工されました。これにより、来訪者の手ざわりや想いのある素材が、実際の建材として空間に定着しています。
ワークショップの実施内容と意義
ワークショップでは、参加者自身がコスメを掻き出す手作業を中心に、分別と資源化の一連の流れを体験しました。作業を通じて『もったいない』という後ろめたさを、創造的な価値に転換するプロセスが示されました。
この体験型のプロセスは、単なる回収ではなく、参加者の想いを素材として取り込む点に特徴があり、資源循環の理解を深める教育的要素も兼ね備えています。収集された原料はその後の精製・成形工程に回され、建材としての品質確保に向けた処理が行われました。
- ワークショップ開催時期
- 2025年9月(モーンガータと共催)
- 参加内容
- コスメの掻き出し作業・分別体験
- 資源化の流れ
- 参加者の手作業 → モーンガータで色材化(バルク原料化) → フクビ化学工業で建材化 → 施設へ施工
三社の役割とプロジェクトの組織構成
本プロジェクトには、それぞれ明確な役割分担があり、専門性を持ち寄ることで資源循環を実現しています。以下に三社の役割を整理します。
各社は個別の専門技術を持ち寄り、集められた廃棄コスメを着色原料へと精製し、建材に成形して施工するという一連の流れを実現しました。プロジェクト全体は新百合丘オーパがプロデュースし、地域の物語としてつなげる役割を担っています。
株式会社モーンガータの役割
モーンガータは資源化と色材製造を担当しました。同社は『生産されたモノを楽しく100%有効活用する』という理念を掲げ、廃棄されるコスメに新たな価値を付与しています。
具体的には、廃棄コスメを独自技術で精製し、建材の着色などに使えるバルク原料へと変換。主力ブランド『SminckArt(スミンクアート)』を通じて、廃棄時の後ろめたさを創作体験に変える取組みを行っています。公式サイト: https://man-gata.com/
フクビ化学工業株式会社の役割
フクビ化学工業は建材の製造・再価値化を担当しました。長年の樹脂成形技術を活かし、モーンガータが資源化したコスメ由来原料を高品質な建材へと昇華させています。
同社は素材の意匠性を保ちながらも、耐久性や施工性を確保することで、実空間で使用可能な商品に仕上げています。社内認証制度『Fukuvalue』を通じて環境配慮型のものづくりを推進しています。公式サイト: https://www.fukuvi.co.jp/
新百合丘オーパの役割
新百合丘オーパはプロデュースと還元を担当し、地域コミュニティの拠点としてワークショップの開催や回収窓口の運営を行いました。参加者の想いを建材に還元することで、地域の物語として資源循環を可視化しています。
施設としては単に場所を提供するだけでなく、集まった資源がどのように再価値化されているかを示すことで、持続可能な場を地域へ提供する役割を果たしています。所在地は川崎市麻生区上麻生1丁目1番1号、営業時間は9:00~21:00です。施設詳細: https://www.opa-club.com/shinyurigaoka
取り組みの要点整理と問い合わせ先
ここまでに記載したプロジェクトの主要点を、分かりやすく表として整理します。表には実施日、関係各社、施工箇所、関係サイト、問い合わせ先など、プレスリリースに含まれる全ての要素を盛り込みます。
以下の表は本記事で取り上げた情報を一覧化したものです。最後に自然な文章で要点を再確認して締めくくります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年3月31日 14時00分 |
| プロジェクト名称(報道上の表記) | OPA×モーンガータ×フクビ化学工業 による循環型空間づくり |
| 実施施設 | 新百合丘オーパ(所在地:川崎市麻生区上麻生1丁目1番1号) |
| 営業時間(施設) | 9:00~21:00 |
| 施工箇所 | 2F トイレ洗面台(パウダールーム)、2F トイレ入口 休憩スペース(ストーリー展示) |
| 主要な実施内容 | 来場者から回収した廃棄コスメをモーンガータが色材化し、フクビ化学工業が建材化して館内装飾に施工 |
| ワークショップ実施時期 | 2025年9月(コスメ掻き出しワークショップ) |
| 関係各社の役割 |
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| 公式サイト/参照 |
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| 問い合わせ先(代表) | 株式会社OPA 新百合丘オーパ TEL: 044-965-2121(代表) |
本稿では、発表資料に基づき新百合丘オーパが実施した廃棄コスメのアップサイクルプロジェクトについて、施工箇所の詳細、ワークショップの経緯、各社の役割分担、関連情報を整理して提示しました。プロジェクトは来訪者の参加を通じた資源循環の可視化を試みており、施設の一角に愛用コスメの記憶を残す形で還元されています。問い合わせは株式会社OPA新百合丘オーパの代表電話へご連絡ください。