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Power BI Fabric導入支援開始、F2でCopilot動作を検証

Fabric導入支援サービス

開催日:4月1日

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Fabric導入支援サービス
CopilotってF2でも使えるの?
はい。メディアフュージョンの検証で最小構成のF2でも4つの業務シナリオでCopilotの動作を確認しています。ただしデータ量や応答性は環境依存のため、PoCで実際の性能を確認することを推奨します。
OneLakeにデータ移すべき?
OneLake+Direct Lakeは50万件程度の検証でSharePoint+Importより高速化するケースを確認しました。移行は更新頻度や運用要件次第なので、まずPoCで効果と運用負荷を検証してください。

Power BI Fabricを「段階的に」導入する意義とサービス開始の背景

株式会社メディアフュージョンは、2026年4月1日付で「Power BI Fabric 導入支援サービス」の提供を開始しました。プレスリリースは2026年4月6日 06時00分に公表されており、既にPower BIを導入している企業の全社利用を目的に、大規模データ対応と生成AI(Copilot)の活用を見据えた段階導入を支援する点を特徴としています。

本サービスはMicrosoftの新しい分析基盤であるPower BI Fabric(Microsoft Fabric)の導入を前提とし、最小構成となるF2でのPoC(Proof of Concept)から全社展開まで、企業の導入フェーズ・目的に合わせて段階的にサポートすることを意図しています。導入にあたっての判断基準や運用設計を明確にできる点が、今回の支援サービスの核となっています。

『Power BI Fabric導入支援サービス』提供開始—エンタープライズBIの全社利用を支援 画像 2

導入検討時に多く寄せられる課題

導入を検討する企業からメディアフュージョンに寄せられている代表的な疑問や課題は次の通りです。以下は同社が整理した具体的なポイントで、導入設計に直結する要素が多く含まれています。

  • Copilotを利用するには大規模構成(F64以上)が必要なのではないかという誤解(実際には最小構成から使用可能である)
  • どのSKU(F2/F4/F64)から始めるべきか判断できない点(Fに続く数字は処理能力を示し、数字が大きいほど処理能力と利用料が高くなる)
  • ソースデータの保存先はSharePointのままで良いのか、OneLakeやFabricへ移行すべきかの判断が難しい点
  • 導入後にどのように活用していくかのイメージが描けない点
  • 多数のユーザーが分析レポートを作成する場合の社内サポート体制が不足している点

これらの課題は、特に全社利用(全従業員が分析レポートへアクセス・参照するような運用)を想定した場合に顕在化します。データ容量や更新頻度が高い場合、Power BI Pro中心の運用はDB+DirectQueryに寄りやすく、構築や速度面の課題が生じやすい点も指摘されています。

『Power BI Fabric導入支援サービス』提供開始—エンタープライズBIの全社利用を支援 画像 3

技術的選択肢:OneLakeとDirect Lake、Import/DirectQueryの違い

メディアフュージョンは、Power BI Fabricの特性を踏まえたうえで、データ保存・アクセス方式の比較と実証を行っています。Fabricが提供するOneLakeと、従来のSharePoint保存の違い、さらにデータ参照モード(Import、DirectQuery、Direct Lake)について、具体的な検証結果を示しています。

同社の検証では、OneLake上のデータを直接参照するDirect Lakeモードが、グラフ描画速度の観点でImportモードとDirectQueryの中間に位置するという評価が示されています。特に社内検証(50万件のレコードを用いたテスト)では、SharePoint+Importモードに比べてOneLake+Direct Lakeの方が高速化するケースを確認しています。

『Power BI Fabric導入支援サービス』提供開始—エンタープライズBIの全社利用を支援 画像 4

検証で確認したポイント

以下は検証で明らかになった主なポイントです。これらは導入・運用設計における意思決定に直接役立つ情報です。

  1. 最小構成(F2)でもPower BI Copilotが動作することを4つの業務シナリオで確認
  2. OneLake+Direct Lakeは、一定規模(50万件程度)での表示・操作レスポンスで有利なケースがある
  3. 従来のSharePoint保存を継続するのか、OneLakeへ移行するのかは運用要件に応じた判断が必要

これらの検証は、企業が「どこから始めるべきか」を明確化するための根拠として位置づけられています。導入後のパフォーマンス傾向や管理負荷の違いを事前に把握することで、投資対効果の評価とリスク低減につながります。

サービス内容と導入プロセス:PoCから運用定着まで

「Power BI Fabric 導入支援サービス」は、導入検討から運用定着に至るまで、段階的に提供されるメニューを揃えています。企業規模や既存環境、利用目的に応じた柔軟な支援を標榜しています。

主な提供メニューは以下の通りです。各メニューは、段階的に組み合わせながら進めることが想定されています。

  • PoC支援(F2からのスタート):小規模構成でのCopilot動作確認と効果検証を実施
  • データ基盤構築:OneLake設計、Dataflow Gen2の構築、Semantic Model最適化を支援
  • Power BI Copilot活用研修:部門別ユースケース定義と日本語プロンプト設計を含む研修
  • 継続サポート:レポート改善、ライセンス最適化、スケールアップ計画の策定

ロードマップと導入設計の意図

同社は、最小構成(F2)から段階的に導入することで投資リスクを抑えつつ、実運用で得られる知見をもとに拡張していくアプローチを推奨しています。PoCを通じてCopilotの有効性とパフォーマンスを確認し、OneLakeやSemantic Modelの最適化を経て全社利用へと移行する流れが想定されています。

なお、価格については公表しておらず「お問い合わせください」との記載があり、導入前の無料相談・PoC支援に対応する旨が明示されています。詳細はメディアフュージョンの案内ページ(関連リンク)から確認することが可能です。

実証レポートの内容と導入効果の整理

サービス提供開始に合わせて、同社はPower BI Fabricに関する4本の実証レポートを公開しています。これらは導入判断を支える技術的根拠とユースケース提示を目的としています。

公開された4本の実証レポートのタイトルと概要は次の通りです。各レポートは具体的な検証結果や移行の考え方を示しており、導入検討時の判断材料として設計されています。

その1:Enterprise BIその1、Power BIに生成AI機能Copilotが強力にサポート、これは便利
Copilotを用いたグラフ自動生成や分析支援の有効性を検証。生成AIが分析業務の負荷軽減に寄与する点を示す報告。
その2:Enterprise BIその2、Power BIのFabric OneLakeの有効な場面とは
OneLakeの適用領域およびDirect Lakeとの相性を、パフォーマンス観点から解説。
その3:Enterprise BIその3:SharePointで十分?OneLakeが必要?BI基盤の選び方と移行ロードマップ
現状のデータ保存(SharePoint)を継続するかOneLakeへ移行するかの判断軸とステップを提示。
その4:Power BI Copilot F2(2CU)実証レポート — 製造業4業務シナリオ、CSVから直接Copilotでレポート自動作成
最小構成(F2)環境におけるCopilotの動作実証。製造業の業務シナリオでCSVから自動レポート作成が可能であることを確認。

これらの報告に基づき、導入により期待される効果として次の点が挙げられています。

  • Power BI Fabricの最適SKU(F2/F4/F64等)を根拠をもって選定できる
  • Copilotが分析レポートを自動作成し、分析業務の効率化および管理負担の軽減に寄与する
  • 小規模構成(F2)から段階的に導入することで投資リスクを最小化できる

サービス提供の対象と特徴

対象はPower BI Fabricの導入を検討する企業で、業種は問いません。特徴として、導入フェーズに応じた段階的な支援、最小構成(F2)から全社展開まで対応可能な柔軟性、実証レポート・デモを活用した具体的な提案が挙げられています。

問い合わせや詳細確認のための窓口が用意されており、導入前の無料相談やPoC支援に応じることが明記されています。関連リンクとして、同社のPower BI実践教育・サポートの案内ページが示されています(https://www.mediafusion.co.jp/power-bi_practical-education/)。

会社情報と問い合わせ先、まとめ(要点整理表)

以下に、プレスリリースに記載されている会社概要と問い合わせ先、ならびに今回の記事で触れた主要点を整理します。企業情報は導入判断時の信頼性確認に役立ちます。

株式会社メディアフュージョンはMicrosoft 365を活用したSEaaS化やPower BIソリューションなど、DX推進に関する各種サービスを提供している企業です。設立は1995年、代表取締役は榊原淳氏です。国内に本社・東京オフィス、海外にハノイR&Dセンターを有しています。

項目 内容
サービス名 Power BI Fabric 導入支援サービス
提供開始日 2026年4月1日(プレスリリース発表:2026年4月6日 06:00)
主なサポートメニュー PoC支援(F2からのスタート)、データ基盤構築、Power BI Copilot活用研修、継続サポート
対象 Power BI Fabric導入を検討している企業(業種不問)
特徴 導入フェーズに応じた段階的サポート、最小構成(F2)からの導入に対応、実証レポートに基づく提案
検証結果の要点 F2でもCopilotが動作確認済み。50万件レコードの社内検証ではOneLake+Direct LakeがSharePoint+Importより高速化するケースを確認
価格 個別見積り(お問い合わせください)
関連リンク Power BI実践教育・サポートの案内
会社名・代表 株式会社メディアフュージョン(Media Fusion Co.,Ltd.) 代表取締役 榊原 淳
本社 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1丁目1番8号 角屋堂島パークビル TEL:06-6341-8250
東京オフィス 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-25 GYB秋葉原 TEL:050-3164-3774
ハノイR&Dセンター Tan Hong Ha Complex, No 2 Vuong Thua Vu Street, Khuong Trung Urban, Thanh Xuan District, Ha Noi City, Vietnam
設立 1995年(平成7年)8月10日

以上が、メディアフュージョンが公表した「Power BI Fabric 導入支援サービス」の概要と、検証・提供メニュー、期待される効果および会社情報の整理です。導入にあたっては、利用想定のスケールやデータ保存場所の要件、Copilotの活用方針を明確にしてPoCで実証することが、投資リスクの低減につながる点が示されています。詳細や個別相談は、上記の問い合わせ先または関連リンクを参照してください。