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内々定率66.0%、前年割れの兆し 理系74.2%・文系62.0%

学情27年卒内々定調査

開催期間:3月25日〜3月31日

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学情27年卒内々定調査
内々定率が前年より下がったって本当?理由は何?
本当。3月末の内々定率は66.0%で前年の69.7%を下回った。主因は理系の伸び悩みで、インターン経由の早期選考や内々定出しが前倒しになり今回の伸びが抑えられたため。一方で文系は広報解禁で急伸している。
文系と理系、どっちが今有利?自分はどう動けばいい?
数値上は理系の内々定率が高い(74.2%)が前年比で落ちている。文系は広報解禁で追い上げ。業界や選考時期で差が出るので、自己分析と並行して広報解禁や早期選考の情報を押さえ、複数企業を並行して受けるのが有効。

3月末時点の内々定率は66.0%、前年同時期を下回る初の局面

スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」を運営する株式会社学情が実施した、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象としたインターネットアンケートによると、3月末時点の内々定率は66.0%でした。前月比では+10.3ポイントの上昇で、採用広報解禁後に7割に迫る高水準となりました。

しかしながら、前年同時期の69.7%と比較すると3.7ポイントのマイナスで、今季の調査で前年同時期を下回ったのは今回が初めてです。過去の推移では前々年(2025年卒)同時期の53.7%を大きく上回っており、全体としては高い内定獲得率が続いているものの、例年続いた上振れ傾向に変化が見られます。

3月末時点の内々定率66.0%、なお高率だが前年同期を下回る。理系は伸び鈍り74.2%、文系62.0%。7割近い学生が活動中【27年卒調査】 画像 2

調査結果の要点整理

調査では、全体の内々定率の伸びが止まった背景として、理系での伸び悩みが指摘されています。一方で、文系は3月1日の採用広報解禁を契機に大きく伸びました。両者の差は縮小傾向にありますが、業種・分野別の動きには差が出ています。

以下に示すトピックスは学情が発表した主なポイントです。調査の詳細は学情の公開資料にて確認できます。

  • 今季調査で初の前年同期割れ。いわゆる「超売り手市場」が曲がり角に差し掛かった可能性。
  • 文系は広報解禁で急伸、理系は早期選考・内々定が前倒しで進んだ反動で伸び悩み。
  • 就職活動率は前年より高い67.2%で、理系学生の約6割が活動を継続。
3月末時点の内々定率66.0%、なお高率だが前年同期を下回る。理系は伸び鈍り74.2%、文系62.0%。7割近い学生が活動中【27年卒調査】 画像 3

文系と理系で異なる動き──差は縮まりつつある

文理別の内々定率は文系が62.0%(前月比+13.5ポイント)、理系が74.2%(前月比+3.9ポイント)でした。文系は前月に比べ大きく伸び、採用広報解禁後の動きが顕著に表れています。

理系は依然として高い水準にありますが、前年同時期に比べると8.6ポイントのマイナスとなりました。採用プロセスの前倒しやインターンシップ経由の早期選考が既に進んでいたことが、今回の伸び悩みの要因として示されています。

3月末時点の内々定率66.0%、なお高率だが前年同期を下回る。理系は伸び鈍り74.2%、文系62.0%。7割近い学生が活動中【27年卒調査】 画像 4

文理の差の推移と意味合い

前月には文理差が21.8ポイントまで広がっていましたが、今回の集計では差が12.2ポイントに縮小しました。文系学生の広報・選考参加が解禁によって一気に増加したことが背景です。

この差の縮小は、文系学生の就職活動本格化を示すと同時に、理系の早期内定の一巡が影響していると考えられます。業界や職種による選考スケジュールの違いがデータに反映されています。

3月末時点の内々定率66.0%、なお高率だが前年同期を下回る。理系は伸び鈍り74.2%、文系62.0%。7割近い学生が活動中【27年卒調査】 画像 5

就職活動率と内々定後の動向

「就職活動をしている」学生の割合は67.2%(前月比-11.8ポイント)で、前月より減少しましたが、前年同時期よりは3.9ポイント高い

「内々定を獲得し就活を終了」した学生は27.0%(前月比+13.0ポイント)でした。前年同時期と比較するとおよそ5ポイントほど低い水準となっています。

3月末時点の内々定率66.0%、なお高率だが前年同期を下回る。理系は伸び鈍り74.2%、文系62.0%。7割近い学生が活動中【27年卒調査】 画像 6

文理別の活動率と内々定終了率

文系の活動率は72.3%、理系は57.0%で、いずれも前月から10ポイント以上減少しました。文系は前年並みの水準ですが、理系は前年に比べ10.8ポイント高く、約6割近い学生が就活を継続しています。

文系・理系ともに「内々定を獲得し就活を終了」した学生の割合は増加していますが、全体としてはまだ活動を続けている学生の比率が高く、活動中の学生には引き続き選考機会が存在しています。

調査概要と企業情報、データのまとめ

本調査は2026年3月25日から3月31日の期間に実施され、対象は2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生です。有効回答数は281件で、インターネットによるアンケート方式で集計されています。各数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位まで表示しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があることが注記されています。

調査主体である株式会社学情は、東証プライム上場、経団連加盟企業であり、1976年創業、資本金15億円。20代向け転職サイト「Re就活」は会員数約280万人、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」は会員数約60万人を擁し、20代・30代の採用支援を中心とした各種サービスを展開しています。2019年には外国人材の就職支援サービス Japan Jobs を開始しています。

項目 数値・内容
調査期間 2026年3月25日〜2026年3月31日
調査対象 2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
有効回答数 281件
全体の内々定率(3月末時点) 66.0%(前月比+10.3ポイント、前年比−3.7ポイント)
文系内々定率 62.0%(前月比+13.5ポイント)
理系内々定率 74.2%(前月比+3.9ポイント、前年比−8.6ポイント)
就職活動率(活動中) 67.2%(前月比−11.8ポイント、前年比+3.9ポイント)
内々定獲得して就活終了 27.0%(前月比+13.0ポイント、前年同時期比で約−5ポイント)
調査元 株式会社学情(Re就活キャンパス運営)
関連URL https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/report/27naiteiritsu0402/

以上が学情による2027年卒対象の内々定状況調査の要点と数値の整理です。採用スケジュールの前倒しや広報解禁のタイミングが文理別の動きに影響を与えており、現時点では高い内定率が維持されている一方で前年同時期を下回る結果となった点が特徴です。調査の詳細は学情の公開ページで確認できます。