BODI始動:ロボットと物語が共演する新ライブ
ベストカレンダー編集部
2026年4月17日 20:56
BODI初実装公演
開催期間:4月11日〜4月12日
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ロボティクスとキャラクター表現が交差する新たな取り組み
株式会社Composition(代表取締役社長:緒方達郎、所在地:東京都渋谷区—後述にて詳細表記)は、2026年4月17日付で新規ロボティクスエンターテインメントブランドBODI by Composition Inc.を始動したことを発表しました。プレスリリースの発表日時は2026年4月17日 11時00分です。
BODIは、これまでCompositionが蓄積してきたバーチャルプロダクションに関する表現設計の知見と、Physical AIによるロボットの自律制御・遠隔操作技術を統合することで、ショーパフォーマンスやナラティブライブの表現領域を拡張することを目的としています。ブランドは舞台演出だけでなく、テーマパーク、イマーシブシアター、展示空間など多様な環境での物語体験化を想定しています。
BODIの狙いと定義
BODI by Composition Inc.は、キャラクター表現とテクノロジーを横断的に結びつけることを目指します。具体的には、キャラクターやタレントが持つ物語性、感情の流れをテクノロジーで支え、観客に「出演者がその場に存在している」と感じさせる体験を提供する点に重きが置かれています。
ブランドの定義は、単なるロボットの見せ物化ではなく、世界観やナラティブを担う共演者としてロボットを位置づけるところにあります。BODIは既存の映像・演出手法と連動し、物語体験そのものが空間で立ち上がることを目標としています。
幕張イベントホールでの初実装 — 公演概要と演出の位置づけ
BODIの初の実装は、株式会社バンダイナムコエンターテインメント主催のxRライブ「283 Production XXXX Performance XXX= S/N-GUL4R1TY」で行われました。公演は2026年4月11日(土)、12日(日)に幕張イベントホールで計3公演として上演されました。
本公演におけるCompositionの役割は、演出・CG制作を担うMOOV by Composition Inc.およびロボティクス演出を担うBODIとして位置づけられており、ライブ制作には株式会社バンダイナムコミュージックライブライブが参加しています。主催は株式会社バンダイナムコエンターテインメントです。
公演コンセプトと物語性
この公演では「無機物の機械に命は宿るのか」というモチーフを設定し、感情を持ったアイドルと、感情を学習していくロボティクスキャラクターが交差する演出を実装しました。出演したユニットは「ストレイライト」であり、公式では「実在と非実在を行き来するカリスマ的アイドルユニット」と描かれています。
ロボットは単なる舞台装置ではなく、ストーリー展開の中で重要な役割を担い、一人のパフォーマーとして出演しました。商業公演でのロボット出演としては、世界的に見ても稀で先進的な事例であり、本取り組みがBODIの最初の実装事例となっています。
実装された技術要素と現場での工夫
実際の導入では、HardwareとSoftwareの両面にわたる技術的な工夫が行われました。以下はプレスリリースで公開された具体的な要素です。
これらの要素は、ライブの演出・音楽・声との同期、会場環境に起因する外乱の取り扱い、無線通信環境など実際の商業公演現場に耐えうるシステム設計が求められた点で特徴的です。
- Unitree製ヒューマノイドロボットの二次開発モデルを使用
- モーションキャプチャ技術により、人間のアクトをロボットの可動域へリターゲット
- 強化学習を用いてシミュレーションから現実環境への適用を実施
- ロボット内蔵コンピュータによる自律制御
- ライブパフォーマンスにおける音楽、声、演出との同期
- 外乱(振動やノイズ)への適応能力の実装
- ライブ会場での電波状況に配慮した無線通信の運用
- 衣装、パーツ、無線制御LEDマスクによる視覚的装飾
技術の組み合わせと運用面
モーションキャプチャからロボットの可動域へリターゲットする工程では、人間の演技を如何に自然にヒューマノイドに移すかが課題となります。Compositionはこれまでのバーチャルプロダクション技術の知見を活かし、映像演出側との同期や演技の解釈を含めた設計を行いました。
また、強化学習によるシミュレーションから現実環境への適用は、現場での振動や音響ノイズ、複数のRF機器が混在する会場環境に耐える制御精度を確保するために実施され、内蔵コンピュータによる自律動作と遠隔操作のハイブリッド運用が採られています。
Compositionのナラティブ設計と企業情報
Compositionは2013年にCGクリエイターにより設立され、3DCG・映像制作を起点として活動を続けてきました。設立から13年を経て、バーチャルプロダクション技術・キャラクターコンテンツ・ライブ演出制作へと軸足を移し、クリエイティブブランド「MOOV by Composition Inc.」を設立しています。
同社はこれまで日本のみならずアメリカ、ヨーロッパ、中国など海外を含む累計150万人以上の観客にライブやインタラクティブ体験を提供してきた実績を持ち、従来の技術の新規性に加えて物語性をどのように体験に落とし込むかという視点を重要視してきました。
過去の主な実績とIP連携
Compositionは「283 Production LIVE Performance [liminal;marginal;eternal]」、「283 Production LIVE Performance Uka,」、「283 Production MUSICAL Performance 騎士団のヴェール」など複数のxRライブ制作実績を持ち、本公演もこれらの延長線上で構築された表現設計の成果として位置づけられます。IPの物語性と最先端技術を掛け合わせるアプローチが継続的に実施されています。
なお、「ストレイライト」に関する公式の描写は原典の記述を参照している旨が明記されています(出典:公式サイト)。
会社概要と問い合わせ
下記はプレスリリースに記載された株式会社Compositionの基本情報です。問い合わせ先や各種ウェブサイト情報も明記されています。
- 会社名
- 株式会社Composition
- 代表取締役社長
- 緒方 達郎
- 設立
- 2013年1月28日
- 所在地
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿1−24−12 THE GATE 新宿御苑 4F
- 問い合わせ先
- info@comp-inc.com
- Composition Website
- https://comp-inc.com/
- BODI Website
- https://bodi.comp-inc.com/
- MOOV X
- https://x.com/MOOV_Virtual
- BODI X
- https://x.com/BODI_Physical
公演に関する具体的なクレジットは以下の通りです。演出・CG制作はMOOV by Composition Inc.、ロボティクス演出はBODI by Composition Inc.が担当しています。
まとめ(要点の整理)
以下の表に、本プレスリリースで示された主要事項を整理しました。技術的要素、実装事例、開催情報、企業情報を網羅していますので、公演の概要やBODIの位置づけを俯瞰できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド名 | BODI by Composition Inc. |
| プレス発表日 | 2026年4月17日 11時00分 |
| 初実装公演 | 283 Production XXXX Performance XXX= S/N-GUL4R1TY |
| 公演日 | 2026年4月11日、12日(計3公演) |
| 会場 | 幕張イベントホール |
| 主催 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント |
| ライブ制作 | 株式会社バンダイナムコミュージックライブライブ |
| 演出・CG制作 | MOOV by Composition Inc. |
| ロボティクス演出 | BODI by Composition Inc. |
| 使用機体 | Unitree製ヒューマノイドロボット(二次開発モデル) |
| 主な技術要素 | モーションキャプチャのリターゲティング、強化学習、内蔵コンピュータによる自律制御、音声・音楽・演出との同期、外乱適応、会場下での無線通信対策、衣装・LEDマスク等の視覚装飾 |
| 物語的モチーフ | 「無機物の機械に命は宿るのか」 — 感情をもつアイドルと感情を学習するロボティクスキャラクターの交差 |
| 会社名・代表 | 株式会社Composition・代表取締役社長:緒方達郎 |
| 設立 | 2013年1月28日 |
| 所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1−24−12 THE GATE 新宿御苑 4F |
| 問い合わせ | info@comp-inc.com |
| 関連ウェブ | https://comp-inc.com/ 、 https://bodi.comp-inc.com/ 、 https://x.com/MOOV_Virtual 、 https://x.com/BODI_Physical |
本稿ではプレスリリースに記載された全情報を網羅的に整理しました。導入した技術要素、舞台での役割付け、公演の位置づけ、Compositionの企業背景といった点をまとめ、BODIがライブエンターテインメントにおける新しいナラティブ表現の一端を担うことが示されています。