11/13開幕|グランスノー奥伊吹 150日営業決定
ベストカレンダー編集部
2026年4月15日 07:41
2026-27シーズン開幕
開催期間:11月13日〜4月11日
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グランスノー奥伊吹が示した復活と成長の軌跡
滋賀県米原市に位置する関西最大級のスキー場「グランスノー奥伊吹」は、1970年の開業以来、積極的な設備投資と運営改善を重ね、近年では来場者数と売上高の大幅な回復と成長を達成しています。特に2025–26シーズンは開業56年目にしてスキー場単独の売上高で史上初の20億2000万円を記録し、入場者数は238,676人となりました。
同スキー場は過去の雪不足やコロナ禍の影響からもV字回復を果たしており、雪不足の年を除きほぼ右肩上がりで売上を伸ばしてきたことがデータから読み取れます。スキー・スノーボード人口が1998年の1,800万人から2024年は420万人へと大幅に減少している市場環境において、逆行して来場者・売上を伸ばした点は業界内でも注目されています。
直近の売上と入場者数の推移
プレスリリースに基づく主要シーズンの売上高と入場者数。ここではスキー場売上高(奥伊吹グループの他事業は除く)と入場者数を示します。
数値はシーズン別の順位形式で整理しています。
| 順位/シーズン | 売上高 | 入場者数 | 営業日数 |
|---|---|---|---|
| 1位 2025–26 | 20億2000万円 | 238,676人 | 150日 |
| 2位 2024–25 | 19億2300万円 | 256,112人 | 143日 |
| 3位 2023–24 | 19億5300万円 | 250,907人 | 115日 |
| 4位 2022–23 | 18億1000万円 | 260,293人 | 108日 |
| 5位 2021–22 | 15億9500万円 | 245,463人 | 117日 |
| 参考 1997–98 | 3億3300万円 | 54,400人 | — |
過去15年間の入場者数の推移
2011–12シーズン以降のシーズン別入場者数は以下の通りで、2011–12の127,784人から2025–26の238,676人まで増加しています。特に2019–20に落ち込んだ後の回復が顕著です。
以下は、プレスリリース掲載の各シーズン入場者数の一覧です。
- 2011–12:127,784人
- 2012–13:146,328人
- 2013–14:151,086人
- 2014–15:165,104人
- 2015–16:84,597人
- 2016–17:139,338人
- 2017–18:189,480人
- 2018–19:166,870人
- 2019–20:58,190人
- 2020–21:221,675人
- 2021–22:245,463人
- 2022–23:260,293人
- 2023–24:250,907人
- 2024–25:256,112人
- 2025–26:238,676人
大規模投資と設備強化—安定した雪と受け入れ体制の整備
近年、グランスノー奥伊吹は積極的な設備投資を続けており、過去15年間で累計約70億円の投資を行っています。投資は人工降雪機・造雪機導入、索道(リフト)整備、センターハウスやレストランの大規模リニューアルなど多岐にわたります。
こうした設備投資が、安定した積雪確保と快適な利用環境の両方につながっていることが、来場者増と売上増をもたらしています。
人工降雪・造雪機と稼働実績
雪不足対策として導入した機器群は、雪の安定供給に寄与しています。機器の種類・基数、増設の経緯、稼働時間は以下の通りです。
日本初導入の人工造雪機と人工降雪機を併用することで、シーズン早期からの営業延長を実現しました。
- 人工造雪機(イタリア TechnoAlpin)
- 2025年に日本初導入で8基。シーズン中は72日間で累計1,728時間稼働。
- 人工降雪機(アメリカ SMI)
- 合計37基で、63日間で累計830時間稼働。人工造雪機と合わせて合計45基での雪造りを実施。
- 導入の増加推移(抜粋)
- 2007年に初導入。その後、2022年に3基追加、2023年に9基追加、2024年に5基追加(うち造雪機1基試験導入)、2025年に2基追加+造雪機8基新導入。ここ5年で基数は約2.5倍に。
センターハウス・レンタル施設・飲食の強化
受け入れ能力と利便性を高めるため、総額9億8000万円を投じたレンタルハウスの大規模リニューアルを実施しました。結果として日本最大級の5000セットのスキー・スノーボード用品を常備し、在庫切れを回避しています。
レンタルハウスにはコインロッカー2,500台、快適な更衣室・トイレ、移動を快適にするエスカレーター2基を新設し、WEB予約発券機を9機導入してスムーズな受付を実現しています。
- レンタル用品:合計5,000セット(板・ブーツ・ウェア含む、ブランドウェア導入)
- 設備:コインロッカー2,500台、エスカレーター(レンタル棟2基、センターハウスはフジテック製の最新式6基を新設)
- 受付利便:WEB予約発券機9機導入、アジア初導入の自動改札システム(SKI DATA製)
飲食面では、40年ぶりの大リニューアルを行った「フードパークピステ」とファミリー向けの「フードコート」で世界と日本のグルメ合わせて約80種類のメニューを提供しています。新メニューや次世代セルフオーダー機10機の導入により提供効率と顧客満足を高めています。
地域支援・社会貢献と来シーズンの営業計画
グランスノー奥伊吹は地域との共生を掲げ、災害時の支援活動も実施しています。2025–26シーズン終盤には米原市伊吹地区の土砂災害に対してチャリティー営業を行い、スキー場売上の10%を寄付する取り組みを実施しました。
寄付金は米原市役所を通じて「伊吹山植生復元プロジェクト」に寄付予定であり、募金活動期間や寄付実施日などは明確に定められています。
チャリティー活動の概要
チャリティー営業は2026年4月1日〜12日に実施され、該当期間のスキー場売上の10%を寄付する形式で行われました。募金活動は3月18日〜4月12日の約1か月間実施され、4月7日にはオリンピック等で活躍した伊藤みき選手と伊藤さつき選手が募金活動に参加しています。
寄付の実行日は2026年4月16日に米原市役所での提出を予定しています。企業理念として「2070年地域の子どもたちにスキーを」を掲げ、今後も地域復興や環境保全の活動を継続する方針です。
2026–27シーズンの営業計画と還元キャンペーン
グランスノー奥伊吹は来シーズン(2026–27)において、史上最速のオープン日程を決定しました。営業期間は2026年11月13日(金)〜2027年4月11日(日)の150日間(5か月)です。人工造雪・降雪機の稼働で安定した積雪量確保を図り、引き続き高品質のゲレンデコンディションを目指します。
また、来季向けに総額5,000万円還元キャンペーンとして「レストラン食事無料&食べ放題」などの企画を実施予定であることが明記されています。公式情報や予約は公式サイト(https://www.okuibuki.co.jp/)で案内されます。
要点の整理:今回の記事で示した主要情報
以下の表は、本稿で触れた主要数値・設備・取り組みを分かりやすく整理したものです。施設の連絡先や関連リンクもあわせて掲載します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 奥伊吹観光株式会社(奥伊吹グループ) |
| 施設名 | グランスノー奥伊吹(滋賀県米原市甲津原奥伊吹) |
| 電話 | 0749-59-0123(スキー場) / 0749-59-0322(運営会社) |
| 公式サイト | https://www.okuibuki.co.jp/ |
| 2025–26売上高 | 20億2000万円(スキー場売上高のみ) |
| 2025–26入場者数 | 238,676人 |
| 2026–27営業期間 | 2026年11月13日〜2027年4月11日(150日) |
| 人工造雪・降雪機 | 合計45基(TechnoAlpin製造造雪機8基、SMI製降雪機37基) |
| レンタル設備 | 総額9億8000万円のリニューアル、レンタル5,000セット、コインロッカー2,500台、WEB予約発券機9機、エスカレーター2基(レンタル棟) |
| センターハウス等の投資 | 総額の一部として過去に約21億8000万円等の個別投資実績、15年間で累計70億円規模の投資 |
| 飲食・メニュー | フードパークピステ/フードコート合わせて約80種類のメニュー、次世代セルフオーダー機10機 |
| チャリティー活動 | 2026年4月1日〜12日 売上の10%を寄付、募金活動は3月18日〜4月12日、寄付実行は4月16日(米原市役所) |
| 注目点 | 過去15年で入場者が約11万人増加、スキー場人気ランキング全国1位の実績(プレス資料記載) |
以上が、本稿で整理したグランスノー奥伊吹の主要情報です。各種設備投資、人工雪対策、受入れ体制の強化、地域支援などの施策がまとまって成果を上げていることが、数値と取り組みの両面から読み取れます。詳細や最新情報は公式サイト(https://www.okuibuki.co.jp/)および関連プレスリリースを参照してください。