エンペラーステーキ京都店が5月上旬開店 出店と優待の狙い
ベストカレンダー編集部
2026年4月1日 22:07
エンペラーステーキ京都店
開催日:5月1日
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インバウンド業態「エンペラーステーキ」の現況と出店計画
2026年4月1日16時40分、ホリイフードサービス株式会社は、インバウンド向け業態である「エンペラーステーキ」を中心とした出店戦略に関するQ&Aを公表しました。代表取締役社長は藤田明久氏で、本社は茨城県水戸市に所在します。プレスリリースでは、訪日外国人需要の回復を受けた業績動向と、今後の具体的な出店計画・立地戦略についての見解が示されています。
同社は2026年11月期に新たに3店舗の出店を計画しており、そのうち京都への出店が既に決定、2026年5月上旬の開店を予定しています。1号店の予約率は直近で70%を記録しており、京都店は3階の立地を活かして眺望や観光導線を組み合わせることで“目的地化”を図る方針です。
- Q:エンペラーステーキの出店計画は?
- A:2026年11月期は3店舗の出店を計画。京都店は5月上旬開店予定。
- Q:新宿店と同等の集客力・高単価を保てる立地はどれほどあるか?
- A:東京では渋谷、銀座、浅草、六本木など、国内では大阪、京都、福岡、兵庫など多数の余地があると認識。
- Q:出店ペースの加速はどの程度を想定しているか?
- A:訪日外国人は今後も増加が予測され、供給が不足しているとの認識から、出店余地はまだ多く残ると判断している。
- Q:インバウンド需要が急減した場合のリスクヘッジは?
- A:コロナ級の急減となれば別判断となるが、現状の店舗で2割(20%)減程度であれば影響はないと判断している。必要に応じて国内向け業態への転換も可能性として想定される。
- Q:日中関係の影響はあるか?
- A:来店客の内訳は現時点で欧米系が7割、東南アジア系が3割であり、欧米からの来店が多いため現時点では影響がない。
- Q:為替の影響はどのように出ているか?
- A:国内中心の展開と食材の国産中心化により、材料費等の価格上昇はあるが、為替面での大きなメリット・デメリットはないと見ている。
- Q:エンペラーステーキが好調な理由は?
- A:特別な要素ではなく、綿密なマーケティングに基づく業態設計。インバウンド向けには「神戸牛」や来店客が体験できる仕掛けにより認知を拡大している。
- Q:京都店が3階だが勝算はあるか?
- A:1号店の実績(予約率70%)を踏まえ、予約導線強化・体験型オペレーション確立・眺望や観光導線の価値を活かした目的地化により勝算ありと判断している。
立地と顧客構成の実務的な視点
同社は訪日外国人の流入が多いエリアを具体的に想定しており、都内では渋谷、銀座、浅草、六本木、国内では大阪、京都、福岡、兵庫などを出店候補として考えています。これらは観光導線や宿泊需要と親和性が高く、高単価業態の成立に寄与する見込みです。
顧客構成は欧米系7割・東南アジア系3割という現状認識を示しており、欧米客の比率が高いことから、国別の来訪動向や旅行先選好の変化が業績に与える影響を注視する姿勢を示しています。
株主優待制度の内容と利用条件を詳細に解説
株主優待に関しては、ジャパネットギフトカード(WEB限定利用)とホリイフード食事券の2種類が主要な要素として説明されています。優待の有効期限や利用上の注意、継続優待の条件、提携の経緯、発送時期、紛失時の扱い、財務影響の見通しなど、投資家からの質問を中心に回答が整理されています。
本項ではQ&A形式で内容を網羅します。プレゼント的扱いではなく、株主に対する利便性と財務的な影響を明確にした説明となっています。
- Q:ジャパネットギフトカードはどこで使えるか?
- A:ジャパネットの公式通販サイト(WEB限定)でのみ利用可能。電話での利用は不可。
- Q:ギフトカードで使えない商品は?
- A:一部の特別販売商品やセット販売商品などが対象外。詳細はジャパネットのWEBサイトで確認。
- Q:ジャパネットギフトカードの有効期限は?
- A:発行日から2年間。期限を過ぎると利用不可。
- Q:ギフトカードは複数回に分けて使用できるか?
- A:はい、保有金額の範囲内で複数回に分けて使用可能。
- Q:当社事業が停止した場合のギフトカードの扱いは?
- A:当社が事業停止・変更等で支払い不能となった場合、利用できなくなる可能性がある。
- Q:優待の有効期限が2年間で合算すると20万円使えるのか?
- A:2年分を合算すると20万円分を利用できる。
- Q:ホリイフード食事券はどこで使えるか?
- A:当社グループ直営店(一部FC含む)で利用可能。対象店舗はWEBサイトや案内書で確認できる予定。
- Q:ホリイフード食事券は何枚まで使えるか?
- A:1回の会計で複数枚の同時利用が可能。お釣りは出ない。
- Q:食事券の有効期限は?
- A:発行から1年間。期限を過ぎると利用不可。
継続優待と発送、紛失・財務影響の取り扱い
継続優待は1年以上継続保有する株主にボーナスが付与される制度で、初年度および翌年以降の適用条件が具体的に定められています。優待の発送や電子化の検討、紛失時の再発行不可などの運用面についても明示されています。
財務面では、優待に係るコストは軽微であり、利用率を20%前後と想定して引当金処理を行う計画です。ギフトカードは実際に利用された場合に請求処理を行う仕組みです。
- Q:継続優待の条件は?
- A:初年度は2026年5月末と2026年11月末の当社株主名簿に、同一の株主番号で各保有株式区分を2回連続以上で保有していることが条件。翌年以降は5月末及び11月末の名簿に同一株主番号で各保有株式区分以上を連続3回以上記録されていることが条件。
- Q:ジャパネットとの提携はなぜ成立したか?
- A:親会社CCHが保有する企業ネットワークと、ベルギーのサッカーチームSTVVのスポンサー活動でジャパネットと共に連携したことがきっかけ。
- Q:優待の発送時期は?
- A:本年度は4月下旬を目安に発送。来期以降は食事券の電子化を検討し、より早期発送を目指す。
- Q:紛失時の再発行は可能か?
- A:再発行には対応していないため保管に注意が必要。
- Q:優待による財務影響は?
- A:コストは軽微で利用率20%前後を想定し引当金処理予定。ギフトカードは利用時に請求を受ける方式。
- Q:今後の優待方針は?
- A:株主との長期的な信頼関係を目的に、継続的に制度改善を行う方針。
店舗運営、DX導入と業態転換の取り組み
店舗運営面では、人件費上昇圧力に対応するためのDX(デジタルトランスフォーメーション)導入と、バーチャルレストラン等新たな取り組みの導入が説明されています。モバイルオーダー導入でホール負担を軽減し、厨房を強化する体制にすることで生産性向上を図っています。
また、バーチャルレストランの展開に際しては現場の負担を前提に運用し、誰が作っても同じ品質が提供できるオペレーション設計を心掛けているとのことです。14業態を運営する中で、業態変更を通じた復活策も整えているとしています。
- Q:DXでのコスト削減と人件費増への対応は?
- A:モバイルオーダー導入によりホールスタッフの負担を軽減し、調理を強化することで生産性向上を実現。従業員満足度向上と生産性改善を同時に進めている。
- Q:バーチャルレストラン導入による現場負担はどう管理しているか?
- A:負担の少ないオペレーションを前提に導入。簡便で均一な商品提供を可能にする工夫を行い、提携先の承諾を得た商品を提供。現場の声を反映しながら運用改善を行う。
- Q:居酒屋市場の縮小に伴う業態転換の方針は?
- A:現在14業態を展開しており、新たな柱となる業態に常に挑戦。調子が上がらない店舗は業態変更により復活を図る体制を構築している。
運営上のリスク管理と実務的備え
インバウンド業態の特性上、為替や地政学的リスク、国別の訪日者動向が影響する可能性がある点を認識しつつ、現状は欧米系来店比率の高さや国産食材中心の調達方針により大幅な影響は確認されていないとしています。仮に急減が生じた場合の下振れシナリオとして2割減程度であれば許容範囲と考えられています。
出店に際しては立地選定や体験型オペレーション、予約導線の設計に注力することで、観光客の来訪動機を高める戦略を取っています。
要点の整理(データ表)
以下に本プレスリリースの主要項目を表形式で整理します。出店計画、優待の条件・有効期限、利用制限、発送時期、継続優待の要件、財務上の見通しなどを一目で確認できるようにまとめています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表者/日時 | ホリイフードサービス株式会社/2026年4月1日 16:40 |
| 代表者 | 代表取締役社長 藤田 明久 |
| 本社所在地 | 〒310-0803 茨城県水戸市城南3丁目10-17 カーニープレイス水戸4階 |
| 業態 | インバウンド業態「エンペラーステーキ」を中心に複数業態(計14業態) |
| 出店計画(2026年11月期) | 新規3店舗(京都店は5月上旬開店予定)。東京・大阪・京都・福岡・兵庫等が重点候補 |
| 顧客構成 | 欧米系7割、東南アジア系3割 |
| 予約率(1号店実績) | 直近で約70% |
| ジャパネットギフトカード | 公式通販サイト(WEB限定)で利用可。電話不可。対象外商品あり。有効期限2年。複数回利用可。 |
| ホリイフード食事券 | 当社グループ直営店(一部FC含む)で利用可。1会計で複数枚利用可。お釣りは出ない。有効期限1年。 |
| 継続優待条件 | 初年度:2026年5月末と11月末の名簿に同一株主番号で各区分を2回連続保有。翌年以降:5月末・11月末の名簿に同一株主番号で各区分以上を連続3回以上記録。 |
| 発送時期 | 本年度は4月下旬目安。来期以降は食事券の電子化検討。 |
| 紛失時対応 | 再発行不可 |
| 財務影響 | コストは軽微。利用率20%前後を想定し引当金処理を予定。ギフトカードは利用時に請求。 |
| 提携の背景(ジャパネット) | 親会社CCHの企業ネットワーク及びSTVVスポンサー活動での接点がきっかけ。 |
| リスク対応 | インバウンド減少リスクは認識。2割程度の減少であれば現状では影響なしと判断。必要に応じて業態転換を実施可能。 |
| 公式URL | https://www.horiifood.co.jp/ |
以上が今回公表されたQ&Aに基づく主な事実と施策の要点の整理です。出店計画、優待制度運用、DX導入および業態の柔軟な転換方針など、投資家や関係者が注目する項目が網羅的に示されています。企業概要と併せて参照することで、ホリイフードサービスの直近の戦略と実務的な対応が把握できます。