5/13〜15開催|猛暑テック大阪で最新暑さ対策を体感
ベストカレンダー編集部
2026年4月21日 13:58
猛暑テック大阪展
開催期間:5月13日〜5月15日
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猛暑対策を取り巻く法改正と長期化する気候リスク
RX Japan合同会社が2026年5月13日から15日にインテックス大阪で初開催する「第1回 猛暑テック[大阪]猛暑対策テクノロジー展」は、近年の気候変動と合わせて制度面での変化を受けた動きの集約点として位置づけられる展示会です。プレスリリースは2026年4月21日 10時10分付で発表され、主催者は本社を東京都中央区に置くRX Japan合同会社、代表執行役員社長は田中岳志氏となっています。
展示会設立の背景には、2025年6月に施行された労働安全衛生規則の改正があり、事業者に対して熱中症対策の実施が罰則付きで義務化されたことが明確に記載されています。これにより、企業・学校・自治体・建設現場など事業運営に関わる組織にとって「暑さ対策をしないこと自体」がリスクとなり、屋外・現場労働や都市部での具体的対策の必要性が急速に高まっています。
また、地球温暖化の影響で猛暑日・酷暑日の増加が続き、季節の境目が曖昧になりつつあります。プレスリリースでは「夏日の到来は年々早まり、夏季の長期化が顕著」と指摘され、従来の“真夏だけの対策”では不十分である点が強調されています。これらの気候的・制度的要因が重なり、猛暑対策技術を集中させる場の必要性が高まっています。
会場で“本当に涼しい”を確認できる体験設計と連携活動
本展の大きな特徴は、単なる技術・製品の展示にとどまらず、実際の暑さ下での効能が体感できる構成になっている点です。会場内には意図的に冷房をオフにした「涼しさ体感ゾーン」を設け、一般的な展示会ではわかりにくい冷感や効き目を五感で確認できるようにしています。
「涼しさ体感ゾーン」では、着用すると即座に変化を感じられる衣類型冷却から、同一空間内での“ここだけ涼しい”という差を体験できる展示まで、多様な冷却手法を比較できます。さらに性能実証の場として「高温環境 実証テントコーナー」も新設され、より厳しい温度条件下での検証が可能です。
展示は技術側の提示にとどまらず、啓発活動とも連携します。熱中症予防の啓発を行う「熱中症声かけプロジェクト」と連携し、技術展示と並行して「どのような場面で、どのような声かけや行動が命を守るのか」という視点から社会的な議論を促す機会が設けられます。製品の導入だけでなく現場での運用や行動変容も含めた総合的な対策を提示することが狙いです。
出展予定製品と技術の詳細──現場で即導入可能なソリューション群
本展には建設現場・工場・物流倉庫・都市空間・スポーツ・日常生活など多様なシーンでの導入を想定した製品・技術が出展されます。出展企業と展示内容の一部は次のとおりです。各社とも実運用を念頭に置いた技術が中心で、2026年の夏から導入可能な製品が多数含まれます。
- (株)剛建築:背負うエアコン。日本初上陸の冷たい冷媒を循環させて着るベスト。外気温に左右されにくく安定した冷却性能で、首元まで冷却するため屋外や現場で室内エアコンに近い冷感を実現する構造。
- アンデックス(株):特許出願中のエアカーテン技術。空気の壁を作り、空調した冷気や暖気の流出を防ぐことでゾーン内の温度を一定に保つ。壁がないため出入りがスムーズな点が特徴。
- (株)MEDIROM MOTHER Labs:体温差で発電する技術を採用したスマートトラッカー。24時間365日充電不要を目指し、体温と外気温の差で発電する温度差発電技術を搭載。遠隔体調管理システムとして現場の継続監視を支援(※自社調べ)。
- 小松マテーレ(株):赤外線吸収を抑え表面温度上昇を抑制する合成皮革。炎天下での表面温度は実測で-18℃の効果を示した事例があり(保障値ではない)、カーシートやサドルの熱によるやけど・熱中症リスク低減が期待される。
- 日本シグマックス(株):医療・スポーツ領域の技術を応用した水循環型冷却服。特許取得済のアイシング技術により、気温35℃以上の環境でも冷感が得られる冷却性能を提供。
- Biodata Bank(株):深部体温を基に熱中症リスクを検知するウェアラブルデバイス。音・光・振動で警告を行い、独自アルゴリズムと特許取得済みセンシング技術で高精度な兆候検出を実現。
- (株)RYODEN:遠距離へ風を送る大風量空調機。20m先まで風を届けられるため、体育館や広い作業場などで有効。体感温度を下げる風速1m/sを広範囲に供給可能。
- (株)山善:デザイン性と機能性を両立したファン付きウェア「カゼフィット」。2026年モデルはファン風量12Vで従来比140%の風量を実現し、長時間の着用でも快適性が高い。
- (株)グリーンクロス:LTE通信内蔵の完全自立型ウェアラブルデバイス。多項目バイタル測定・見守り・熱中症予兆判定を一台で提供し、深部体温に基づく予兆アラートが重大事故の未然防止に寄与することを想定。
これらの製品は、個別に導入するだけでなく組み合わせて運用することで現場のリスク低減に寄与する点が示されています。展示会では実証環境での比較や、実際の稼働を想定した運用シナリオの提示が期待されます。
体感・実証に関する補足
「涼しさ体感ゾーン」や「高温環境 実証テントコーナー」は、冷房の効いた条件下では再現しにくい性能差を明確にすることが狙いです。現場に近い実環境を模した条件で製品の有効性を確認できます。
また、熱中症予防の行動や声かけの実践例を提示する啓発プログラムを通じて、技術導入だけでは見落とされがちな現場の運用面にも焦点が当たります。技術と行動両面の連携が設計されています。
展示会の開催概要と関連情報
展示会の基本情報は次の通りです。会期は3日間で、開場時間は各日とも10:00から17:00です。同時開催展として高機能素材や光・レーザー技術、リサイクルに関する展示も行われるため、技術横断的な出会いの場となります。
- 展示会名
- 第1回 猛暑テック[大阪]猛暑対策テクノロジー展
- 会期
- 2026年5月13日(水) – 15日(金) 10:00 – 17:00
- 会場
- インテックス大阪
- 主催
- RX Japan合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:田中岳志)
- 同時開催展
-
- 第14回 高機能素材 Week[大阪]
- 第6回 Photonix[大阪]-光・レーザー技術展-
- 第2回 リサイクルテック ジャパン[大阪]
公式情報や来場案内は主催者のサイトで提供されています。詳細や出展製品の最新情報、報道向けの取材申込については主催者の案内を参照してください(公式HPリンクあり)。
本プレスリリースはRX Japan合同会社により発表され、展示会は猛暑・熱中症対策を実務的に検討する場として設計されています。制度改正と気候変動の両面を踏まえ、現場対応力の向上につながる技術群が集結する構成です。
本記事の要点整理(表形式)
以下に本記事で紹介した主要事項を表で整理します。開催情報、主な出展製品・技術、展示の特徴、制度的背景を一目で確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催者 | RX Japan合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:田中岳志) |
| 発表日時 | 2026年4月21日 10時10分 |
| 会期 | 2026年5月13日(水) – 15日(金) 10:00 – 17:00 |
| 会場 | インテックス大阪 |
| 開催意図 | 法改正(2025年6月 労働安全衛生規則改正)による事業者の義務化、気候変動による猛暑の長期化に対応する製品・技術の実証・導入促進 |
| 展示の特徴 | 冷房オフの「涼しさ体感ゾーン」、高温環境での実証テント、啓発連携(熱中症声かけプロジェクト) |
| 主な出展製品(抜粋) | 背負うエアコン((株)剛建築)、エアカーテン(アンデックス(株))、体温差発電トラッカー((株)MEDIROM MOTHER Labs)、熱を吸収しにくい合皮(小松マテーレ(株))、水循環冷却服(日本シグマックス(株))、深部体温検知ウェアラブル(Biodata Bank(株))、大風量空調((株)RYODEN)、ファン付きウェア((株)山善)、LTE内蔵ウェアラブル((株)グリーンクロス) |
| 同時開催展 | 第14回 高機能素材 Week[大阪]、第6回 Photonix[大阪]、第2回 リサイクルテック ジャパン[大阪] |
| 公式情報 | 公式HP(関連リンク) |
本表は本記事で扱った展示会の核となる情報を整理したものです。法改正の施行や気候動向に対応するための技術的な選択肢と、実環境での有効性を確認する機会が同時に提供される点が本展示会の特徴となっています。