5月8日発売『望月の烏』文庫版、表紙イラスト初公開
ベストカレンダー編集部
2026年4月3日 11:47
『望月の烏』文庫発売
開催日:5月8日
📅 カレンダーに追加:Google|iPhone/Outlook
和風大河ファンタジー最新文庫『望月の烏』が5月8日に登場
累計260万部を誇る阿部智里の代表作、八咫烏(やたがらす)シリーズから、第二部第四巻にあたる文庫版『望月の烏』が、株式会社文藝春秋より2026年5月8日に発売されます。文庫化に際してはカバーイラストに名司生を起用しており、書影が今回初公開されました。
プレスリリースは株式会社文藝春秋から2026年4月3日 06時00分に発表されています。シリーズは長年にわたって多くの読者を獲得してきており、今回の文庫化は本編最終巻刊行の直前に位置づけられる重要な刊行となります。
発売に関する基本情報
書誌情報は出版社および出版物に関する主要なデータを明示します。文庫版の判型、定価、ISBNなどは以下の通りです。
- 書名
- 『望月の烏』
- 著者
- 阿部智里
- 出版社
- 株式会社文藝春秋
- 判型
- 文庫版
- 発売日
- 2026年5月8日
- 定価
- 869円(税込)
- ISBN
- 9784167925031
- 書誌URL
- https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167925031
電子書籍版の価格は各電子書店で確認する必要があります。紙の文庫版は上記の定価で発売されます。
『望月の烏』が描く物語とカバーイラストの特徴
本作はシリーズ第二部の第四巻にあたり、物語の中核となる宮中行事のひとつ「后選び」の儀式が中心に据えられています。幼くして即位した金烏代(きんうだい)・凪彦にふさわしい伴侶を定めるため、后候補として四人の姫君が送り込まれますが、物語はここで予想外の展開を迎えます。
候補の姫君たちに加え、絶世の美貌を持つ男装の下級官吏が凪彦の前に現れることによって、伝統と新しい波の対立、個々の立場と感情が複雑に絡み合う物語が描かれます。文庫版のカバーは名司生によるイラストで、表紙に描かれた凪彦の憂いを含んだ表情が物語の心理的な深さを示唆しています。
登場人物と物語の焦点
- 金烏代(凪彦): 幼くして即位した統治者。后選びの中心人物。
- 后候補の四人の姫君: 儀式のために宮に送られる主要な登場人物群。
- 男装の下級官吏: 絶世の美貌を持ち、物語のターニングポイントとなるキャラクター。
これらのキャラクターを軸に、作者は伝統的な儀式を新世代の視点で再解釈し、政治や人間関係が織りなす軋轢と緊張を描きます。
シリーズ完結へ:本編最終巻『玉座の烏』刊行予定
八咫烏シリーズの本編最終巻は、タイトルを『玉座の烏』として2026年に上下巻で刊行されることが発表されました。シリーズ初の上下巻構成となり、2か月連続刊行の予定です。
『玉座の烏』に関する詳細情報は順次公開される予定とされており、今回の文庫『望月の烏』は本編最終巻の刊行直前に位置する刊行物として、物語の流れを整える役割を果たします。
関連メディアとコミック版の動向
コミック『烏は主を選ばない』(漫画・松崎夏未)も最終巻が発売され、全6巻が好評発売中であるとプレスリリースに記載されています。原作小説の文脈とマンガ化は相互に読者層を広げる動きを見せています。
また、シリーズはアニメ化の実績もあり、NHKでのアニメ化などのメディア展開が注目を集めています。
著者・阿部智里の経歴と受賞歴
阿部智里(あべ・ちさと)は1991年、群馬県前橋市生まれです。早稲田大学文化構想学部在学中の2012年に『烏に単は似合わない』で松本清張賞を受賞し、史上最年少の受賞者となりました。学業は継続し、2017年に早稲田大学大学院文学研究科修士課程を修了しています。
以後も和風大河ファンタジーを軸に活動を続け、2024年にはデビュー作から続く八咫烏シリーズで第9回吉川英治文庫賞を受賞しました。2024年には『烏は主を選ばない』がNHKでアニメ化され、さらに2025年に『皇后の碧』が刊行されています。その他の著書に『発現』などがあります。
阿部智里のコメント(プレスリリースより)
作者は『烏に単は似合わない』で描いた登殿の儀を新世代版として『望月の烏』で描いたこと、偶然にもその文庫本が本編最終巻の直前に出ることについて「めぐりあわせのようなものを感じます」と述べています。
さらに『玉座の烏』については新旧世代が入り混じる物語であり、その最終的な表現が読者の期待に沿うかは別問題であるとしつつ、商品として良好な形で届けられるよう全力を尽くすとコメントしています。
主要情報の整理と要点の表形式まとめ
以下に本稿で取り上げた『望月の烏』および関連情報を表で整理します。主要な日付、価格、ISBN、出版社、シリーズの位置づけなどを一覧で示します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 『望月の烏』 |
| 著者 | 阿部智里 |
| 出版社 | 株式会社文藝春秋 |
| 発売日(文庫) | 2026年5月8日 |
| 定価(文庫) | 869円(税込) |
| ISBN | 9784167925031 |
| カバーイラスト | 名司生(書影初公開) |
| シリーズ位置づけ | 八咫烏シリーズ 第二部 第四巻(文庫化) |
| シリーズ累計部数 | 累計260万部 |
| 本編最終巻 | 『玉座の烏』(上下巻、2026年刊行予定・2か月連続刊行) |
| 関連コミック | 『烏は主を選ばない』(漫画:松崎夏未)全6巻好評発売中 |
| プレス発表元 | 株式会社文藝春秋(発表日:2026年4月3日 06:00) |
| 書誌URL | https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167925031 |
以上が本稿で取り上げた発売情報、物語の焦点、シリーズの位置づけ、著者の経歴と受賞歴、関連メディアの状況です。文庫版『望月の烏』は本編の流れを受けつつ新たな視点で儀式を描く一冊として刊行され、2026年の本編最終巻刊行と合わせてシリーズの重要な節目に当たります。