PeopleX、AIロープレで人材を「マネジメントエキスパート」認定
ベストカレンダー編集部
2026年4月2日 12:00
マネジメントエキスパート認定
開催日:4月2日
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AIとの対話で「見えない力」を数値化する新たな認定制度
株式会社PeopleXは、対話型AIロールプレイサービス「PeopleX AIロープレ」を活用し、社員の人材マネジメント能力を客観的に可視化・評価する新制度を2026年4月2日付で開始しました。プレスリリースは同日9時00分に発表されており、本制度はAIによる判定で一定基準を満たした社員を「マネジメントエキスパート」として認定するものです。
人材マネジメント能力は、従来の上司による主観評価や定量指標だけでは把握しにくい定性的な側面が多く、適材適所や育成方針の誤りが組織全体のパフォーマンス低下を招くリスクが指摘されてきました。PeopleXはこの課題に対し、AIとの対話型ロールプレイを通じて多角的に能力を判定する仕組みを導入することで、評価の公正性と透明性の確保を図ります。
導入背景と政策的要請の文脈
労働人口減少や働き方の多様化により、企業における人的資本の投資と管理がより重要になっています。2026年3月23日に公表された「人的資本可視化指針(改訂版)」(内閣官房・金融庁・経済産業省)は、重要なスキルを持つ人材の確保・育成に向けた投資と、ジョブ・スキルに基づく処遇制度の導入を企業の重要課題として明示しています(https://www.cas.go.jp/jp/houdou/20260323.html)。
こうした政策的要請を背景に、個々の社員の能力を客観的に把握し、それに基づいた処遇や育成計画を設計するためのツールとして、AIを活用した評価手法への期待が高まっています。PeopleXは自社での運用を通じて得られる知見をサービス導入企業に還元する方針です。
評価の仕組み:何を、どのように判定するか
本制度では、社員が実際のマネジメントシーンを想定したロールプレイングを行い、AIが対話ログを基に多面的に評価します。評価項目は、人材マネジメントに必要な定性的スキルを明確に捉えることを目的として設定されています。
評価はAIによる自動判定を基本とし、一定の基準を満たした者に対して「マネジメントエキスパート」の認定が行われます。認定者には公式バッジが付与され、昇格や登用の指標として運用されることが想定されています。
AI評価の具体項目
AIは対話内容を解析し、以下の項目で判定を行います。各項目は部下との信頼関係構築から行動化まで、マネジメント業務の一連の流れをカバーするものです。
- 安全・信頼:部下が「本音を話しても大丈夫」と感じられる関わりができていたか
- 事実の把握:感情・印象に流されず、起きている事実を正確に捉えられているか
- 思考の可視化:部下の頭の中にある考えや迷いを言葉として引き出せたか
- 思考の深掘り:表層的な発言の奥にある理由・背景・価値観まで掘り下げられたか
- 情報の構造化:複雑な話を整理して考えやすい形にできたか
- 期待の明確化:役割や基準を明確に伝えられたか
- 次への行動化:話を具体的な「やること」に落とし込めたか
- 支援の案内:個人の努力だけでは解決できない課題を組織の仕組みへつなげられたか
これら評価項目はAIが対話ログを解析して数値化され、判定基準に照らして認定可否が決定されます。評価の透明性を担保するため、評価結果は個別のフィードバックや育成計画の入力データとして活用されます。
初期導入の成果と運用体制
制度導入に伴い、PeopleXはまず自社で運用を開始し、8名をマネジメントエキスパートとして認定しました。認定者のうち1名は現時点でマネジメント職に就いていないものの、高い適性が客観的に示された人材です。
また、グループ会社である株式会社ジェック(人材開発・組織開発サービス提供)でも9名が同制度により認定を受けました。今後は両社のマネジメント体制を相互に照らし合わせながら、グループ全体でのマネジメント力向上を推進する方針です。
認定の活用と運用上の留意点
認定は社内外での認知手段として、名刺へのバッジ印刷などの運用イメージが示されています。認定を昇格や登用の重要な指標に位置づけることで、客観的な評価と処遇を連動させる狙いがあります。
運用にあたっては、AI評価のブラックボックス化を防ぐための説明責任や、評価結果を用いた育成プランの適正化が重要です。PeopleXは自社運用で得た知見を導入企業向けに提供する予定であり、導入後の運用支援も視野に入れています。
PeopleX AIロープレの機能とパートナー募集情報
「PeopleX AIロープレ」は、AIトレーナーを相手に営業商談や1on1など多様なロールプレイができるサービスです。時間や場所を問わず個人のペースで練習できる点、練習後にAIが公正な評価を行う点がサービスの中核となっています。
サービスは24時間365日利用可能で、業務場面に応じたシナリオ編集やマルチペルソナ機能により、複数人での会議・プレゼン練習にも対応します。育成の属人化を排除し、組織全体で均一かつ高品質な教育を提供することを目指しています。
サービスの主な特長と提供形態
- 24時間365日練習可能:夜間・週末を含め、個人の都合に合わせて練習が行えるため、上司やトレーナーの工数削減につながる。
- 多様な場面でのロールプレイ:営業、カスタマーサポート、接客、マネジメントなど用途に応じたロープレが可能。シナリオ編集やマルチペルソナで複雑な設定にも対応。
- 公平な評価の実現:AIが学習した評価基準に基づき、育成担当者による評価のばらつきを抑制。受講者の成長をデータで可視化する。
現在、PeopleXは「PeopleX AIロープレ」の紹介・導入支援を行うパートナープログラムを設け、パートナー企業を募集しています。パートナー契約は審査・認定を要し、販売促進支援や対価支払を含む内容です。詳細資料はダウンロード可能です(https://peoplex.jp/ai-roleplay/download/)。
問い合わせと関連リンク
導入希望やパートナー登録に関する問い合わせは、以下の窓口で受け付けています。サービス詳細や導入事例はサービスサイトに掲載されています。
- サービスサイト
- https://peoplex.jp/ai-roleplay/
- 詳細資料ダウンロード
- https://peoplex.jp/ai-roleplay/download/
- 導入・パートナー問合せ
- MAIL:contact@peoplex.jp
- 報道・広報問合せ
- TEL:03-6683-4199 Mail:info@peoplex.jp
まとめ:制度のポイントと企業情報の整理
PeopleXの新制度は、AIによる対話解析で従来見えにくかったマネジメント能力を定量化し、認定に結びつける点が特徴です。評価は安全・信頼、事実把握、思考の可視化・深掘り、情報の構造化、期待の明確化、次への行動化、支援の案内という8つの観点から行われます。
以下の表で本リリースで示された主要情報を整理します。制度の目的、評価項目、初期認定人数、提供サービスの特長、問い合わせ先などを網羅しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年4月2日 09時00分 |
| 発表者 | 株式会社PeopleX(代表取締役CEO:橘 大地) |
| 目的 | AIロープレを用いて人材マネジメント能力を可視化・数値化し、公正な認定制度(マネジメントエキスパート)を確立すること |
| 評価項目(AI判定) | 安全・信頼、事実の把握、思考の可視化、思考の深掘り、情報の構造化、期待の明確化、次への行動化、支援の案内 |
| 初期認定人数 | PeopleX社内:8名(うち1名は非マネジメント職で高適性を確認)、グループ会社(株式会社ジェック):9名 |
| サービスの主な特長 | 24時間365日利用可能、シナリオ編集・マルチペルソナ対応、公平なAI評価による育成の標準化 |
| パートナープログラム | 導入支援・販売促進支援を含むプログラムを実施。パートナー契約は当社による審査・認定を要する |
| 関連リンク | サービスサイト:https://peoplex.jp/ai-roleplay/、詳細資料:https://peoplex.jp/ai-roleplay/download/ |
| 会社概要(抜粋) | 法人名:株式会社PeopleX/代表:橘 大地/資本金:116百万円(資本準備金含む)/所在地:東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル24階/事業:PeopleX AgenticHRプラットフォーム、AI面接、AIロープレ、AI面談、HR LIBRARY、PeopleWork等 |
| 問合せ先(本件) | 広報:TEL 03-6683-4199/Mail info@peoplex.jp/導入・パートナー問合せ:contact@peoplex.jp |
本制度は、企業の人的資本経営の要請に応じて、評価の客観性と育成の実効性を高める取り組みとして位置づけられます。PeopleXは自社運用で得られた知見を踏まえ、導入企業へのサポートやサービス拡張を進める方針です。