5月1日開幕 無料公開|万博展示を大阪本社で体験
ベストカレンダー編集部
2026年4月13日 18:46
量子飛躍する美の世界
開催期間:5月1日〜5月6日
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万博のテーマを日常空間に再現する取り組み――「量子飛躍する美の世界」が大阪本社に完成
タカラベルモント株式会社が大阪・関西万博で出展した大阪ヘルスケアパビリオンの展示「量子飛躍する美の世界」を大阪本社へ移設し、完成したことが発表された。移設は万博の思想を一過性のイベントに終わらせず、次世代へ継承することを目的としたサステナビリティアクションプランの第二弾に位置づけられている。
本展示のコンセプトは「Quantum Leap for Beauty World~量子飛躍する美の世界へ~」。2050年の宇宙時代を見据え、美容と医療の融合による『ミライのヘルスケアサロン』を通じて“真の美”を問い直す内容となっている。会期中にはデジタルコンテンツを含め約12万部を配布し、来館者とともに宇宙時代の美のあり方を示した。
コンセプトの背景と主旨
本展示は「THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考)」を基本理念に据え、出展ブースからゴミを出さないことを目標に据えた。サステナビリティ推進室の設立以降、持続可能な社会への取り組みを加速させる一環として実施されている。
同社は2021年に創業100周年を迎え、新パーパス「美しい人生を、かなえよう。」を掲げている。本プロジェクトはその実現に向けた具体的なアクションとして位置づけられ、出展を通じて伝えた体験価値や思想を未来へ残すことを目指している。
従業員の手による移設作業とサステナビリティの実践
今回の移設作業は、タカラベルモントグループの従業員が主体となり、出展ブースの設計図をもとに約45日間かけて行われた。中心メンバーは昨年4月に設立されたサステナビリティ推進室と、サロンやクリニックの空間デザイン・設計を担うタカラスペースデザインのメンバーで、延べ14名が参加している。
単なる空間の再現にとどまらず、「自分たちの手で万博のレガシーを未来につなぐ」という想いのもと、展示の再構築が行われた。サステナビリティ推進室の中山健太郎は、移設にあたり次のように語っている。
「万博会場での展示空間を、単に“再現する”のではなく、本社という日常空間の中で展示に込めた想いやレガシーをいかに”再構築する”かが最も難しいポイントだった。ぜひ多くの人に体験してほしい」
移設に携わった体制と日程
移設をリードした人員や期間、作業の趣旨については以下の通りである。関係者が自ら手を動かす形での作業にこだわり、持続可能性の視点を重視した実務が行われた。
- 作業期間:約45日間
- 参加者:延べ14名(サステナビリティ推進室、タカラスペースデザイン中心)
- 目的:万博での展示思想や体験価値を、本社という日常空間に適応・再構築すること
一般公開の詳細と展示構成――国・企業のブースも併設
完成を記念し、タカラベルモントは2026年5月1日(金)から5月6日(水・休)までのゴールデンウィーク期間、入場無料で一般公開を行う。会場は大阪本社1階ロビーで、公開時間は11時から16時(予定)である。公開期間中は万博で好評を得た出展内容に加え、協力する国や企業による4つのブースも展開される。
来場者は万博の主要コンテンツを手近に体験できる構成で、ヨルダン館、チリ館の人気コンテンツに加え、関西パビリオン・京都ゾーンに出展された株式会社鼓月(京都の御菓子メーカー)と、膜構造の設計施工を行う太陽工業株式会社が当時の貴重なコンテンツや資料を提供している。太陽工業は万博で話題になった「太陽のつぼみ」サウナの設計・施工に関わった企業である。
一般公開のアクセス・注意事項
会場アクセスと注意点は来場者にとって重要な情報である。公共交通機関での来訪が推奨され、会場には駐車場の用意がないため自動車での来場は避けるよう案内されている。
- 公開日時
- 2026年5月1日(金)~5月6日(水・休) 11:00~16:00(予定)
- 会場
- タカラベルモント株式会社 大阪本社1階(住所:〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-1)
- アクセス
-
- 大阪メトロ堺筋線 長堀橋駅 7番出口より徒歩3分
- 大阪メトロ御堂筋線 心斎橋駅 6番出口より徒歩7分
- 大阪メトロ千日前線・近鉄 日本橋駅 6番出口より徒歩7分
- 駐車場
- 会場には駐車場の用意はない。公共交通機関の利用が推奨されている。
報道関係者向けお披露目会と関係者の発言
移設完成に伴う報道関係者向けのお披露目会は、万博開幕1年記念日にあたる2026年4月13日(月)に実施された。会では、出展ブースの設計・デザインを担当した立命館大学准教授/ZERO GRAVITY DESIGN代表の山出美弥氏やユニフォームデザインを手掛けたコシノジュンコ氏を迎え、万博の意義や残されたレガシーについて語るトークショーが行われた。
報道関係者向けのお披露目は、当社側による移設の経緯と理念、今後の公開内容を説明する場として位置づけられ、来場者が実際に展示を体験しながら万博の思想を確認できる構成になっている。
お披露目会の主な登壇者とテーマ
- 山出美弥(立命館大学准教授/ZERO GRAVITY DESIGN代表) – 展示設計・デザインに関する解説
- コシノジュンコ(デザイナー) – ユニフォームデザインに関する解説
- 中山健太郎(サステナビリティ推進室) – 移設プロジェクトをリードした立場からのコメント
トークショーでは、万博が未来に残したもの、日常空間へレガシーをつなぐ意義、実務としての移設における工夫や課題などが取り上げられた。
展示の意義、サステナビリティアクションと企業情報の整理
この取り組みは、タカラベルモントが掲げるサステナビリティ戦略の一環であり、第一弾としてユニフォームを全国の教育機関へ寄贈する活動(64校募集、50校が決定)を実施したうえでの第二弾に当たる。移設完了により、万博で提示した思想や体験価値を日常の場で持続的に伝えていく仕組みが整った。
以下に、今回の記事で触れた主要事項を表形式で整理する。公開日時や会場、協力団体、参加者数など、来場や報道の際に必要な情報をまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示名称 | 量子飛躍する美の世界(Quantum Leap for Beauty World) |
| 公開期間(一般) | 2026年5月1日(金)~5月6日(水・休) 11:00~16:00(予定) |
| 報道向けお披露目日 | 2026年4月13日(月) |
| 会場 | タカラベルモント株式会社 大阪本社1階(〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-1) |
| 移設作業 | 出展ブース設計図を基に従業員が実施、約45日間・延べ14名が参加 |
| 協力・出展コンテンツ | ヨルダン館、チリ館、株式会社鼓月、太陽工業株式会社(「太陽のつぼみ」関連資料) |
| 配布資料 | デジタルコンテンツ等 約12万部配布(万博開催時の配布実績) |
| サステナビリティ理念 | THINK CIRCULAR for SPACE AGE(宇宙時代の循環思考) |
| 第一弾の取り組み | ユニフォームの全国教育機関への寄贈(64校募集、50校決定) |
| 会社概要(抜粋) | 商号:タカラベルモント株式会社 代表者:代表取締役会長 兼 社長 吉川 秀隆 創業:1921年10月5日 資本金:3億円 従業員数:1,629名(2025.03.31現在) 事業内容:理美容・化粧品事業・デンタル・メディカル事業 公式サイト:https://www.takarabelmont.com/ 公式SNS:インスタグラム @takarabelmont_japan |
本記事では、タカラベルモントが万博で示した思想をいかにして日常の場へつなげるかという観点と、具体的な移設作業や公開日程、協力団体・参加者などの情報を整理して伝えた。公開期間中は入場無料で、幅広い層が万博のレガシーを体験できる機会となる。