Vidioに日本専門チャンネル「mov」開設、数百作を順次配信
ベストカレンダー編集部
2026年4月2日 17:00
Vidioにmov開設
開催日:4月2日
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インドネシア最大級の視聴基盤に、日本映像の専門チャンネルが登場
2026年4月2日12時20分、mov株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ジェイソン・ウォン)は、インドネシアのメディアグループEmtek傘下で同国の主要動画配信サービスを運営するPT Vidio Dot Comが提供するプラットフォーム「Vidio」にて、日本映像コンテンツに特化した公式専門チャンネル「mov」を開設したと発表しました。
本取り組みは、香港でのOTTサービス「myTV SUPER」に続く展開であり、東南アジア市場における日本コンテンツの流通拡大を目指す戦略的な一手です。発表資料によれば、同チャンネルでは映画、アニメ、TVドラマ、ショートドラマなど、movが取り扱う数百タイトル規模の作品が順次配信されます(チャンネルURL:https://www.vidio.com/@mov/channels)。
配信体制とローカライズの詳細 — ワンストップ提供の仕組み
movは配信までの一連の作業をワンストップで完結する体制を構築しています。権利処理から翻訳・字幕制作、ローカライズ、素材管理、データ納品までを一貫して行う運用により、インドネシア市場向けに適切に整備されたコンテンツを継続的に提供できるようにしています。
このワンストップ体制により、配信プラットフォーム側は個別の権利調整や素材管理作業を負担する必要がなく、現地の配信環境に即した形で日本発のコンテンツをシームレスに導入できます。結果として配信開始までのリードタイム短縮と運用コストの最適化が期待されます。
配信ワークフロー(概要)
以下のプロセスによって配信準備が進められます。各工程はmovの海外配信向け運用体制で統合管理されており、品質管理と納期管理が図られています。
- 権利処理
- 各タイトルごとの配信権利確認と契約締結を行います。国別配信条件に合わせた調整を実施します。
- 翻訳・字幕制作
- インドネシア語の翻訳、字幕作成を含む言語ローカライズを実施します。品質チェック工程を設けています。
- ローカライズ
- メタデータ、ポスター、サムネイル等の現地向け最適化を行います。
- 素材管理・データ納品
- 映像マスターの管理、各プラットフォーム仕様に合わせたデータ整備と納品を行います。
配信ラインナップの特徴
チャンネルは日本発の多様なジャンルを網羅する編成で、映画、アニメ、TVドラマ、ショートコンテンツを中心に数百タイトル規模を順次配信すると明記されています。ジャンルの幅広さにより、若年層からファミリー層までの視聴需要に応えることを意図しています。
下表は配信予定ジャンルと想定される視聴層の関係を整理したものです。個別タイトルの配信スケジュールは順次公開されます。
- 映画:劇場公開作やインディーズ作品を含む幅広いラインナップ
- アニメ:テレビシリーズ、劇場版、短編アニメなど
- TVドラマ:国内ドラマの選定配信
- ショートドラマ・ショートコンテンツ:モバイル視聴に適した短尺作品
Vidioの役割と両社の声明
Vidioはインドネシアを代表する総合動画配信プラットフォームで、ローカルドラマ、映画、スポーツ中継、国内外コンテンツなど幅広いジャンルを展開しています。モバイル中心の視聴環境に最適化されており、スマートフォン、スマートTV、ウェブなど複数デバイスで利用が可能です。
同プラットフォームはスポーツやプレミアムコンテンツの配信で高い存在感を持ち、数百万点のオンデマンドコンテンツを提供することで市場を牽引しています。今回の専門チャンネル開設は、Vidioのコンテンツライブラリをさらに拡充する狙いがあります。
Vidio側のコメント
Dhini W Prayogo(ライセンス・スポーツ担当上級副社長, PT Vidio Dot Com)は、本提携について次のように述べています。
「MOVと提携し、Vidioに日本コンテンツ専門チャンネルを開設できることを大変嬉しく思います。インドネシアではかねてより、日本の映画、アニメ、ドラマに熱心なファンが数多く存在しており、今回の提携により、それらをより体系的かつ利用しやすい形で提供できるようになります。」
mov側のコメント
ジェイソン・ウォン(mov株式会社 代表取締役CEO)は、今回のチャンネル開設について次のように述べています。
「テクノロジーを活用した映像コンテンツの国際流通推進の一環として、インドネシア最大級の配信プラットフォームVidioにて、日本専門チャンネルを開設できたことを大変嬉しく思います。Vidio様のご信頼とご協力に心より感謝申し上げます。本取り組みを通じて、日本コンテンツに新たな収益機会と国際的なファン層を創出するとともに、これまでインドネシアでは十分に紹介される機会の限られていた日本の映像コンテンツを、より多くの方々に継続的にお届けしてまいります。」
movグループの体制と事業的意義
movは「DELIVER MOVING by MOVE of MOVIE with TECHNOLOGY. 〜エイガに流動を、セカイに感動を〜」をビジョンに掲げる日本発のグローバルベンチャーです。本社を日本に置き、海外に4社の拠点を展開。国内外で活動する30名以上のトッププレーヤーやアドバイザーで構成されています。
同社はAIやブロックチェーンなど先端技術を活用した映像関連事業を推進しており、日本発コンテンツの国際的な流通網を構築することで、新たな価値と収益機会の創出を目指しています。今回のVidioでの専門チャンネル開設は、その実行の一環と位置づけられます。
補足情報として、香港での展開に関するリリースも公開されています(myTV SUPERにおける日本専門チャンネル開設のリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000124323.html)。また、movのコーポレートサイトはhttps://corp.mov.movie/です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2026年4月2日 12時20分 |
| 発表元 | mov株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ジェイソン・ウォン) |
| 配信先プラットフォーム | PT Vidio Dot Com(Vidio) |
| 公式チャンネル名/URL | mov/https://www.vidio.com/@mov/channels |
| 主な配信ジャンル | 映画、アニメ、TVドラマ、ショートドラマ、ショートコンテンツ |
| 作品規模 | 数百タイトル規模で順次配信 |
| 配信準備の範囲 | 権利処理、翻訳・字幕制作、ローカライズ、素材管理、データ納品をワンストップで提供 |
| Vidio側コメント(担当) | Dhini W Prayogo(ライセンス・スポーツ担当上級副社長) |
| mov側コメント | ジェイソン・ウォン(代表取締役CEO) |
| 関連リンク | 香港展開リリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000124323.html / コーポレートサイト:https://corp.mov.movie/ |
今回の発表は、インドネシアという東南アジア最大級の市場に向けて日本映像コンテンツを体系的に届けるための具体的な取り組みを示すものです。配信体制の明確化とVidioという主要配信基盤を通じた提供により、日本発コンテンツのASEAN地域における流通基盤の強化が期待されます。