結婚相談所の認知度調査:オーネットとゼクシィが5割超
ベストカレンダー編集部
2026年4月15日 17:04
ゼクシィ縁結び終了
開催期間:1月31日〜6月30日
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二強の認知が示す“現在地”──主要ブランドの知名度とその含意
2026年1~3月期の調査で、結婚相談所市場の認知度においては『オーネット』が53.8%、『ゼクシィ縁結びエージェント』が51.9%と、両者が5割を超えて頭一つ抜けた結果となりました。3位の『エン婚活エージェント』は36.5%で続き、上位2ブランドが年間を通じておおむね50%前後で推移している点が確認できます。
ここで重要なのは、認知度の高さが単に「知っている」段階にとどまらず、検討対象として挙がることにもつながりやすい点です。調査では、名前が幅広く知られているブランドが利用候補に挙がりやすい傾向が示されており、市場でのプレゼンスが利用意向へとつながる構図がうかがえます。
- 認知度 上位(直近)
- オーネット:53.8%
- ゼクシィ縁結びエージェント:51.9%
- エン婚活エージェント:36.5%
なお、本調査は2026年1~3月期の状況を対象としており、同期間にサービス提供中であったブランドを調査対象に含めています。『ゼクシィ縁結びエージェント』については2026年6月末でのサービス提供終了(マッチング機能は2026年1月末で終了)が発表されているものの、直近データとしては依然高い認知度を維持している点に留意が必要です。
利用意向と現在利用率──検討段階と実際の利用のズレ
認知度が高いブランドは利用候補に挙がりやすいことが本調査でも示されましたが、実際に「これから利用したい」と考える利用意向と、過去半年以内の実際の利用率には差が見られます。直近の利用意向ではオーネットが18.5%でトップ、次いでゼクシィ縁結びエージェントが17.7%、IBJメンバーズが15.7%となっています。
一方で現在利用率(過去半年以内の利用)に目を向けると、フィオーレが6.4%で最も高く、パートナーエージェントが5.7%、ゼクシィ縁結びエージェントが5.6%と続きます。利用意向で上位に入っているブランドがそのまま利用率のトップとはならず、実利用では各ブランドが拮抗している様子が読み取れます。
| 指標 | 上位ブランド(数値) |
|---|---|
| 利用意向 | オーネット:18.5%、ゼクシィ縁結びエージェント:17.7%、IBJメンバーズ:15.7% |
| 現在利用率(過去半年以内) | フィオーレ:6.4%、パートナーエージェント:5.7%、ゼクシィ縁結びエージェント:5.6% |
上位の利用率が概ね5~10%のレンジで推移している点は、市場におけるユーザーの分散とブランド間の競争が激しいことを示しています。四半期ごとに順位が入れ替わることもあり、突出した独占的地位にあるブランドは見られません。
好感度の傾向とブランドイメージの関係
ブランドに対する好感度は「1(とても嫌い)~5(とても好き)」の5段階評価で集計され、直近ではノッツェとフィオーレがともに3.47でトップとなりました。基準値である「3:普通」を上回る値を示すブランドが多い点から、認知段階のユーザーにおける印象は概ね良好であるといえます。
好感度と実際の利用には関連性があり、好感度の高いブランドは利用候補として挙がりやすい傾向があります。実際にフィオーレは好感度が高く、現在利用率でもトップに位置しており、ブランドイメージが利用者の安心感や選択につながっている可能性が考えられます。
- 好感度(直近・認知者対象)
- ノッツェ:3.47
- フィオーレ:3.47
この好感度は認知している層を対象に行った評価であるため、知名度の差を踏まえた上での印象評価が反映されています。ブランド戦略としては認知拡大だけでなく、認知した人に対するイメージ向上施策も重要であることが示唆されます。
調査の実施概要と企業情報、データ利用上の注意点
本調査は株式会社リスミィによる自社調査で、調査方法はインターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)です。対象は日本全国の20~49歳の未婚者で、調査期間は2026年1月1日~3月31日、各ブランドごとの有効回答数は222~305名となっています。
回答者には調査の都合上、ブランド名がランダムに1つ提示され、そのブランドについての認知・利用経験・利用時期・利用意向・好感度が問われる設計です。好感度の設問は該当ブランドを認知している回答者を対象に実施しており、分岐による有効回答数は各グラフ内に表記されています。
| 調査機関 | 自社調査(株式会社リスミィ) |
|---|---|
| 調査方法 | インターネット調査(Knowns 消費者リサーチ) |
| 対象 | 20~49歳の未婚者(日本全国) |
| 調査期間 | 2026年1月1日~3月31日 |
| 有効回答数(ブランドごと) | サンマリエ:305名、パートナーエージェント:292名、オーネット:286名、IBJメンバーズ:262名、ノッツェ:249名、ツヴァイ:241名、ゼクシィ縁結びエージェント:237名、エン婚活エージェント:230名、フィオーレ:228名、ムスベル:222名 |
集計は人口構成比に合わせてウェイトバック集計を行い、四捨五入した数値を使用しています。推移分析のために、過去(2025年4~12月)の同等規模で実施した調査データも参照しています。
また、注意点として、『ゼクシィ縁結びエージェント』は2025年11月に新規会員登録を終了、2026年1月末にお見合いのマッチング機能を終了しており、サービス提供自体は2026年6月末で終了予定となっています。本調査は対象期間にサービス提供中であったブランドを含めているため、該当ブランドの数値は直近の利用実態・認知の反映になります。
株式会社リスミィの事業概要
本リリースを行った株式会社リスミィは本社を大阪府大阪市に置き、代表は西村士世氏です。設立は2019年9月で、スマートフォン向けアプリケーション事業を主な事業領域としています。
提供する主なサービスには、恋愛占い・恋愛相談のチャット占いアプリ「リスミィ」、カウンセラー用アプリ「Lismi Job」、恋愛相談アプリ「Stepy」などがあり、企業サイトや各アプリのダウンロードページが公表されています。会社情報や製品情報は以下の公式リンクで確認できます(出典明記のうえ引用をお願いしています)。
- 株式会社リスミィ 企業サイト:https://corp.lismi.jp/
- 調査出典ページ:https://lismi.jp/articles/marriage-agency-survey-2026q1/
- サービスサイト:https://lismi.jp/
結論と主要数値の整理
本調査は、結婚相談所市場が複数の有力プレイヤーによって拮抗した状態にあること、認知度の高いブランドが利用候補として挙がりやすいこと、そして実際の利用率はブランド間で差が小さく変動しやすいことを示しています。さらに、サービス終了が予定されているブランドの存在が市場の勢力図に影響を与える可能性がある点にも注目が必要です。
以下の表は、本記事で提示した主要な数値を整理したものです。数値は調査対象期間(2026年1~3月期)の直近値を示します。
| 項目 | ブランド/指標 | 数値 |
|---|---|---|
| 認知度(直近) | オーネット | 53.8% |
| ゼクシィ縁結びエージェント | 51.9% | |
| エン婚活エージェント | 36.5% | |
| 利用意向(直近) | オーネット | 18.5% |
| ゼクシィ縁結びエージェント | 17.7% | |
| IBJメンバーズ | 15.7% | |
| 現在利用率(過去半年) | フィオーレ | 6.4% |
| パートナーエージェント | 5.7% | |
| ゼクシィ縁結びエージェント | 5.6% | |
| 好感度(直近・認知者対象) | ノッツェ/フィオーレ | 3.47 |
| 調査期間 | 調査実施日 | 2026年1月1日~3月31日 |
| 対象者 | 年齢層 | 20~49歳の未婚者(日本全国) |
| 有効回答数 | ブランドごと | サンマリエ:305、パートナーエージェント:292、オーネット:286、IBJメンバーズ:262、ノッツェ:249、ツヴァイ:241、ゼクシィ縁結びエージェント:237、エン婚活エージェント:230、フィオーレ:228、ムスベル:222 |
| 重要事項 | ゼクシィ縁結びエージェントの提供状況 | 2025年11月:新規登録終了、2026年1月末:マッチング機能終了、2026年6月末:サービス提供終了予定 |
本調査のデータやグラフ、その他の引用を行う際は、出典元として下記のURLの表記が求められています。出典表記を付すことで、調査の文脈を正確に伝えることができます。