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5月16日〜上映 歌舞伎名優の10時間超記録

仁左衛門ドキュメンタリー上映

開催期間:5月16日〜6月12日

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仁左衛門ドキュメンタリー上映
上映はいつからいつまで?
5月16日(土)〜6月12日(金)にポレポレ東中野で上映。DCPでの劇場上映で、通常は分割公開だが6月6日〜12日は全6巻を日替わりで上映。ソフト化・配信はなく劇場が唯一の機会です。
全部見るならどうすればいい?チケットはいつ買える?
全6巻は合計10時間46分で週ごとに分割上映、最終週に日替わりで全巻観られる。各回は1作品ごとの料金(一般2,000円)、座席96席。チケットは各回の上映3日前から窓口・オンラインで販売。

歌舞伎の“品格”を映した超長編ドキュメンタリーが再び劇場へ

1992年から1994年にかけて製作された長編ドキュメンタリー映画『歌舞伎役者 十三代目片岡仁左衛門』全6巻・計10時間46分が、十三代目片岡仁左衛門の三十三回忌および記録映画作家・羽田澄子監督の生誕100年を記念し、2026年5月16日(土)から6月12日(金)までポレポレ東中野にて上映されることが発表された。上映形式はDCPでの上映となる。

本作は、当代(十五代目)片岡仁左衛門の父であり、昭和後期から平成初期にかけて歌舞伎界を支えた名優である十三代目片岡仁左衛門の84歳から90歳までの姿を追った記録映画である。羽田澄子監督と自由工房の手により構成された全6巻は、その長尺ゆえにこれまで映画館で観る機会が限られてきた作品であり、ソフト化やオンライン配信もなされていないため“伝説の作品”として語り継がれてきた。

時代背景と復活上映の意義

直近の全巻上映は「ジャポニスム2018」公式企画としてのパリ上映にまで遡るが、このたび17年振りに国内映画館での全巻上映が実現した。上映は十三代目の三十三回忌および羽田監督生誕100年を記念する特別企画である点も意義深い。

作品は舞台映像のみならず、稽古風景や芸談、日常の細部までを丹念に描き出すことで、一生をかけて芸を追求する姿とそこに宿る品格がどのように形作られているのかを浮かび上がらせる。歌舞伎ファンだけでなく、伝統芸能や演劇ドキュメンタリーを志す人々にとっても重要な資料的価値を持つ。

全6巻の構成と上映スケジュール

本作は全6巻で構成され、合計上映時間は10時間46分に及ぶ。上映は期間中に分割しての公開が基本となるが、最終週(6月6日〜6月12日)は全6作品を日替わりで上映するスケジュールが組まれている。

各巻のタイトルと上映時間は以下の通りである。初見の観客でも把握しやすいよう、巻別に内容の要点も併記する。

  • 第1巻『若鮎の巻』 — 102分(5/16〜5/22上映): 若き日の舞台やエピソード、役者としての佇まいのルーツを探る内容。
  • 第2巻『人と芸の巻 上』 — 94分(5/16〜5/22上映): 人間関係と芸の形成に焦点を当てた上巻。
  • 第3巻『人と芸の巻 中』 — 101分(5/23〜5/29上映): 稽古風景や芸談を通じて技芸の細部を描写する中盤。
  • 第4巻『人と芸の巻 下』 — 105分(5/23〜5/29上映): 人生後半の芸に向き合う姿を映す下巻。
  • 第5巻『孫右衛門の巻』 — 86分(5/30〜6/5上映): 特定の代表役に焦点を当てた巻。
  • 第6巻『登仙の巻』 — 158分(5/30〜6/5上映): 最終章。『八陣守護城』など、最後の舞台や総括的な場面を収録。

期間中の上映スケジュールは以下の通りに区切られ、6月6日からの週には上記全6作品が日替わりで上映される。

  1. 5月16日(土)〜5月22日(金):第1巻、第2巻
  2. 5月23日(土)〜5月29日(金):第3巻、第4巻
  3. 5月30日(土)〜6月5日(金):第5巻、第6巻
  4. 6月6日(土)〜6月12日(金):上記全6作品を日替わり上映

上映形式と視聴方法

上映はDCP形式で行われ、劇場の設備に合わせた高品質なデジタル映写となる。ソフト化やオンライン配信が行われていないため、劇場での上映が観るための唯一の機会となる。

チケットは上映3日前より劇場窓口およびオンラインで販売される。各回の上映時間や回数は劇場サイトまたは劇場への直接問い合わせにより確認する必要がある。

劇場情報・料金・主催など実務情報

上映劇場はポレポレ東中野(96席)で、住所は東京都中野区東中野4-4-1地下。公式サイトの案内も併せて確認できる。料金体系は1作品あたりの設定で、学生・シニア割引や回数券の設定がある。

主催・配給・宣伝は株式会社彼方舎が担当し、共催・宣伝協力としてポレポレ東中野が協力する形で実施される。具体的な連絡先や窓口は以下の通りで、問い合わせや詳細確認は各担当へ行うことが可能である。

上映期間
2026年5月16日(土)〜 6月12日(金)
上映作品
『歌舞伎役者 十三代目片岡仁左衛門』(全6巻、計10時間46分)
監督
羽田澄子
製作
自由工房
製作年
1992〜1994年
上映形式
DCP上映(全10時間46分)
上映劇場
ポレポレ東中野(96席) 東京都中野区東中野4-4-1 地下 https://pole2.co.jp
料金
一般 2,000円(1作品) ※学生・シニア料金・回数券あり
チケット発売
上映3日前より劇場窓口・オンラインにて販売
主催・配給・宣伝
株式会社彼方舎 担当:佐藤 TEL: 090-6952-1905 E-mail: kanatasha0519@gmail.com
共催・宣伝協力
ポレポレ東中野 担当:石川 TEL: 03-3371-0088 E-mail: ishikawa@pole2.co.jp

料金やチケットの留意点

各作品は1本ごとの料金設定で、興味のある巻を選んで鑑賞することが可能である。全6巻を通して鑑賞する場合は日程調整が必要になるため、劇場サイトでの上映回数・時間の確認を推奨する。

劇場窓口・オンラインともに販売開始は上映3日前からとなるため、前売りの取り扱いは上映週ごとにタイミングが異なる点に注意が必要である。

作品の見どころと関係者の声

本作には『寿曽我対面』『菅原伝授手習鑑』『恋飛脚大和往来』、そして最後の舞台となった『八陣守護城』などの舞台映像が豊富に収録されている。舞台映像に加え、稽古風景や芸談、日常の細部が丁寧に記録されており、歌舞伎役者としての表現と生き方が浮かび上がる内容となっている。

作家の吉田修一氏は、映画『国宝』の原作小説執筆に際して本作を参考にしており、羽田監督へ送ったメールの中で本作の稽古風景の臨場感や、盲目の役者が知る世界の描写に触れ、深い感謝の意を示している。吉田氏のメールの一部は以下のような表現で構成されている。

じっくりと撮影された稽古風景など、まるでその場で見学しているような臨場感でした。実は、現在執筆中の『国宝』にも目が不自由になる役者が登場しておりまして、とても参考になりました。暖簾を揺らす風、嵯峨野の庭先で鳴くひぐらしの声、風鈴の音……盲目の方が知る世界は暗黒ではなく、三味線や鼓の音があり、鳥が鳴き、心地よい風が見える場所だと思います。

(吉田修一より、羽田澄子監督へ送付されたお礼のメールより引用)

このような具体的な反響があることは、作品が資料としても文学的創作の想像力にも寄与する点を示している。歌舞伎の世界に関心を持つ者や、舞台芸術の撮り方・記録のあり方を学びたい人にとって示唆に富んだ作品である。

写真・宣材については「十三代目片岡仁左衛門(C)彼方舎」とのクレジットが付されている。

要点の整理

以下の表は、本記事で触れた主要情報を一目で確認できるように整理したものだ。上映作品名、上映期間、上映劇場、料金、連絡先など、来場を検討する上で必要な基本事項をまとめている。

項目 内容
作品名 『歌舞伎役者 十三代目片岡仁左衛門』 全6巻(計10時間46分)
監督 羽田澄子
製作 自由工房
製作年 1992〜1994年
上映形式 DCP上映
上映期間 2026年5月16日(土)〜 6月12日(金)
上映スケジュール(概要) 5/16〜5/22:第1巻(102分)/第2巻(94分)
5/23〜5/29:第3巻(101分)/第4巻(105分)
5/30〜6/5:第5巻(86分)/第6巻(158分)
6/6〜6/12:上記全6作品を日替わり上映
上映劇場 ポレポレ東中野(96席) 東京都中野区東中野4-4-1 地下 https://pole2.co.jp
料金 一般 2,000円(1作品) ※学生・シニア料金・回数券あり
チケット発売 上映3日前より劇場窓口・オンラインにて販売
主催・配給・宣伝 株式会社彼方舎(担当:佐藤) TEL: 090-6952-1905 E-mail: kanatasha0519@gmail.com
共催・宣伝協力 ポレポレ東中野(担当:石川) TEL: 03-3371-0088 E-mail: ishikawa@pole2.co.jp
映像クレジット 十三代目片岡仁左衛門(C)彼方舎

以上が上映企画の主要情報と作品の概要である。本作は記録映画としての価値が高く、歌舞伎や伝統芸能、舞台芸術の記録・研究に関心のある観客にとって重要な上映となる。上映回や座席数に制限があることから、鑑賞を検討する場合は劇場サイトや主催者への問い合わせで詳細を確認するとよい。