トリッカル、5時間超の記念PV公開 ハーフアニバ施策総覧
ベストカレンダー編集部
2026年4月1日 23:07
ハーフアニバ記念PV公開
開催日:4月1日
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5時間超の記念映像が描いた「一緒に描く、ひとつの夢」──制作の狙いと舞台裏
2026年4月1日16時に公開されたプレスリリースによれば、EPID Games開発、bilibiliがパブリッシングを行うスマートフォンゲーム『トリッカル・もちもちほっぺ大作戦』は、ハーフアニバーサリーを記念してbilibili制作の特別PV(再生時間5時間超)を公開しました。公開に至った背景には、運営側がプレイヤーへの感謝を形にしたいという強い意図がありました。
記念PVのコンセプトは「一緒に描く、ひとつの夢」です。主役となるハーフアニバーサリーバージョンの新使徒「イード」は長く夢の中に眠り続ける存在で、現実と夢の狭間で戸惑いを抱えていました。教主(プレイヤー)との出会いによって温かさを知り、エーリアスの世界を再認識していく物語が映像の核となっています。
記念PVに込めた具体的な表現
PV内ではゲーム内シナリオのアニメーション再現や、プレイヤー一人ひとりの記憶を象徴する「記憶の欠片」が多く登場します。スピッキーやエルフィンの名場面をはじめ、教主たちが体験した物語の断片がつながることで、イードにとっての夢と現実の境界が描写されます。
また、制作陣は可能な限り多くの教主の痕跡をPVに残すことを目指し、表示にプレイヤーのUIDを入れる試みを行いました。最終的に表示対象は、サービス開始から2026年2月26日までに登録しチュートリアルをクリア、かつ教主レベル20に達しているプレイヤーに限定されています。
制作の技術的・運営的な課題
記念PVの制作は技術面でも難航しました。数十万件に及ぶリストのインポートはPCのフリーズを招き、映像のレンダリングと書き出しには膨大な時間がかかりました。工程は分割して進め、データのマスキング処理などプライバシー対策にも時間を割いたため、制作期間は3週間未満という厳しいスケジュールだったと報告されています。
なお、当初検討した屋外広告にプレイヤーIDを組み込むアイデアは、個人情報保護や屋外広告物に関する法規制の問題により断念されました。チームは非常に残念に思っているとのことです。
記念PVは以下のURLで視聴可能です。PV本体の長さや構成は、映像そのものがプレイヤー全体への感謝を示すものになるよう意図されています。
https://www.youtube.com/watch?v=H-1zDRyCgf4&t=13s
ハーフアニバーサリー施策の全貌とIP展開の方針
ハーフアニバーサリーでは、ゲーム内施策に留まらず、現実世界へと世界観を広げるための複数の企画が展開されました。bilibili担当のMichael氏は『トリッカル』を単なるゲームではなく一つのIPと位置づけ、ブランド力を高めるための外部連携を重視しています。
具体的には、郵便局ネットショップとのコラボ、GAMERSとのPOP UPストア、Vanguardの継続企画、ファミ通の記念特集、そして公式コミカライズの企画といった取り組みが実施され、ゲームの世界観を“エンタメ文化”へと広げる意図が示されました。
展開された主なコラボ・企画
- 郵便局ネットショップとのコラボ企画
- GAMERS×トリッカル POP UPストア
- Vanguard継続企画
- ファミ通記念特集
- 公式コミカライズ企画
これらの施策は、ゲーム内のファン層を実際の消費行動や二次創作活動へとつなげることを狙いとしています。また、プレスリリースでは関連画像のダウンロード素材が提供されていることも明記されています。
プレイヤー目線の設計と今後のコンテンツ方針
『トリッカル』の設計思想として運営が強調しているのは「気軽さ」「温かさ」「ストレスフリー」です。Apple App StoreとGoogle Playの日本における売上ランキングで過去最高の13位(双方とも13位)を記録したことを受け、運営チームは長期運営を目指す方針を改めて示しました。多くの報酬を配布しながらも、短期的にプレイヤーを囲い込むような過度な課金誘導は行わないという立場です。
例えば、当初はキャンディを受け取るために昼夜の固定時間にログインする必要がありましたが、コミュニティからの要望を受けて受け取りをメール受領形式に変更しました。無課金でも時間をかければすべての使徒を集められる設計であり、運営はプレイヤーに負担をかけない遊び方を重視しています。
短時間で楽しめるミニゲーム等の追加
運営は「頭を悩ませたり長時間プレイしたりする必要のない」、2分程度で楽しめるミニゲームのようなコンテンツを既にいくつか用意しています。これらは今後のアップデートで継続的に追加される予定であり、日常的なプレイに負担を与えないことを優先しています。
インタラクション面でも工夫が進められており、頬をつねる独特の操作に加え、後のアップデートで「頭を叩く」といった新たなインタラクションが追加されています。表情表現の最適化や演出の強化は継続的に検討中とのことです。
コミュニティ連携、クリエイター支援とハーフアニバの成果
ハーフアニバーサリー期間中の生放送は最高同時接続者数1万人を突破し、X(旧Twitter)では「#トリッカルハーフアニバ」がトレンド1位を獲得しました。ゲストとして出演した高野麻里佳さんと小坂井祐莉絵さんのパフォーマンスも好評を得ています。運営はコミュニティの雰囲気の良さを盛り上がりの要因に挙げています。
コミュニティ参加型の取り組みとして二次創作イベントやクリエイターコンテストが開催され、受賞者には「24金のスピキコイン」が贈呈されました。これは自発的に『トリッカル』の魅力を広めたクリエイターへの感謝のしるしとして渡されたもので、受賞作品は将来的にオフライン展示やグッズ化、収益分配の対象となる可能性があります。
クリエイター支援と共創の方針
- 目的
- クリエイターへの感謝を示すと同時に、『トリッカル』をクリエイターと共創するIPへと育てること。
- 実施内容
- イラスト部門と配信部門の2部門でコンテストを実施。受賞作は展示・商品化候補。作者と収益分配を検討。
- 関連イベント
- 日本のプレイヤーが自主的に開催するエーリアス文化祭(2026年4月26日)へ運営・開発も見学に参加予定。
運営からのメッセージは、創作活動への参加歓迎というもので、イラストや漫画、配信、ネタ画像など形式を問わず参加を歓迎しています。
文化の伝播とミーム現象
開発(韓国)とパブリッシャー(中国)という国際的な連携の中で、特定コンテンツが国境を越えて広がる様子も見られます。代表的な例として「スピキ」は韓国のSNS発祥で日本へ広がり、YouTubeやニコニコ動画で二次創作が多数生まれたと説明されています。
運営はコミュニティとの対話、プレイヤーからのフィードバック、長期的運営を重視しており、情報発信の正確さ確保のため公開前のチェック体制を強化しています。初期には告知の誤字などのミスもありましたが、寛容なコミュニティに助けられつつ改善を進めているとのことです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| プレスリリース発信元 | BILIBILI HK LIMITED(発表日時: 2026年4月1日 16時00分) |
| 開発 | EPID Games |
| パブリッシャー | bilibili |
| タイトル | トリッカル・もちもちほっぺ大作戦(ハーフアニバーサリー施策) |
| 記念PV | 5時間超の特別PVを制作・公開(視聴URL: https://www.youtube.com/watch?v=H-1zDRyCgf4&t=13s) |
| ストア実績 | 日本のApp StoreおよびGoogle Playで過去最高13位(両ストアで13位) |
| PVにおけるUID掲載対象 | サービス開始~2026年2月26日までに登録し、チュートリアルクリア/教主レベル20到達のユーザー |
| 外部コラボ | 郵便局ネットショップ、GAMERS POP UPストア、Vanguard継続企画、ファミ通記念特集、公式コミカライズ |
| 生放送実績 | 最高同時接続者数1万人突破、Xトレンド「#トリッカルハーフアニバ」1位 |
| ゲスト | 高野麻里佳、小坂井祐莉絵 |
| クリエイター支援 | イラスト・配信部門のコンテスト、受賞者に「24金のスピキコイン」贈呈、展示・商品化・収益分配の可能性 |
| コミュニティイベント | エーリアス文化祭(日本プレイヤー主催、2026年4月26日)に運営・開発が見学参加予定 |
| 配布素材 | プレスリリース内の画像ファイルがダウンロード可能 |
| カテゴリ/キーワード | キャンペーン、ネットサービス、スマートフォンゲーム/生放送、トリッカル、RPG、高野麻里佳、小坂井祐莉絵、ハーフアニバーサリー |
上記の表は本件プレスリリースで示された主要情報を整理したものです。ハーフアニバーサリー施策は映像制作、外部連携、コミュニティ参加型の企画といった多角的なアプローチで構成され、制作上の苦労や法令面の制約、コミュニティ運営の詳細な方針までが明らかになっています。公開された素材や今後のアップデートに関する情報は引き続き公式発表で確認することができます。